クリストフル(Christofle)のマークの歴史を知りたいあなたへ

本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
クリストフル通販取扱店
クリストフルショップ店長の加寿美です(*^^*)
今日はクリストフルのマークがいろいろあって
なんだかわからない。
これってクリストフルなの?
そういった疑問を頂きましたのでマークを見ながら
クリストフルの歴史をここで紹介させて
頂きますね♫
クリストフルの刻印(マーク)の歴史
Christofle
クリストフルはシャルル・クリストフル(Charles Christofle)が 1830 年創業したフラ ンスのシルバーウエアの老舗です。
古くは、フランス王ルイ・フィリップから注文を受ける ことにより王室御用達の認定を受け、
その後ナポレオン 3 世など、著名な人物から高く評 価されました。
今日では、銀製品の代名詞として世界各国の大使館、公邸、一流ホテルや レストランで愛用される人気ナンバーワンのブランドです。
クリストフルは、1844 年頃には大量生産の体制を整え、少なくとも 1930 年まではその 体制が続いていました。
そのため、19 世紀のクリストフルの銀製品は今や世界中のアンテ ィークショップや蚤の市で見ることができます。
その人気に便乗するように、フランスや他国のジュエリー会社が「クリストフル」のカト ラリーを模倣するようになりました。
例えばフランスの Ercuis、Halphen、Desclercs、 Frenais、
ドイツの WWF、August Wellner Soehne、Bohrmann、Hartmann、 Henniger、
オーストリア・ハンガリーの、Arthur Krupp Bendorf、Herrmann、
ロシア の Fraget、Noblin、などです。
ここでは、19 世紀にクリストフルのカトラリーで使用されたマークについてご紹介しま す。
1844~1859 年のマーク
これらのマークを左側から順に説明します。
1.CC 楕円マーク
楕円形の中に、4つの星、大文字の C が 2 つ(Charles Christofle の略)があり、そ の真ん中に天秤と蜂、
そして下の方にはパームのような枝が 2 本描かれています。
これ らの要素は、クリストフルの容器類のマークにも共通しています。
カトラリーでは、天秤の下に番号が振ってあります。
これは、12 本のカトラリーを製造す るのに使用した銀の量がグラムで表されているんです(*^^*)
この写真では 72 となっていますが、これは 20.6~21.9cm の長さのカトラリーに通常 使われていた銀の量であり、
小さいサイズのカトラリーでは数字はもっと小さくなります。
楕円形の大きさは約 2.1mm x 3.6mm 程度です♫
2.製造年
製造年の下二桁がダイアモンド型に刻印してあります。
ダイアモンドの大きさは約 2.1mm x 3.4mm です。
3 CRISTOFLE 銘
カルトゥーシュ型のクリストフルの銘が一番右側に刻まれています。
マークの大きさは約 3.3mm です。
1847 年のカトラリーでさらに追加のマークが付いているものもありました。(下写真)
これは、おそらく当時 42 歳のシャルル・クリストフルの横顔だと思われます。
なぜ 1847 年にこのマークが使用されたかはまだ不明の様です♫
横顔のマークとシャルル・クリストフル氏の写真
1855~1878 年のマーク
この時代、クリストフは 1855 年以降はアルフェンディという会社(クリストフが買収)に よって作られた
合金に銀メッキをかけた製品を発売していました。
このころのマークは 1862 年を境にして分けることが出来ます。
これは、フランス政府が銀メッキ製品のマークに関す る法律を変更したためです。
1862 年以前のマーク
1855~1862 年も3つのマークを使用していた。順に説明する。
1 ALFENIDE マーク
ダイアモンド型の中にアルフェンディと書かれたマークが刻印されています。
マークの 大きさは約 1.6mm x 4.3mm です。
2 CC 楕円型マーク
この時代も、同じように CC のマークが刻印されており、12 本のカトラリーでの銀使用量が示されています。
使用量は、21~22cm のスプーンやフォークで 72 グラム でした。
楕円のサイズは約 2.0mm x 3.6mm です。
3 製造年
同じく、製造年の下二桁が刻印されています。
1859 年まではダイアモンド型、1860 年以降は長方形の中に数字が書かれています。
1862 年以降のマーク 1 ALFENIDE マーク
アルフェンディは長方形型に変更になりました。
マークのサイズは 1.7~2.2mm x 2.2~ 2.6mm 程度です。
2 長方形に囲まれた CC 楕円型マーク
CC 楕円マークも長方形の中に描かれるようになりました。
また、蜂が消え、代わりにバ ラが描かれるようになりました。
1862 年から 1868 年までに製造されたものは、12 本のカトラリーでの銀使用量は 80 グラムに増量されています。
(上図左側)さらに、1868 年以降は 12 本あたり 84 グラ ムまで増量しています。(上図右側)長方形の大きさは約 2.4mm x 2.6mm です。
3 製造年
製造年の下二桁が長方形の中に描かれています。
長方形の大きさは 1.3~1.9mm x 1.5~2.2mm 程度です。
4 CHRISTOFLE 銘
そして、1865 年以降は「クリストフル」が再び刻印されるようになった。 1865~1874 年は、カルトゥーシュ型(角が折れている長方形)
1874~1877 年は、くっきりとした長方形型です。
また、この銘のサイズは時とともにだんだん大きくなっています。
1865 年に 4.5~4.6mm だったものが、1868 年くらいから 5.2~5.3mm になり、 1874 年以降は 7.1~7.5mm になりました。
1878~1899 年のマーク
1878 年以降、クリストフルは自社のシルバー様の金属、メタルブランを使用してカトラリーを作り始めます。
そのため、ベースとなる金属のマークを使用していないのです。
1. 長方形に囲まれた CC 楕円マーク
このマークは 1878 年以前に見られたものとほぼ同じです。
このころも、12 本のカ トラリーで 84 グラムの銀を使用していました。
長方形の大きさは約 2.5mm x 2.6mm です。
2 製造年
製造年の下二桁が長方形の中に描かれています。
長方形の大きさは 1.4~1.8mm x 1.8~2.0mm 程度です。
3 CHRISTOFLE 銘
長方形に囲まれたクリストフル銘が刻まれている。長方形の長さはおよそ 6.0~ 6.1mm です。
いかがでしたでしょうか?
クリストフルも歴史の長いカトラリーメーカーです。
歴史が長い分サインもたくさんの種類があって面白いですね(*^^*)
クリストフルでテーブルコーディネートをして頂ければ、高級ホテルの様な
豪華なテーブルに早変わりしますので、きっと皆さん驚かれると思いますよ♫
クリストフルを使って楽しい時間を過ごしてくださいね。
【クリストフル専門ショップ 博多アンティーク】
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こんな事ってありませんか?
『私もこれからクリストフルでテーブルコーディネートをやりた〜い』
『クリストフルの美しい装飾がされているカトラリーを使いたい』
でもなあぁ、通販で商品を購入するのってちょっと
不安だし〜う〜ん
イメージと違かったらどうしよう〜
そんな方々もたくさんいらっしゃると思います。
私はこんな不安がありながらも、でも通販って便利だし
辞められないんですよねぇ。
私も初めてのネットショップで購入する時は
『ちゃんと届くのかなぁ』
と心配になります!
貴方のそんな気持ちとっても分かります
そんな貴方にも
安心して楽しくお買いものをしていただきたい
その想いから、当店では
安心の交換・返品保証サービスを
させていただきます
私のショップでは、いろんなアンティークシルバーを取り揃えていますので
見に来て下さいね♫
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