ドイツのゾーリンゲンの包丁と日本の包丁の違い


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ゾーリンゲン専門通販取扱店

アンティーク食器店長の加寿美です。

 

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日本で、ホームセンターのように包丁を売っているお店に

 

立ち寄ると、ドイツ中西部のゾーリンゲンに本拠地を置く、

 

ツヴィリング J.A. ヘンケルス社の包丁を見かけることがあります。

 

 

 

では、ドイツの会社の包丁なのに、日本で度々見かけるのは、

 

なぜでしょうか。

 

 

 

2004年にツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパンMfgが、

 

日本の岐阜県関市に設立されたからです。

 

 

そこで、包丁が作られて、日本で売られているからなんです。

 

 

日本で作られるまでになった経緯もあわせて

 

ご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

⓵ツヴィリング J.A. ヘンケルス社の紹介

 

 

ツヴィリング J.A. ヘンケルス社は、ドイツ中西部の都市で、

 

刃物の本場と知られるゾーリンゲンに、

 

1731年に創業しました。

 

この時代、日本は江戸時代で、8代将軍徳川吉宗の治世でした。

 

目安箱が設けられた時代ですね。

 

 

 

日本では包丁は日本刀のような形のものが使われていたところ、

 

日本刀から現在の包丁の形に近づいた包丁が、

 

堺あたりで作られるようになったという状況でした。

 

 

そんな時代に創業した同社には、

 

ツヴィリングとヘンケルの2つのブランドがあります。

 

ドイツに伝わる包丁を中心とした高級ブランドが

 

「ツヴィリング」で、キッチンナイフ、キッチンばさみや爪切り

 

などのブランドで日本でもおなじみの「ヘンケルス」です。

 

 

 

こちらのマークはツヴィリングのもので、ツヴィリングは

 

ドイツ語で「双子」を意味することから、

 

人が二人表されています。

 

 

 

なぜ双子かというと、登記された月が6月で、

 

ふたご座の月だった、創始者家族のヘンケル家に

 

双子が多かったからだそうです。

 

 

次に、ヘンケルスのマークになります。

ドイツの職人のような、門番のようなイメージですね。

 

 

 

次の写真は、「ツヴィリング」ブランドの包丁です。

これを持っただけで、自分が高級料理店の

シェフになった気になりそうですね。

 

 

 

なぜ日本で製造されているんでしょうか

 

 

理由は、世界の刃物の多くが日本で作られているからなんです。

 

ですから、ツヴィリングもヘンケルスも例外ではありません。

 

日本で作る刃物の質が最高であるからなんです。

 

 

岐阜県関市もゾーリンゲン同様、刃物製造の

 

町として知られています。

 

その歴史は、鎌倉時代に九州から刀匠が、岐阜県関市に渡り、

 

日本刀を作り始めたことから、刃物づくりが盛んに

 

なったんです。

 

 

時代は転じて、江戸時代になってから太平の世が訪れると、

 

日本刀の需要が減り、刀匠が農業用品や家庭用品を

 

作り始めました。

 

鎌、包丁を作りはじめ、明治時代に廃刀令が発布されたのちは、

 

家庭用刃物を生産し、ポケットナイフ、剃刀などが

 

作り出されていきました。

 

貝印、フェザーなども岐阜県関市から出たブランドなんです。

 

 

 

そんな時代の変遷の中で生み出された包丁。

 

和食では、刺身など、素材を薄く切って、

 

きれいに盛り付ける慣習がありますよね。

 

抜群の切れ味を反映させ、優れた刃渡りを実現した

 

「ツインセルマックスMD 三徳包丁」は、

 

見るものの目を奪います。

 

 

少し寂しいのは、世界の製造メーカーが中国で

 

OEM生産を行うところが増えてきたことです。

 

それは、人件費をはじめとする諸経費を抑えられるからです。

 

製造会社の方向性として、刃物の歴史や品質重視よりも

 

コスト削減を目指した結果、中国での製造に

 

シフトしていくのは仕方がないかもしれません。

 

そうであったとしても、日本刀の文化を受け継いだ

 

包丁の品質と、一切、手を抜かない職人の技を

 

吹き込んだ包丁の製造技術は、

 

日本国内およびゾーリンゲン由来の製品、世界の刃物に、

 

その息吹を吹き込んでほしいものです。

 

 

 

前述の「ツインセルマックスMD 三徳包丁」を

 

例にあげてもその素晴らしさは一目瞭然です。

 

岐阜県関市の刃物製造職人が、一つずつ手作り。 

 

刃の部分も美しい曲線や文様を描いたものを作り込み、

 

持ち手には樹脂を含む素材を使い、手になじんで握りやすく、

 

長く使用し続けられる触感となっています。

 

 

 

使いやすいだけでなく、細部にわたるまで、

 

見た目にもこだわるのは、まさに日本刀の

 

美しさをそのまま包丁に凝縮したものだからなんです。

 

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刃物がつかえる日本人に。

 

 

刃物に関しては、かなり昔から日本が世界を

 

リードしていました。

 

これはやはり、日本刀文化と共に、庶民の間にも刃物に

 

親しむ生活文化が存在し、その需要と品質に応えるだけの

 

日本の刃物製造技術と職人魂が太く生き抜いていたから

 

だと思います。

 

品質がいい加減でよしとする風潮は、

 

日本の職人文化には存在しない。

 

建築、造船、紙、銃器、そして刀剣。

 

日本は中世から近世に入った時点ですでに

 

世界の頂点に立とうとしていた。
銃器に至っては、戦国末期には、日本は地球上で

 

一番銃器を保有する世界一の軍事大国になっていた。

 

和紙の生産技術は現在は宇宙空間での船内活動の

 

着衣インナーに使用されている程だ。

 

 

火薬や羅針盤は日本人は発明しなかったが、

 

 

現在の世界のあらゆる分野に影響を及ぼした

 

 

生産物品や食品が近世初期から作られてきた。

 

 

 

大豆のあらゆる加工にしてもそうである

(味噌、醤油、他多数)。

 

 

「日本人が刃物を使わなくなる時。」

 

そのとき、私は日本という国は消滅しているのでは

 

ないかと本気で思っている。

 

「刃物を使おう。」

まずは、台所で。

 

それは包丁選びと、包丁の研ぎから始まる。

 

45年前には、日本人の家庭の人は、

 

ほぼ全員が包丁は研げたのだし、

 

毎日包丁を使ったり、鉛筆削ったりしていたのだから。

 

便利になることは決して進化ではないと知ろう。

 

最近の小中学生の父兄は、包丁は買ってから一度も研がない。

 

高い食材を切れない包丁で潰して「高い物をまずく食べる」

 

ということをしている。

 

これ、美食でもなんでもないし「豊か」なことではないですから。

 

 

包丁を切れる状態にしてあげて、そして使ってあげてください。

 

 

日本と日本の文化が見えて来ます。

 

 

日本の未来を守るのは、身近な日本の刃物を使うことから。

 

 

生活と文化の中に溶け込んでいた、

 

 

「刃物が使える日本人」を取り戻すことから。

 

 

いかがでしたか。

 

 

ホームセンターでもよく見かける包丁というだけでなく、

 

日本で作られたゾーリンゲンの包丁は、

 

日本で自分の手で買いたい。

 

という海外からの旅行者もいるほどの人気です。

 

 

いったん、ご自宅にもゾーリンゲンの包丁を招き入れたら

 

宝石のようにピッカピカにしつつ、

 

これを使って、美味しいお料理をいただく、

 

こんな2度楽しい毎日を送れますよね。

 

 

ぜひ一度、手に取って、

 

 

ご自宅のキッチンのおともにされてはいかがでしょうか。

 

 

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