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ゾーリンゲン(SBS)社の歴史とカトラリーを知らないあなたへ

 2016/03/30 ゾーリンゲン
この記事は約 27 分で読めます。 8,951 Views

本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫

 

アンティーク食器専門通販取扱店

ゾーリンゲンカトラリー店長の加寿美です(*^^*)

 

 

 

 

さて今日は、ゾーリンゲンでの刃物・食器産業は

どのように発展していったのか⁉️

 

産業の歴史 、どんな製品があるのか、

使ってみた感想を私たちと一緒に覗いてみましょう☝️✨

 

 

 

 

ゾーリンゲンはドイツの刃物の町!!

 

 

ゾーリンゲン(Solingen)での刃物・食器産業は

700 年以上の長い歴史を持ち、ドイツ経済界において

特別で伝統ある産業です♩

 

そして、「ゾーリンゲン」はドイツのみならず

世界中でその名が知れ渡っている存在となっています(*^^*)

ゾーリンゲンの刃物・食器産業にとって特徴的なことは、

豊富なアイデア、柔軟、頑丈そして品質の高さです💕

 

刃物製造の歴史は、

1374 年に都市の権利を得たゾーリンゲンの歴史よりも古く、

既に 1250 年より、今日の刃物・食器産業の前身である

刀の製造が行われていたことがわかっています☝️✨

 

 

 

まずはゾーリンゲンがどんな街だったのか❔

 

発祥の地ゾーリンゲンの町は、

とっても由緒正しいベルグ公国のお膝元で栄えた城下町でした☝️✨

 

もともと騎士達のための刀職人がいっぱいいたんでしょうね(*^^*)

 

また、金属資源、森、水、そして商業都市である

ケルンが近くにあったことが、何世紀にもわたって

ゾーリンゲンにて刃物産業が発展する要因となりました💓

 

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ゾーリンゲン市の紋章にも、刀が描かれています。

 

2世紀から17世紀まで神聖ローマ帝国の支配下の中、

神聖ロ-マ皇帝の支配権から独立して権力を持っていた

帝国都市だったゾーリンゲンの、ベルグ公国の支配者

ベルグ伯家は13世紀にはこの一族から

ケルン大司教も輩出される名門貴族になりました(*^^*)

 

14世紀には公爵の地位を認められ、宮廷がゾーリンゲンのブルク城から、

デュッセルドルフに移されるまで、城下町として繁栄していたんです☆

 

また、このベルグ城は15世紀には狩猟用のお城として改築され、

式典や防衛のためにも使用されていたので、

ベルグ公爵家の別宅としても長年にわたり使われていたんですね!

 

なんとゴ-ジャス👀✨

 

その後30年戦争が起こったり、フランス革命戦争、

第二次世界大戦などで、お城も街も大きな被害を受けますが、

何度も再建されたお城は今でも観光名所となっているんですよ~(^^)✨

 

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( ゾーリンゲン南東のヴッパー川沿いのベルク城。素敵ですね💓 )

 

デュッセルドルフに来た際は是非ゾーリンゲンまで足を伸ばし、

お城を見学するのをお薦めします!

 

「ゾーリンゲン刃物博物館」なんかもありますしね!!

それなりに楽しめます💓

 

14 世紀に入り、研磨・焼き入れギルド(1401 年)、

ナイフ研磨・組立ギルド(1412 年)、

刀鍛造ギルド(1472 年)の 3 つのギルドが誕生しました👀✨

 

1571 年にはこれらの刃物工場のギルドが書物に登場しています💓

 

1794 年にはハサミ工場が幾つかのギルドに纏まる一方、

17 世紀末からはゾーリンゲンで食器製造を行う工場、

直ぐ後にテーブルナイフやフォーク製造工場も現れました(^^)

 

刃物や食器及び刀の製造には高度の手作り技術が要求されました👀

 

既に中世の頃には各工程の仕事場が整えられ、

ここでの技術が何世紀にも渡って現代まで発展していきました♫

 

各工程における職人の器用さと技量が、

製品の形状統一・品質向上に重要な意味を持ちました☝️

 

高品質の製品が売上の増加をもたらす上で必須の条件だったからです(^_^)

 

卸売商のような買い手が材料を仕入れ、

高い技術を持った職人を通じて加工作業をさせることで、

売上が増えていきました(*^^*)

 

特にギルド内で独立性の高い小マイスターが

品質規則を頑なに守りました👀!

 

※ギルド =同職組合

 

 

 

19 世紀における技術発展

 

手作業で行う鍛冶の作業工程はおおまかに 2 つに分かれ、

最初に別々になっている鋼と鉄 を一つの棒として溶接し、

次にこの棒状のものの鍛造を始めます☝️✨

 

しかし、水力ハンマーの登場で手作業より

5 倍の速さで溶接工程を終えることができたため、

ゾーリンゲンを流れる河川の周辺では、

買い手である卸売商が溶接作業を水力に切り替えました(*^^*)

 

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水上ハンマー

 

既存の生産体制に問題があると感じていたダニエル・ペレス(Daniel Peres)は、

8 年に渡る試行錯誤の末 1772 年に混合研磨を発明しました♩

 

彼はゾーリンゲンのある小川沿いに 1801 年に建てた工場にて

自身の発明技術を導入させ、利益をもたらしました♫

 

また、ペレスはギルド未加入の職人を採用し、

極度の分業体制を敷くことに力を注ぎましたが、

これは、後に 1 世紀先に誕生する

工場システムを見越していたものでした👀✨

 

しかし、

工場は長くは成功を見ず、1825 年には工場から手を引きました。。。

 

 

 

型鍛造の導入

 

ゾーリンゲンにおける初めての会社として

ヘンケルス社(Henckels)が設立され、

1850年頃 に一つの工場に大量生産可能な製造工程を集約した一方、

1873 年からは機械生産会社のキ ーザーリンク社(Kieserling)が

型鍛造機械の生産・販売を始めました。

 

キーザーリンク社はゾーリンゲン刃物産業において

最先端の型鍛造機械生産会社として発展し、

1870/1871 年以降の工場建設ブームに多大な役割を果たしました(^^)

 

この時期の産業発展の中心を成したのが型鍛造だったんです♫

 

Ind-Reklame-1930-TH-Kieserling-Albrecht-Solingen

キーザーリンク社製造型鍛造機械の広告(1930 年)

 

 

型鍛造は複雑な加工品の効率的な製造を可能にしましたが、

全ての大きさの刃物に通じるものではありませんでした。。。

 

しかし、1889 年から導入が始まったハンマーは、

小サイズで主流の 7 インチの大きさまでのハサミの刃を

鍛造するのに最適なものでした(*^^*)

 

型鍛造はそれまでの手作業での鍛造を押しのけ、

ゾーリンゲン刃物産業の工業化の中心を成したんです♫

 

 

 

研磨の機械化と現在

 

機械化が進んできた刃物産業において、

職人の独立性を保つ最後の砦は、労働組合を通じて

高い賃金水準を確かなものにしていた研磨職人でした!

 

しかし、1850 年代に初めて作られた蒸気研磨機械の導入以降、

全ての研磨を手作業で行う 時代も終わりに入っていきます。。。

 

ナイフ製造会社

カール=フリードリッヒ=エルン社(Carl Friedrich Ern)が

1879 年に研磨 作業を蒸気力に移行しますが、

この時創業者のエルンは比較的独立した力を持っている

研磨職人を数年の内に減らそうと試みます☝️✨

 

彼は技術力の低い研磨職人を採用し、

彼らに対して独自に刃研磨の技術を教え込みました(^^)

 

また彼は大型ナイフ研磨同盟が起こした、

研磨職人追放に対するストライキに対抗することを恐れませんでした👀!

 

研磨工程は分業制度において過酷な労働条件におかれることとなり、

労働争議は長く厳しいものでしたが、エルン社は生き残りました!

 

シープマン社(Siepmann)によって

1906 年に初めてゾーリンゲンで研磨機械が開発されたものの、

品質の悪さから研磨不均一の課題を解消できていませんでした。。。

 

しかし、シープマン社は 30 年位も満たない短い期間に

新たに技術を進歩させ、1920 年代に 開発された研磨機械は

刃物産業で次々と導入されていきました♩

 

しかしながら、

研磨機械で加工されたナイフやハサミの刃は、

最終的には現在でも職人の手作業によって丁寧に研磨されます✨

 

高品質の刃製造における研磨作業には、今も職人の手が必要なんです(^^)

 

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1906 年シープマン社開発の研磨機械

 

 

 

 

20 世紀の鍛冶

 

今日における高度な刃物・食器製造において象徴的なことは、

コンピューターが導入されていることです☝️✨

 

プログラムの知識を持つ製造者が、鍛造・切断のデータを

デジタル化することで、製品の輪郭が自動的に描かれ、

レーザー技術によって切断されます。

 

こうした方法で高額な製造費用を節約するんですね👀!

 

1987 年ゾーリンゲンのニッペス鍛冶屋(Nippes)は、

新方式で環境に優しい鍛冶設備を導入しましたが、

これは従来の製造方法と比較して 3.5 倍の

テーブルナイフ刃製造量増加を可能にしただけでなく、

作業場環境も改善しました(*^^*)

 

今日におけるゾーリンゲン刃物産業で 5,500 人が生計を立てており、

このためゾーリンゲ ンは「刃物の町」と呼ぶに相応しい町なんです☝️✨

 

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「刃物の町」ゾーリンゲン

 

ゾーリンゲンって刃物を街を起こして成長してきた、

刃物に特化したブランドなんですね😊

 

これでゾーリンゲンの魅力が分かって頂けたのではないでしょうか👍

 

 

それでは☝‼

 

ここからは、ゾーリンゲンでは

どんな商品を作っているのかと言う事と

実際にそれらを使ってみた感想をご紹介していきたいと思います👀

 

 

ゾーリンゲンのカトラリーセットを徹底解説

 

 

ゾーリンゲン(SBS社)は基本的に玄人が使う様なイメージです。

刃物にこだわってらっしゃってかっこいいって感じの

知る人ぞ知るブランドなのですね(*^^*)

 

なので、さりげなくゾーリンゲン(SBS社)のカトラリーを来客されたお客様に

準備してあげると、そのデザインの美しさと使いやすさから

凄く驚かれるのではないでしょうか。

 

 

『ゾーリンゲンの代表的なアタッシュケース』

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こちらはゾーリンゲンのアタッシュケースです。

鍵もかけれる様になってるんですよ(*^^*)

 

最近ではあんまり見かけなくなりましたが、まさに万札を入れて

おくようなアタッシュケースですよね♫♫

 

そして中をあけるとこうなっています。

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アタッシュケースの中に2段で収納されています。

そして、ここからがすごいのですがこのカトラリー基本セットが

 

72本です。

基本セットが72本なので66〜76本までのものもあります。

『でもなんでこんな本数がたくさんあるの?』

こんな疑問が湧いてくると思います。

 

 

ゾーリンゲン(SBS社)は第二次世界対戦中に軍人さんが使っていました。

軍人さんは班で行動するので、6人用のケースをそれぞれのチームに

持たせていたんですね。

 

 

なので写真では見えていませんが、このケースさえあればすべての

食事の準備が出来る様におたま、レードルなどあらゆる食器がこの

ケースの中に収納されています(*^^*)

 

 

鍵があるのはチームの中の1人が、勝手にそれをつかって大事な食料を

食べない様にだろうと言われています。

 

 

 

 

そんな歴史のあるゾーリンゲンですが、第一印象は

『デカイ!!』

って思います(笑)

 

 

アタッシュケースも大きいんですがそれよりもカトラリー自体が大きいですね。

カトラリーも大きいサイズのスプーンとかになると20cmあるのでドイツの方の

サイズってビッグなんだなぁと驚きました(*^^*)

 

 

こちらのカトラリーセットなのですが、シルバープレートタイプとゴールドプレート

タイプがあります。

 

 

元々は軍人さんが使用するための、カトラリーセットだったのですが戦争も終わり

段々と一般家庭に普及していく中で、シンプルなモデルよりも、装飾がありきらびやかな

デザインが好まれる様になっていきます♫

 

 

その流れで現在では2つのタイプが準備され、カトラリー自体にも綺麗な使っていて

楽しくなるカトラリーになっていきました。

 

 

ちなみにこのゴールドプレートタイプは23/24KARATとカトラリーに記載されています。

なのでほとんど24金に近い金でコーティングされているんですね。

 

 

写真でもその美しさは分かると思いますが、実際に手にとって見てみると光り輝き

商品自体の大きさも加わって存在感がありとても素敵な商品です(*^^*)

 

 

デザインはイメージしやすい物でクリストフルマルリーの様な模様のデザインがあります。

『上がクリストフル、下がゾーリンゲン』
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クリストフルマルリーもゾーリンゲン(SBS社)のカトラリーも似ている様なデザインから

世界的にこのデザインが一番人気なのではないでしょうか♫

 

またこのカトラリーセットにはランクがあり

 

・GLORIA ROYAL

・ノヴェッラ(Nivella)

こちらの2つはセットの中でもかなり高級路線のケースになっています。

 

 

◯実際に触ってみる

ではここからは、なんと中を開けてご紹介していきます👍

今回開封するのは高級モデルのノヴェッラです👀

 

まずは持った感じは、見た目の重厚感からも感じられる通り

およそ10kgあります👀

 

やはり70本前後も入っていれば、このくらいの重さになって

しまうんでしょうね❗️

 

 

ケースサイズ

横幅  46cm

縦幅  35cm

高さ  11cm

最強のトランクですね!

 

これだけを持って歩いても相当カッコイイです👍

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まずはこの上質に輝くブラックレザーが、表面をしっかりと

ガードしています。

 

縫い目のある所は硬く、中央はフンワリとしたクッションが入っています。

 

ぶつけやすい角には金具が取り付けれており、ケース全体の頑丈さを

アップさせてくれています😊

 

簡単に開封されない様、ロックがかかっていて両端に3桁ずつの

パスワードが付いています❗️

 

ちなみにロックを解除する時はボタンを横にズラすとレバーが上がり

解除されます。

 

こちらは恐らくノヴェッラだけだと思うのですが、内側のレザーが

ワインレッドになっていて、お洒落さも洗練されたデザインになっています✨✨

トランクの外見だけでも、楽しませてくれますね😊

 

 

それでは早速中を見てみましょう。

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蓋を最後まで開けた時に、金具がしっかりとホールドしてくれるので

手を離しても自重で落下してくることはありません。

 

 

蓋の裏面には、レターケースがついているので恐らくここに

メニュー表を入れて持ち歩くのだと思います👍

 

 

ノヴェッラを証明するパンフレットが付属されていて

23、24金で製作されていることを証明されていますね🎶

 

 

 

素晴らしきカトラリーセット

それではまずは上段にあったカトラリーのご紹介をしていきます。

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上段のカトラリーの本数

ナイフ    22cm   12本     1本の重さ132g

スプーン大  20cm   12本     1本の重さ66g

スプーン小  14cm    1本     1本の重さ24g

フォーク大  20cm   12本     1本の重さ56g

✨ナイフの写真

https://ab0316ce.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1964269&csid=0

IMG_0510

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クリストフルのナイフとの一番の違いは、刃の部分がノコギリ状になっている

ところですね。

 

クリストフルのナイフはブレードの部分がノコギリ状になっていませんが

こちらのゾーリンゲンのナイフは、硬いものでも切れる様にざらつきがあります。

 

 

クリストフルとの比較写真

IMG_0511

持った感じはやはりナイフなので少し重さを感じます。

24金のプレートでコーティングされているので高級感があり

かなりの満足感が感じられます😊

 

 

柄の部分はヨーロッパでアールヌーボーの時期に開花した

ロココ調で、ドイツの風を感じられるスタイルですね。

 

 

ブレードの部分にはNivellaのマークが入っています。

 

 

✨フォーク大の写真

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ナイフにはNivellaのマークがあるのに対して、ナイフ以外の商品には

Nivella23/24karat

Hartvergoloet

のマークが刻印されています。

 

 

1本1本に24金であることとNivellaであることの証明をされてるんですね👍

 

長さが20cmあるので男性が持つには丁度いいサイズで

女性が持ったら大きく感じると思います。

 

 

このフォークはあまり重たさを感じることはありませんね😊

✨スプーン大の写真

IMG_0514

ここからは基本的にはスプーン大のカトラリーと同じで

先端がそれぞれの用途に合わせて変わっているだけになります。

 

すくう部分が長さ7cm横幅が4.5mmあるので口が大きくないと

中々使いこなすのが難しいイメージですね。

 

こちらも結構大きいスプーンになりますので、男性でも大きく感じれる

かと思います。

 

 

海外の男性サイズ的な感じですね😊

✨スプーン小の写真

IMG_0515

こちらのスプーンは長さが14cmなのでスープスプーンかと

思われます。こちらのスプーンでしたら、男性、女性共に

いろいろな用途でご使用頂けるかと思います👍

 

 

 

続きまして下段を見ていきます👀

 

 

下段になると専門的に使うサーバーがメインに入ってますね😊

 

 

 

下段収納商品

フォーク小   14cm  12本   1本の重さ25g

2股フォーク  15cm   2本   1本の重さ22g

アイススプーン 14cm   1本   1本の重さ23g

スプーン小   12cm  11本   1本の重さ24g

レードル小   17cm   1本   1本の重さ56g

レードル大   30cm   1本   1本の重さ125g

トング     12cm   1本   1本の重さ19g

ボールスプーン 17cm   1本   1本の重さ47g

ケーキサーバー 21cm   1本   1本の重さ49g

しゃもじ型

スプーン小   20cm   1本   1本の重さ62g

スプーン大   21cm   2本   1本の重さ66g

2股      20cm   1本   1本の重さ59g

かなりいろんな種類のカトラリーがあって、実際にどうやって

使うか分からないのもいくつかありますね(^^;;

 

 

✨フォーク小

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長さが14cmなので大きすぎずいろんな用途に使用して頂けるかと

思います😊

✨2股フォークの写真

IMG_0517

2股フォークはどういった時に使用したら良いのか分からないって方が

結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

2股フォークの使い方は基本的には、ステーキ等の大きなお肉を切る際に

ナイフだけだと、ホールド出来ないので、ナイフで切る時に固定する為に

使って頂くのが主な目的ですね👍

 

 

しかし、日本では中々ステーキを自分で切るということはないので

デザート用のフォークとして使用されることが多いです🎶

 

 

✨レードル小の写真

IMG_0519

長さが17cmなので、小さな鍋用のレードルになります。

こちらもメインのスープと言うよりは、前菜の様なちょっとした物を

取り分けるのに使うのが良さそうですね👍

 

 

✨レードル大の写真

IMG_0524

こちらのレードルは30cmありとても大きいです。

30cmあると深い鍋でも、しっかりと底まで届くのでメインの主食に

使用する為の物ですね。

 

 

1杯でかなりの容量を注ぐ事が出来るので、2杯分で茶碗1杯分くらいを

イメージして頂けると分かりやすいかと思います😊

✨トングの写真

https://ab0316ce.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1964269&csid=0

✨しゃもじ型スプーン大

IMG_0525

こちらはかなり大きなスプーンになるので、ご飯類を取り分ける為に

使って頂く為の物です。

✨しゃもじ型小、二股

IMG_0521 IMG_0522

✨ボール型スプーン

IMG_0526

✨ケーキサーバー

IMG_0528

合計で72本ありました😊

重さの合計を測ってはいませんが、やっぱりこれだけの本数があると

重くなってしまうのも仕方ありませんね👍

 

こういった24金のカトラリーで食事をする事を想像するだけで凄く

特別な気分になれそうですね。

 

もしくは、バーベキューの時期になれば、こんなトランクを持って行って

さりげなく振舞ってあげれば絶対に注目の的になってしまうと思います😊

 

バーベキューが好きな方とかは、こういったセットを1つ持っていれば

重宝して頂けるのではないでしょうか✨

 

 

そんな物まで作ってるんですか❗️

 

料理用、カミソリ、ナイフ、爪切り、チーズナイフ、

ネイルクリッパー、爪ヤスリ等、他にもいろいろ作っています。

 

ゾーリンゲン発祥のツヴィリング社には

12もの姉妹ブランドがあるんですよ👀!

 

 

その12の姉妹ブランドも紹介させていただきますね(*^^*)

 

 

・ストウ(Staub

カラー・セラミックス(ココットやマグカップ)や

鍋のピコ・ココットが有名

 

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(他にも白、ブルー、紫、黒と好きな色を選べるのがおしゃれ〜✨)

 

 

・雅(Miyabi

こちらはツヴィリング社でも岐阜県・関市のナイフ工場で

作られているとってもよく切れる日本製ナイフ。

 

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・デメイエDemeyere

シルノビックス加工を施した、

ステンレスチール・フライパンや鍋がメイン。

 

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(100年の歴史を誇るデメイエレは、ベルギー王室御用達です♪♪)

 

 

・バラリーニ(Ballarini

フッ素樹脂の前にチタンをコーティングしているので焦げにくく、

重厚な素材のためシチューなどの煮込み料理に最適。

 

最近は、フライパンや鍋に

シリコン製の密封可能な蓋とはずせる柄も流行中。

 

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・BSF(BSF 

主に銀製品や装飾されたナイフ・フォーク、スプーンセット。

またステンレス鍋や包丁も製造しています。

 

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・ヘンケルスインターナショナル

J.A.HENCKELS INTERNATIONAL

ステンレス製の給仕用キッチン用品など。鍋はじめ包丁も!

 

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・フォンティナッFontignac

鋳鉄やセラミック製のホーロー鍋は

料理の旨みや栄養分を逃さない特徴が!!

 

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(鮮やかな色がとってもきれいですね~(∀*。))

 

 

・トンデオ(Tondeo

プロ用理髪ハサミやバリカンなど。

 

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・ジャガー(Jaguar

世界で最高品質を誇るプロの理容師用のはさみ。

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アレッサンドロインタ-ナショナル

alessandro INTERNATIONAL

手、つめ、足のためのプロ仕様美容製品。

 

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・QVSグローバル(QVS Global

美容ツール、化粧ブラシ、ボディ、バス、

旅行アクセサリーなどなど。

 

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最後は

 

ツイーザーマンTweezerman

眉毛、まつげ、マニキュア、

ペディキュアのための美容用品が有名。

 

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以上、ツヴィリング社の姉妹ブランドを

ご紹介させていただきました(*^^*)✨

 

 

お次は、

世界最高峰といわれる包丁を製造している👀

ゾーリンゲン発祥のツヴィリング社の歴史

見て行きましょうね(*^^*)

 

 

 

まず正式なツヴィリング社の歴史は、

1731年6月13日から始まりました!!

 

ピーター・ヘンケルさんという鍛冶屋職人さんの親方が、

このツヴィリングの「双子のマ-ク」を

ゾーリンゲンの手工業ギルド組合に登録したことが始まりで、

これは世界で一番古い商標マークなんですって👀!

 

「ツヴィリング(ZWILLING)」とは

ドイツ語で「双子」という意味なので、

この商標はそのままズバリ!

会社名をあらわしているんですよ(*^^*)

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(商標は年代ごとに変わっていきました♩)

 

1818年、ベルリンに第1号店開店を皮切りに、

1883年にはニュ-ヨ-ク、1884年にはウィーン、

1897年にはコペンハーゲンとロッテルダムへも進出、

1927年にはついにパリに支店をオープンと、

どんどん国際的になっていきます♩

 

1909年にはアメリカに子会社を設立(^^)✨

 

それからはカナダ、オランダ、デンマーク、スイス、日本、

イタリア、フランス、スペイン、中華人民共和国、

台湾と子会社設立は続き、2008年にはイギリスとブラジル、

2013年にはトルコにまで進出を果たしました☝️

 

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こちらはウィーン当時のお店です(^^)

 

 

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パリはさすがに建物まで素敵です💓

 

 

それからすごいのが受賞歴の数々!!

1851年

世界で最初の国際博覧会、ロンドンの万国博覧会において賞を受賞👑✨

 

1855年

博覧会が商品ディスプレイの意味を持ち始めたパリの万国博覧会では最高賞を受賞👑✨

 

1893年

テーマは科学技術の発展と工業への応用だったシカゴ万国博覧会でも賞を受賞👑✨

 

1915年

パナマ太平洋万国博覧会とも言われる、

サンフランシスコ万国博覧会では4つの最高賞を受賞👑✨

 

と、こんな風に飛ぶ鳥を落とす勢いのツヴィリング社は

2004年にはアメリカのツイーザーマン

(TWEEZERMAN)まで傘下に入れちゃいます☝️💕

 

ツイーザーマンは美容用品を製造している会社で、

プロが使いたいビューティーツールの

アイラッシュカーラーやアイラッシュコーム、

そしてスラントツイーザー(毛抜き)が女子にはとても有名なんです(*^^*)

 

現在はツヴィリング社は世界7カ国に生産拠点を置いて、

100カ国以上での販売という国際的ネットワークを持つまでに成り、

2014年の総売り上げは6.51億ユーロだとか👀!

ざっと計算して日本円で7500億円くらい・・・!

 

包丁や鍋などキッチン用品のように

小型のものが主流なのに、すごい売り上げですね♪♪

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか(^^)❔✨

 

ゾーリンゲンって奥が深いし、

刃物を作る会社ですが、本当にいろいろな物を作っているんですね🎶

 

 

こちらのショップではお求めやすい価格で、

ゾーリンゲンの商品を多数お取り扱いしておりますので、

是非お気軽にお問い合わせくださいませ♪

 

 

 

 

 

【ゾーリンゲン専門ショップ 博多マイセン】

安心の交換・返品保証サービスを承ります♪

 

「今年こそ、ゾーリンゲンを購入したい!

でもなあぁ、通販で商品を購入するのって

ちょっと 不安だし〜う〜ん?

イメージと違かったらどうしよう〜💦」

 

こんな不安って皆さんにもあると思うんです👀

私はこんな不安がありながらも、

でも通販って便利だし 辞められないんですよねぇ

 

私も初めてのネットショップで購入する時は

『ちゃんと届くのかなぁ』

と心配になります!

 

貴方のそんな気持ちとっても分かります(*^^*)

 

そんな貴方にも

 

安心して楽しくお買いものをしていただきたい!!!

 

その想いから、当店では

安心の交換・返品保証サービスを

させていただきます💓

 

詳しくはこちらでご紹介しております(^^)↓↓↓

 

 

ライター紹介 ライター一覧

妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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