大切にしたい特別なひと品になるフランスのシルバーカトラリー クリストフル(Christofle)のスプーン
目次
フランスで生まれたクリストフルの歴史は古く、創業者であるシャルル・クリストフルは品質へのこだわりを守り続けその伝統は今も変わることなく受け継がれています。
ルイ・フィリップ王から王室御用達の名誉をいただき、ナポレオン3世からも愛されたクリストフルはシルバー製品のトップメーカーです。
今では、世界各国の一流ホテルや、大使館などで使用されています。
今回、ご紹介するクリストフルシルバースプーンの24金メッキモデル(ナターシャ)はすでに廃盤となっているため、
流通も少なくなっている希少価値の高いモデルです。
シルバーの上に24金を施したナターシャモデルは、品質は当然のことながら見た目の美しさは格別のものがあります。
休日の朝はクリストフルのスプーンで
慌ただしく迎える平日の朝は、朝食も早々に仕事に向かいます。
適当にすませるために朝食のかわりにとヨーグルトを食べるのが私の日課です。
洗い物も面倒なので、スプーンやフォークが乱雑に片付けてある引き出しの中から目に付いた適当なスプーンを
1本取り出して味わう間もなくヨーグルトを口に運びます。
時間がない時は、洗い物もそのままにキッチンにスプーンを放り投げるようして出かけるような毎日。
時間も余裕もかけられない平日の朝は、とにかくなんでも適当になりがちです。
やっと迎えた休日の朝、やっとゆっくりと朝食がとれます。
休日の朝もヨーグルトを変わらず食べますが、平日の適当な朝とは一変、楽しみにしていることがあります。
時間が取れる休日の朝は、いつもの適当に選ぶスプーンではなく大切に片付けてある特別なスプーンを用意することに決めています。
↑クリストフルシルバースプーン 24金メッキモデル(ナターシャ)
他のスプーンなどと一緒にして、傷がついたりしないように別の場所に大切にこのスプーンだけは片付けてあります。
取り出したスプーンは、光を浴びると明るい輝きを見せてくれます。
器に盛ったヨーグルトに、いつもはトッピングしないジャムをのせてみました。
無添加の手作りジャムが白いヨーグルトの上にトッピングされるだけで、平日の慌ただしさから抜け出した気分です。
テーブルにセッティングした器もまったく特別な器でもないのに、隣に添えられるスプーンがクリストフルのスプーンになるだけで高級感がアップします。
スプーンを手に持つと指に伝わるひんやりとしてシルバー独特の質感がやわらかく伝わってきます。
スプーンのすくう部分に自分の顔や部屋の影が、ゴールドに光る輝きの中に写りこみました。
口当たりのいいクリストフル
ヨーグルトをクリストフルのスプーンですくうといつものスプーンとは違いするりとすくうことができました。
口に運ぶスプーンの食感は、ヨーグルトの冷たさをそのままに直に伝えてくれます。
一口一口、ゆっくりと味わいたくなる食感に、流し込むように口にしていたヨーグルトが今日は特別においしく感じます。
クリストフルのスプーンを使うと、とても贅沢をしているような気持ちに、休日の朝が充実したものになり疲れも癒されます。
簡単に一言で表現するなら、食べやすいの一言につきます。
そしてその食べやすさに加えて、見た目の美しさは食事のひと時を簡単にグレードアップさせてくれます。
クリストフルの美しいフォルム
自宅にあるスプーンはどれもまとめ買いしたものや、足りない分を補うために買い足したものばかりです。
ステンレスのスプーンは確かに乱雑に扱っても丈夫だけれど、傷がついてもなんとも思わないそんな程度のものばかりです。
傷ついても、失ってもまたどこかのお店で買い足せばいい安物ばかりです。
でもこのクリストフルシルバースプーンの24金メッキモデル(ナターシャ)だけは、特別です。
持ち手に施された細かい細工のデザインも繊細で、統一された規則正しい模様に職人のこだわりがあらわれています。
家にある他のスプーンにもデザインが施されているものもありますが、大量生産されたデザインは整ってはいても美しいと感じるものではありません。
たくさん揃えるには便利かもしれませんが、いつでも代用がきくもので思い入れがあるものには残念ながらなりえません。
自分のために用意したいと思える手触りやデザインを大量生産された安価な他のスプーンなどに求めるのは無理があります。
食にこだわりたいのなら、やはり使うカトラリーにも気を配らなければとこのクリストフルのシルバースプーンが教えてくれました。
初めて手にした時は、高価なスプーンにただ興味があるだけでしたが、使う事に愛着が沸いてきます。大切に扱おうとする気持ちがそうさせてくれるようです。
いつもは数分で食べ終えてしまうヨーグルトも、このクリストフルのスプーンを使った時だけは倍以上の時間をゆっくりとかけてお腹を満たします。
クリストフルのスプーンが特別な訳
たった1本のスプーンにどれほどの違いがあるのかは実際に使ってみた人にしかうまくわかりません。
直に触れ、口にすることほどクリストフルの素晴らしさを理解できる術はありません。
なめらかな手触り
クリストフルのスプーンは、柄が細いものでも美しいフォルムにこだわりが詰まっていて手にしっくりときます。
その自然な手触りはとてもなめらかです。
通常のスプーンは重みがありますが、クリストフルのスプーンはとても軽く感じます。
持つのにちょうどいい計算されたかのようなフォルムが心地よいのがクリストフルの特徴です。
口当たりの良さ
シルバーの特性として、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくそのままの温度を直に伝える性質があります。
クリストフルのスプーンは純銀製なので、ティースプーンとしてコーヒーなど温かい飲み物に使用すればその熱をそのまま伝えてくれますし、
冷たいデザートなどに使用すれば口当たりも冷たいままに感じさせてくれます。
通常のスプーンとの熱の伝わり方に比べると熱の伝わるスピードにその違いを感じることができます。
素晴らしデザイン性
一目見ただけで誰にでもわかる違いはデザインの素晴らしさです。
職人のこだわりのデザインはとても繊細で、それでいてけして華美ではなく上品な美しさで使う人を目で楽しませてくれます。
食卓に必要な見た目の美味しさを引き立たせてくれるデザインは通常のスプーンとは違い、どんな食卓にもあつらえたかのようにあいます。
テーブルで輝きを放つクリストフルのスプーンは、一気に高級感を溢れさせてくれ、優雅なひと時を演出するだけの魅力が秘められているのです。
大切にしたいと思わせるひと品
物を大切にしたいと思うには、その物への愛着が必要になります。
ただ高級なだけではなく、クリストフルのスプーンは実際に繰り返し使用して生活に密着する毎日の日々の中で、愛着が沸いてきます。
確かな品質は大切にすれば、また次の世代へと受け継ぐことも可能です。
通常のスプーンなどとの違いがここにあります。
スプーンなどにお金をかけるのは勿体無いと感じる人も少なくありません。
しかし、その一方で器の1つ、スプーンの1本に、通常のものよりもいいものを求める人も多くいます。
使う物によって刺激される五感の違いは、使っている人の生活に直結しています。
美味しいと感じることや、優雅に感じること、自分にご褒美をもらっているかのような満足感をクリストフルが与えてくれるのです。
自慢したくなるようなひと品を大切にしたいと思う気持ちを味わえる物としてクリストフルは最適と言えるでしょう。