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フランス製クリストフル(Christofle)のスターリングシルバーをあなたは知ってますか?

 2016/05/24 クリストフル
この記事は約 9 分で読めます。 13,891 Views

こんにちは(*^^*)

アンティークテーブルウェア店長の妹尾です✨

 

 

 

本日はこのようなご質問を頂きましたので

あなたにもシェアさせて頂きたいと思います😊

::::::::::::::::::::::::::::::::

クリストフルのことを調べていたら、

こちらのページに詳しくご紹介されていたので

スターリングシルバーのことも御存知かと思いまして

質問させて頂きました。

 

現在クリストフルのシルバープレートのカトラリーを

揃えているのですが、年季も入って古くなってきたので

全てのカトラリーをスターリンシルバーに一新しようと思っています。

 

しかし、

まだスターリンシルバーのカトラリーを一度も手にした事がないのと、

プレートはそこまで手入れが必要ではありませんでしたが、

スターリングになるとお手入れの頻度が上がるのかなぁとも心配しています。

 

これから購入する前に、気をつけるべき事とメリット、デメリットを

ご教授頂けますでしょうか?

:::::::::::::::::::::::::::::::::

 

 

ご質問頂きありがとうございます😊

 

確かにスターリングシルバーとなると

シルバープレートとはだいぶ変わりますよね💦

 

と言う訳で今日はスターリングシルバーのメリット、デメリットについて

お話していきたいと思います👍

 

クリストフルのスターリングシルバーはこちらから

クリストフルのシルバーは925/1000の含有量なので、私個人的には950/1000時代のピュイフォルカのカトラリーをオススメしています。

ピュイフォルカのカトラリーはこちらから

 

◯スターリングシルバーを持つ事でどうなるの?

純銀カトラリーはもともとフランス王朝から始まり、

次第にその美しさから一般市民にまで広がっていきました。

 

元々の役割は毒味のために使用するものであり、

毒が入っていればスプーンが変色するといった見分け方だったんですね。

 

それが段々と毒味の役割だけでなく、

普段使いのカトラリーに変わって行ったと言われています。

 

このような形で浸透していった純銀カトラリーですが、

世界的に見ても純銀カトラリーを普段使いに使用している家庭はほとんどありません。

 

それは・・・・

単純に高価だからです❗️

 

やはりカトラリーに使うからといって銀の量が少ない訳ではありません。

 

その大きさにあった銀を使用するので、

ステンレスに比べて値段が高くなるのも仕方ありませんよね(^^;;

 

結局のところ、

純銀を持つと言う事は最大の贅沢なのです。

 

見た目からして、他のカトラリーとは違いますし、

クリストフルの中のシルバープレートカトラリーとも違います。

 

ステンレス製とは違った、

 

・高級感

・満足感

・優越感

・自尊心

 

こういった感覚を味わうことが出来るんですね😊

 

また、同じものを食べているのにカトラリーを変えるだけで

美味しく感じてしまうんです🎶

 

銀は純度が高くなっていくと、熱電導性が良くなるので、

お料理の温かみを感じることが出来るのも特徴です👍

 

 

 

フランス製のクリストフルのスターリングシルバーのカトラリーは

全てにスターリングのマークがはいっています。

 

こちらはナイフのマークでブレードの部分はステンレス製になります。

 

 

フランス製クリストフルのスターリングシルバーのマーク(刻印)

クリストフルスターリングシルバーのマーク

純銀を証明するミネルバのマーク(STERLING925)

純銀を証明するミネルバのマーク(STERLING925)

クリストフルがそのまま受け継いだカルディヤック(CARDEILHAC)のマーク

クリストフルがそのまま受け継いだカルディヤック(CARDEILHAC)のマーク

 

カトラリーの方にはマークが2種類刻印されており、

片方にはミネルバとスターリング925のマーク。

片方にはクリストフルとOC、蜂、三ツ星のマークが刻印されています。

 

普通のクリストフルのカトラリーでは見られないマークですね。

 

純銀であることを証明するミネルバ(四角のマーク)

OC、蜂、三ツ星のマークのマークはカルディヤック社から

そのまま引き継いだマークになります😊

 

カルディヤックについてはこのあとご紹介しますね。

 

 



◯純銀って銀がどれくらいの割合なんですか?

クリストフルのプレートのカトラリーは、

ステンレスの上からシルバープレートをコーティングするものでした。

 

ではスターリングシルバーはどうなっているのでしょうか?

 

スターリングシルバーは素材自体がスターリングシルバーで出来ています😊

スターリングシルバーの割合は925/1000になります。

 

なぜこのような含有量なのかと言いますと、

全てを銀で作ってしまと銀は柔らかいので

ふにゃふにゃになって実用向きではないからです。

 

なので、そこに多少の銅、ステンレスを混ぜて硬度をアップさせてるんですね👍

 

元々のクリストフル社はスターリングシルバーのカトラリーを作っていませんでした。

 

フランスには純銀カトラリーを作る会社が、たくさんあったので

その中のカルディヤックという会社を買収して、そのブランドを残したまま

ターリングシルバー市場に参入していくことになったのです😊

 

特にこちらのルネッサンスというモデルは、現在でも非常に人気で

カルディヤック時代からのデザインをそのまま受け継いでいるものになります。

 

 

 

カルディヤックのルネッサンス紋様の18Kスプーン 

カルディヤックのルネッサンス紋様の18Kフォーク

カルディヤックのルネッサンス紋様の18Kナイフ

 

 

 

ちなみにカルディヤック時代の銀の含有量は950/1000で

クリストフルのカトラリーよりも少し多いです。

 

 

カルディヤック社のマーク

カルディヤックのマーク(ミネルバのマークとミツバチのマーク) カルディヤックのマーク

 

 

 

 

 

◯一番気になるお手入れは?

ここが一番の問題ですよね(^^;;

 

お手入れが結構面倒だったら毎日の作業がきつくなりますもんね。

 

ちなみにフランス王朝時代は銀食器が黒ずんだり、錆びたりしないように

食器を磨く専用のコンシェルジュがいたんです😊

 

それくらい手入れをしないといけないって事ですよね👍

 

実際のところなのですが、正直に言いまして

やはりシルバープレートと比べると、

ちょっとだけ手入れの頻度は多くなります。

 

 

とは言えシルバープレートのカトラリー自体も

そこまで毎日毎日やらないといけないという訳ではなく、

日常で使用していれば年に1度程度で大丈夫です。

 

 

クリストフルシルバーの手入れ頻度

 

 

スターリングシルバーとなるとやはり銀の含有量も多いので

3ヶ月に1度程度はお手入れして上げた方がいいですね😊

 

 

純銀商品の手入れ方法、磨き方

 

 

◯とりあえず1本使ってみてから次を検討しよう

スターリングシルバーのシルバーのカトラリーなので

 

 

「よし、買おう!!」

 

 

みたいな感じですぐに決まるわけではないと思います。

 

 

やっぱり高級品ですので購入するまでに色々迷ったりされると思います😊

 

なのでまずは1本から試してみてはどうでしょうか?

 

1本使ってみていい感じだったら、

そのまま継ぎ足していけばいいですし、あんまりしっくり来なかったら、

他の物を選べばいいのでお試ししてみると良いと思います👍



アルビ(Albi)

クリストフルシルバーカトラリー モデル アルビ

クリストフルシルバーカトラリー モデル アルビのスプーン

 

クリストフルシルバーカトラリー モデル アルビのナイフ

アリア(Aria)

クリストフルシルバーカトラリー モデル アリア

クリストフルシルバーカトラリー モデル アリアのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル アリアのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル アリアのナイフ

クルニュー(Cluny)

クリストフルシルバーカトラリー モデル クルニュー

クリストフルシルバーカトラリー モデル クルニューのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル クルニューのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル クルニューのナイフ

ジャルダン エデン(Jardin d’Eden)

クリストフルシルバーカトラリー モデル ジャルダンエデン

クリストフルシルバーカトラリー モデル ジャルダンエデンのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル ジャルダンエデンのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル ジャルダンエデンのナイフ

マルメゾン(Malmaison)

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルメゾン

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルメゾンのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルメゾンのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルメゾンのナイフ

マルリー(Marly)

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルリー

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルリーのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルリーのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル マルリーのナイフ

パール(Perles)

クリストフルシルバーカトラリー モデル パール

クリストフルシルバーカトラリー モデル パールのスプーン

クリストフルシルバーカトラリー モデル パールのフォーク

クリストフルシルバーカトラリー モデル パールのナイフ

 

 

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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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