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ベネチアングラス(ムラノガラス)のシャンデリアの歴史✨✨

 2016/09/23 ベネチアングラス
この記事は約 9 分で読めます。 3,058 Views

本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫

アンティーク食器専門通販取扱店

博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)

 

 

今回は、ムラーノ・ガラスのシャンデリアセレクションをご紹介します♡♡

すべてイタリア・ベネチアの熟練ガラス職人たちによる手作りなんです!

ムラーノ・ガラスのシャンデリアは真の芸術作品・・・。

 

その価値は永遠に色褪せることはないでしょう(*^^*)

 

◆ムラーノガラスシャンデリア―この上ない品質の表現

ムラーノガラスのシャンデリアは、今日に至るまで

ベネチア芸術の代表作と認められてきました☺

 

その評価の拠り所は、やはりその品質にあります。

 

まず、シャンデリアに限らず燭台やシーリングライトなど、

ムラーノガラスのすべての素材と形は自由に組み合わせることができます☆

 

玉髄、オパールなどが使われたペースト状のガラスが、

アベンチュリンガラスやすかし模様入りのガラスに姿を変えます。

 

また、伝統的なムラーノガラスのシャンデリアは、

華やかな色遣いと祝祭ムードを放つデザインで

構成されているのが特徴です♪

 

 

ガラスで覆われた花模様のメタルフレームは、

さらに透明ガラスや着色ガラスの花や葉でたっぷりと装飾されています。

 

そのしなやかな曲線美が、私たちを穏やかな気持ちにさせてくれたり、

元気づけてくれたりしますよね♪♪

 

また同時に、私たちをファンタジーや夢の世界へ誘う魅惑的な感情を、

長い歳月をかけて教えてくれました・・・★

 

ムラーノガラスシャンデリアは、単なる装飾華美な物体ではありません。

それは、製作段階における設置場所の調査から始まり

たった一つの最終形に辿り着くまでを、

まるで旅するように創造し続ける主体です(*^。^*)

 

 

旅の終わりには、あの何とも忘れがたい情緒を家の中で毎日永遠に、

与え続けてくれる存在となっているのではないでしょうか・・・*

 

 

ガラス技術で有名なムラーノ島はベネチアの潟にあり、

そのガラスランプ製品は島の歴史と密接につながっています。

 

ムラーノ島といえば常にガラスを連想させ、

それらはまるで同義語のように使われていますね。

 

この結びつきは、ムラーノ島の職人たちが単なる砂を

最も優れたガラス技術の形態に変化させることができた、

何千年もの歴史の産物★といえます。

 

 

火を使ってガラスを成形する職人の高い技術は、

いつも人々を魅了しています。

 

彼らの動きはとても単純かもしれません。

 

しかし、それは実際には長い年月をかけて体得したものであり、

かまどの中で何世代にも渡って受け継がれていく本物の学びの場になるのです☺

 

ある日、ガラスは砂を高熱で溶かすことにより偶然、発見されました*

その最初の職人はフェニキア人と言われています。

 

その後、この技術は中東や地中海沿岸に位置する

エジプトに広がっていきました・・・。

 

 

そこで古代ローマ帝国が東方諸国から

この技術を買いつけます。

 

 

イタリアの最初の工場は、古代ローマ帝国の港である

アクイレイアに建てられたと言われています。

 

 

そこは、ヨーロッパとヨーロッパ東方諸国間の

貿易にとってとても重要な地点でした。

 

やがてローマ帝国が滅び、

未開人が北イタリアに進出している頃、

アルチーノとアクイレイアの町の人々はベネチアの

潟の中で安全な場所を探していました(+_+)

 

 

5世紀の終わり、後に都市ベネチアとなる地が

未開人の進出から逃れるために開拓されたのです。

 

未開人の侵略があったからこそその地は

ベネチアとして発展し、

次第にかつてアクイレイアが担っていた役割も

果たすようになりました。

 

 

西と東の間にかかる橋は、

貿易や海運業が優れていたことを示しています☆

 

東方諸国との貿易を通して、ベネチアは外国の

多彩な文化を吸収する能力を得るとともに、

生産技術も進歩していきました・・・。

 

 

そうして間もなく、毛織業やガラス分野の熟練職人も集まる、

海運業に強い豊かな共和国となりました。

 

東方諸国からの影響が、ベネチアにおけるガラス技術発展の

基礎を作ったと言えます☺

 

これが、ムラーノガラスのシャンデリアが

人目を引くしゃれた外観と多彩な色合いをもつ理由です。

 

ガラスはもはやシンプルでモノクロではありません。

 

芸術の一つであり、優雅さの表現なのです★

 

1291年以降、吹きガラス職人たちは

ムラーノ島で生活することを強制されています。

 

 

そのガラス製造工程の技術はムラーノ島だけに限られており、

それが今も真のベネチアガラス職人を生み出しています。

 

 

ムラーノ島は最も古い歴史を持つ工房の一つなのです*

このようして、歴史的・文化的遺産は

後世に引き継がれていくのでしょう・・・(*^。^*)

 

ムラーノガラスの歴史を学んだところで、実際の作品を見ていきましょう♪

これからご紹介するものは、すべてムラーノガラスの認証を受けた

熟練職人たちによるハンドメイドです★

色や大きさは好みに応じて作っていただくこともできるそうですよ☺

 

 

◆BEATRIC ベアトリーチェ

mura-no

とっても華やかな一品!

ベルサイユ宮殿を想像したのは私だけでしょうか・・☺

ロココ調家具とともに合わせたいシャンデリアです♡♡

◆TRONCHI トロンキ

mura-no2

ゴージャス!

舞踏会やパーティー会場にぴったりですね☆

煌びやかな一夜を演出してくれそうです。

◆SOLARE ソラーレ

mura-no3

太陽のようにエネルギッシュ!

プロミネンスが巧みに表現されていますね☺

近未来も感じさせます☆

◆KEIRA ケイラ

mura-no4

ムラーノ特有の華美さが抑えられた作品。

シックなダイニングにいかがでしょうか(^^)v

◆MANIN マニン

mura-no5

透明で繊細なガラスにブルーが映えますね☆

茎の部分の技術はさすがムラーノです。

大小様々なお花が作品全体に躍動感を与えています(*^^*)

◆TRIPUDIO トリプーディオ

mura-no6

日本語で歓喜を意味するこちらの作品♪♪

まさにその通り!

祝福ムードが漂っています♡

◆IRIS BLU イーリスブルー

mura-no7

一見、ガラスであることを疑ってしまいました・・(+_+)

あやめの花がとってもリアル!!

一つ一つの表情に見とれてしまいますね★

◆SISSI スィッスィン

mura-no8

控え目なピンクが愛らしい♪

大人の女性の可愛らしさが感じられます(*^。^*)

何か大切なことを思い出させてくれるような、優しさを感じます・・*

◆NITO ニトン

mura-no9

伯爵の館で使われていそうなシャンデリア!

男性的でかっこいいです★

真っ赤なカーテンをかけてみてはいかがでしょう(^^)v

◆ALCESTI アルチェスティ

mura-no11

なめらかな曲線が美しい一品♪♪

金色のアクセントが効いています☺

シーンを問わず使えそうですね(^^)/

◆CAVALLINO カバッリーノ

mura-no12

なんとそこには今にも飛び上がりそうな馬が!

もちろん一頭一頭がガラスです☆★

こんな個性的なシャンデリアはいかがでしょう♪

◆ASTICE アスティチェ

mura-no13

ムラーノガラスの中でもシンプルな一品★

モダンなイタリア家具との相性もバッチリです☺

◆DIAVOLO ディアボーロ

mura-no14

馬の次はなんとデビル・・!!

一体一体、よく観察したくなりますね(+_+)

その肉体や表情の職人技術に注目です♪♪

◆DESPOTA デスポタ

mura-no15

独裁者の意味をもつこちらの作品・・。

怪しげな光を放っています・・★☆

寝室に合わせてみるのはいかがでしょうか(*^^*)

◆DESPOTA デスポタ

mura-no16

同じくデスポタです(^^)/

独裁者が増えると大変ですが(笑)、

こちらはゴージャスさが加わり素敵な一品に仕上がっています♡

 

歴史に軽く触れた後で見てみると、

なんだかより特別な光を放つように見えますね☆

以上、ムラーノガラスシャンデリアの歴史とその価値でした♪

 

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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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