アンティークシルバーポットとアンティークカップのコンビネーション♪
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
本日もシルバーポットとアンティークカップのおすすめコーディネートについてご紹介していきます♪
本日は、ティーカップとコーヒーカップの違いについても取り上げますね(^^)
ティーポット&ティーカップ
Sheffield P&COというシェフィールドのメーカーが作ったティーポットです♪
シェフィールドはイングランド中部の大きな街で、古くから製鋼業の中心地です!
ステンレス製品やカトラリーの生産が多く行われ、それに伴い銀細工職人も多く住んでいました。
周辺には主要な炭坑が多く存在し、鋳鉄工場や真鍮工場も多いのが特徴です♪
そんな名産地で作られたこのポットですが、
・高さ:17cm
・横幅:25cm(取っ手から注ぎ口まで)
・重さ:760グラム
・容量:1130ml
となっていて、横に長いのが特徴的です♪
このポットはジョージアンスタイルと呼ばれるもので、18世紀に広く流行しましたが、20世紀でも復刻されて親しまれました♪
その特徴はシンメトリーな作りと、ギリシャ・ローマ風の厳かな装飾にあります(*^^*)
このポットはややシンプルな装飾に見えますが、ローマの神殿に見られる柱のような伝統的なデザインになっていますね(^O^)/
少し見づらいですが、EPNSと彫ってあります。
ニッケルに銀でメッキをしたという意味で、なかなかの強度を期待できます♪
つまみにエンボスの木製素材を使っていますね(^^)
天然素材があると、どことなく庶民的な雰囲気が漂ってきて、硬すぎる印象にならないのがいいですね♪
さてさて、このポットにはどんなカップが合うと思いますか?
ポットがシンプルなので、こういったシンプルながらも優美なカップはいかがでしょうか?(^^)
こちらはマイセンのゴシック風のティーカップで、高さ6cmのカップと直径15cmのソーサーからなっています♪
金の美しい装飾と、ピンクの花のアクセントが絶妙なバランスを築いています!
ポットに彫られている幾何学的な凹凸模様と、カップのデコボコとしたフォルムがよく似合っています✨✨
ティーカップでは時々、内部にも装飾があるものもありますが、このカップにはありませんね。
色落ちや傷を心配しなくてもいいのが嬉しいポイントですね💕
何よりも眼を見張るのが、ソーサーの美しいバランス。
数学的な重心の考え方に則っても、全体のハーモニーが取れてた、いわゆる黄金比に近いデザイン設計がなされています✨✨
銀のポットと金の装飾はとても良く合いますし、ゴシック風デザインの源流は、ジョージアンスタイルと同じローマやギリシャの建築なので、歴史的にも理にかなっているといえます(^O^)/
こういういわゆるアンティークなカップでは物足りない!という方のためにもう一品ご紹介しますね♪
こちらはマイセンの珍しいデザインのカップ&ソーサーです😳✨✨
白と金の二色構成ですが、全体にびっしりと施された模様が、まさにギリシャ・ローマの建築に見られる装飾のようです!
(繊細優美なギリシャ建築は後期のギリシャ文化の代表です💕💕)
高さ:7.5cm
直径:16.5cm(ソーサー)
重さ:396グラム
という少し大きめの作りになっています♪
取っ手がすり減るほどたくさん使われた痕が見えますね😳
こういう傷も気になる方もいらっしゃいますが、私は歴史を感じられ、独特の味もでてくるので好きだったりします😌
ところで、この金で縁取る装飾はイタリアのヴェニスから世界で流行したデザインなんですよ♪
洗練された美しさを象るという点では、イギリスやドイツ、アメリカよりもフランスやイタリアの芸術トレンドがやはり抜きん出ています!
歴史のある国は文化・芸術の発展も眼を見張るものがありますね(^O^)/
以前もご紹介いたしましたが、ティーカップは浅くて広いのが特徴です。
続いて紹介するコーヒーカップと比べてみてください♪
コーヒーポット&コーヒーカップ
コーヒーポットはティーポットに比べて高さがある、ピッチャー形式の物が多いですね♪
こちらもジョージアンスタイルの一品で、Royal Irish Silver Companyというアイルランドのメーカーが手がけた、20世紀のジョージアン復刻モデルです(^O^)/
・高さ:26cm
・重さ:1068グラム
・容量:1136ml
純度92.5%のアイリッシュ・スターリング・シルバーが使われており、重厚感があり光沢の美しい、食卓での存在感が抜群な一品です♪
ファイナル(つまみ)は蜂の巣型のフォルムをしています🐝
全体に凹凸が少ないので、ファイナルが珍しいと目を引きますね👀
取っ手は流形が美しい木製で作られています♪
重さがある分、プロダクトデザインに則った持ちやすい取っ手になっていますので、安心してお使いいただけます(^^)
注ぎ口には大胆な装飾が施されていますね♪
これはギリシャのイオニア式と呼ばれる建築デザインに則ったもので、うずまき飾りや波のような線の彫り込みが特徴的です🌀🌊
こんなポットが食卓にあったら、地中海の暖かな太陽や、心地良い潮風、美しい風景が想像できる楽しいひとときが過ごせそうですね(*^^*)
こんなポットに合うカップとして、こういうものはいかがでしょうか?✨✨
イギリスの老舗メーカー、ウェッジウッドのコーヒーカップです(^O^)/
現在でも世界最大級の陶磁器メーカーであるウェッジウッドは、各国の王族にも調度品を納める由緒ある生産者です♪
こちらのカップはギリシャの雷文にインスピレーションを受けてデザインされたものです(^_-)
新石器時代の時の装飾模様として始まった雷文は、やがて、ギリシアの幾何学紋様として開花しました。
こちらの写真はロードス島の街路にある模様でいかにも古代ギリシャらしい雰囲気が漂っていますね😄
雷文の他にも、古代の地中海文化の壁画に見られるような装飾で彩られており、やはりゴールド色使いがシルバーとマッチすることでしょう✨✨
こちらはコーヒーカップですが、コーヒーカップがなぜ狭く深い作りをしているかというと、それはコーヒーの香りと関係があります(^^)
コーヒーは入れた直後の芳ばしい香りを楽しみたいものです。
ティーカップのような広い口のカップに入れてしまうと、冷めるのも早く、香りも飛んでしまいがちなんです😓
なので、香りが逃げづらい細長い作りになっているんですよ♪
他にも、ギリシャ風のカップとしてこちらのカップはいかがでしょうか?
こちらはマイセンの19世紀のモデルです♪
高さ、直径ともに6.35cmの陶磁器製で、内部は金属でコーティングされています✨✨
こちらのカップの装飾は、地中海文明特有のツボや、ギリシャのポリスと呼ばれる、少国家群特有の軍隊旗など、伝統デザインで彩られています(^^)
全体に金属の要素が多いので、メタル系ポットともいいコンビネーションが期待できます😌
19世紀のヨーロッパでは、古代文化の復興運動が盛んに行われ、アジアや日本の装飾文化も人気でしたが、ギリシャ・ローマのデザインも根強い人気がありました!
世界初の万博がロンドンで開かれたのも19世紀でしたが、その時も古代文明にインスピレーションを受けた工芸品が多く展示されました♪
このカップは赤系の暖色を中心にまとめられているので、コーヒーの黒とぶつかると、色彩学的にはより美味しく感じられるそうです✨✨
カップを選ぶときにはデザインもそうですが、色に着目してみても面白いですよ(^^)
さて、これで本日のご紹介はおしまいです。
コーヒー派と紅茶派で分かれてる人も、どちらが好きな人も、カップを選ぶときにこの記事のことを、少しでも思い出していただければ嬉しい限りです(*^^*)
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