フランスの優雅なアンティークシルバーポットとアンティークカップをご紹介♪(リモージュ、セーブル)
目次
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
本日ご紹介させていただくのは、フランスで作られた優美で美しいシルバーポットとアンティークカップたちです♪
まずはシルバーポットを2点紹介させていただき、その後にフランスの二大磁器であるところの、
「リモージュ」と「セーヴル」を2点ずつご紹介していきます♪
フランス製スターリングシルバーコーヒーポット
Limousin & Soucheというメーカーが20世紀前期に手がけたモデルです♪
彼らは1905~1925年の間、パリのアルシーヴ通りで活躍しました。
20年という比較的短い期間でしたが、良質な作りからコレクターも多い上等なメーカーです✨✨
高さ:22.8cm
重さ:700グラム
容量:1200ml
お手頃なサイズの大人数用コーヒーポットです(^^)
たくさんのお客様と一緒にお楽しみいただけますよ♪
デザインスタイルは、18世紀フランスの復刻版となっています(*^^*)
いわゆるロココスタイルと呼ばれるもので、繊細優美な装飾が特徴です!
小石や貝殻の組み合わせから、植物の曲線をあしらったものなど、半幾何学的な模様が主となっています✨✨
このポットも植物の木の実や、葉っぱがあしらわれた、シンプルながらも繊細なバランスの取れた作りのポットになっていますね(^_-)
取っ手にはローズウッドが用いられています。
古代から、世界中で家具や楽器、食器の柄に使われてきた木材で、
王族にも好まれたことで高級木材としての定評があります😉
耐久性、耐熱性、芸術性ともに優秀で、手にもよく馴染みますよ👏
ファイナル(つまみ)にも木の実があしらわれています。
食卓においた観葉植物ともいいハーモニーを奏でてくれるポットだと思いますよ♪
素材はフランスで銀製品の質を表す印の、ミネルヴァ最高ランクが与えられている高品質のスターリングシルバーです(^^)
95%の銀含有率を誇るので、しっかり手入れを行えばいつまでも輝きを忘れないコーヒーポットになるはずですよ✨✨
つづいては、こちらのポットをご紹介します♪
フランス製スターリングシルバーポット アルフォンスダーバン
パリのAlphonse Debainというシルバーアーティストが、第一次世界大戦中に手がけた珍しい作品です♪
パンプキンスタイル🎃と呼ばれる形のポットで、コーヒー用、ティー用ともに使えます♪
高さ:22.5cm
横幅:20cm(取っ手から注ぎ口まで)
重さ:466グラム
容量:828ml
比較的コンパクトなポットですが、容量もそこそこあるので、2,3人で御茶会をするときには便利な一品です(^^)
ホールマークの押されたスターリングシルバー製ポットです♪
こちらも、ミネルヴァ最高ランクの純度95%の銀が使用されています(^^)
19世紀後半に流行した、耽美主義という考えに則って作られて作品のようです。
耽美主義とは、美しいものに意味なんて考えず、見た目が良ければそれでいい!というなんとも清々しい考え方です✨✨
たしかに西洋の芸術品には、聖書や伝説をなぞったストーリー性のあるものが多いです😳
日本人の私達からすると、そういうものはよくわからないので、このポットのように、見た目が美しいもののほうがありがたいですね😅
取っ手には象牙が用いられています♪
象牙は耐熱性があり、銀製品との相性もいいので、しばしば用いられることがりますが、こんな大胆に使われるのは非常に珍しいです😳✨✨
高級感が漂っていますね(^_-)
さて、それではこのフランスのポットたちとも相性がいい、同じくフランスのカップをご紹介していきます♪
フランス・アンティークカップ
セーヴル SEVRES 透かしの技術を取り入れたカップ&ソーサー
これらは、フランス王立のセーヴル陶磁器製作所で作られたティーカップです♪
セーヴルは18世紀初頭から続くフランスを代表する陶磁器メーカーで、
ルイ15世やポンパドール婦人が出資し、王立の職人連になりました✨✨
伝統はフランス革命で一度途切れてしまいましたが、
ナポレオンによって再建され、1824年に国営製作所が完成し現在に至ります。
現在では、年間の制作数が制限されており、世界の要人や
政府に向けた特別受注生産の形をとっています。
世界中で非常に人気のある陶磁器になっていますよ♪
こちらのカップは、まさに耽美主義的な美しさがある1909年の作品です✨✨
ホワイトゴールドが全体に装飾されており、うっとりするほど美しい色彩バラスですね(*^^*)
この金の蜂の巣のような編みかけ模様から、ハニーゴールドという可愛らしい名前がついています♪
ソーサーにも同じ模様が付けられていますが、こんなふうに編みかけになっているものは非常に珍しいですね。
20世紀初頭ならではの、斬新なデザインだと思います♪
こちらも同じくセーヴルのカップですが、1830年代の古いモデルです。
ゴールドとホワイトを美しく彩ったのは、セーヴル陶器の特徴です♪
鳥と蝶の絵付けが可愛らしいですね(*^_^*)
自然美豊かな、見ているだけで楽しくなる装飾で彩られています✨✨
こちらのカップはコーヒー用です。
コーヒーは抽出時の温度が適温のため、冷めづらく、香りが逃げづらいものが好まれるので、こういった深型のものになるんです♪
リモージュ 忘れな草とピンクローズのカップ&ソーサー
リモージュも18世紀から続くフランスの伝統的な磁気産地です♪
セーヴルのように一つの国営釜で作られている磁気ではなく、リモージュ地方の幾つかの製作所によって作られている製品ですので、日本で言う有田焼きや、加賀焼きなどとカテゴリーが似ていますね(^^)
一度は経営難でセーヴルに買収されたリモージュでしたが、19世紀以降に様々な独自技術を編み出し、アメリカで特に人気が出たことによって世界的大ヒットを飾りました😄
現在では、パリやセーヴルよりも、リモージュこそがフランス陶器の中心だという考えまであるそうです😳✨✨
こちらは1920年代、アールデコ様式のカップ&ソーサーです♪
可愛らしい花で彩られた、シンプルなデザインが人気を呼んだそうです(^^)
ところで、ティーカップにはこのように、カップの内側にも絵付けがされる事がありますが、コーヒーカップには基本的になされません。
紅茶は水色が薄く、その色を楽しむというのも醍醐味の一つでしたので、内側に絵付けすることで、見た目を鮮やかにすることができました✨✨
しかし、コーヒーはとても濃い色をしていますから、いくら内側に綺麗な絵付けがされていても、注いでしまうと見ることができないんです😓
そういうわけで、ティーカップのほうが鮮やかな色合になり、コーヒーカップは外側に豪華な装飾がなされる傾向が多いんですよ♪
リモージュ シノワズリのカップ&ソーサー
こちらは1910年の作品で、アールヌーボーデザインになっています♪
アールヌーボーは植物などの曲線的なデザインをあしらった装飾を指します。
こちらの、カップは内側に装飾がされていませんね😄
高さもあり、口も細いので、コーヒーカップとして重宝されたことがわかります♪
金縁の色付がとっても綺麗ですね✨✨
カップとソーサーのバランスもよく、暖色の中にある、青い花を見ると心が落ち着いてきます♪
シンメトリーなデザインなので、比較的機械的になってしまうシルバーポットとも、
相性がいいと思います♪
いかがでしたでしょうか?
本日はフランスという国に焦点を当ててご紹介させていただきましたが、ひとえに一国と言っても、時代や地域によって様々なデザインが生まれていた、ということをお伝え出来たと思います(*^^*)
美しいフランスアンティークに興味を持っていただけたら幸いです♪
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