バカラグラス シャルム(CHARMES)の魅力に迫る
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
今日はバカラ社のシャルムというグラスについてお話ししていきます(*^^*)💕
シンプルなものほど制作が難しいのはどの業界も同様のようです。シンプルゆえに誤魔化しが効かないと共に
洗練された加工技術を必要とし一切の妥協を許さないという点はある意味非常に難しいのかもしれません。💕
デザインがシンプルなものほど飽きがこないのは妥協を許さないという事にもあるのかもしれませんね。😊🎵
美しき最高傑作
バカラのシャルム
こちらの画像のシャルムのグラスは3パターンあってそれぞれサイズが
一番大きいサイズが
高さ 8、5cm
直径 9、7cm
同じ形の少し小さいサイズが
高さ 7cm
直径 7、5cm
横に広いグラスが
高さ 5、7cm
直径 10、4cm
それとデカンタですね😊
になっています。
バカラの中でもシャルムという作品はアール・デコ期のバカラの代表作品ともいえるものです。✨
ここでこのシャルムという作品の名前の由来についてお話していきます。
シャルムはバカラ作品の中でも異色の存在となっています。というのもバカラ作品の多くは有名な地名や
著名な人物名が主だってつけられており、シャルムはそのどちらでもないのです。
抽象的な概念の名前というのはほとんど存在しておらず、かなり異色の存在であった事が分かります。(^^)💕
じゃあ、どちらでもなく何なんだと思いですよね。❓
特に名前の由来についての文献等が存在しておらず定かではありませんが、シャルム(チャーム、魅惑)と同じ意味ですが、
樹木のシャルム(シデの木)を意図したデザインも取り入れており、それを意識したのかもしれません。🌸🌸
もう少し調べてみるとシャルムという街が実在している事がわかりました。
フランス各地でシャルムという名がつく街は点在しており今までのバカラのネーミングルールからすると
こっちも捨て切れません。‼️✨
ローヌ・アルプ地方にシャルム•スル•エルバスという小さな古い街が存在しており
そこにシャルム城があり、ルイ11世と深い結び付きがありました。
フランス軍が大勝利をおさめた1914年にシャルムの戦いのあった場所でこれまでのバカラの
ネーミングに地名が使われていたことからも可能性としてはあるのではないでしょうか。
シャルムというネーミング当時の文献があまり残ってないので定かではありませんが、
それも魅力のひとつと言ってもいいのではないでしょうか。(^^)💕
少しこのシャルム•スル•エルバスという古い街の歴史に触れてみましょうか。💕
現在は住民が1000人にも満たない過疎化した村ですが、西暦1000年以前はカール大帝の軍隊の将校出身であり
後のウィーンの大主教そして聖人となるベルナール•ド•ロマンが所有する由緒正しき土地でした。
この由緒正しき地に1160年から1300年にかけて住んだといわれるNerpolI一族が現存するシャルム城を建設しました。
地方の弱小の一族のNerpolI家の子孫であるアンベール・デ・バタルネーが少年時代の偶然が
その後の彼の一生を左右するような出来事がありました。‼️✨
即位前のルイ11世が狩猟でこの地に訪れており、偶然にも出会ってしまったのです。‼️✨
お互いにすっかり意気投合しバイヤン、ディオ、ヴェルコールなど周辺の森での狩猟助手兼パートナーとなりました。
そのうちに様々な諜報活動や機密情報を打ち明けるまで信頼を得ていました。
アンベールは次期国王より様々の贈り物、土地、城からの収入といった金品だけでなくシャルムを含む
多くの土地の貴族の称号、ブシャジェ男爵号、モン・サン・ミッシェルの監理の権利など様々な特権、称号が与えられました。✨✨
次世代を担う王からも信頼が厚くルイ11世だけでなく、シャルル8世、ルイ12世、
フランソワ1世まで四代につかえ長期間に渡る顧問を務めていました。
当時のフランスで最も裕福な貴族の一人となり後に財政難の王室に貸付を行えるぐらいの財力をもったといいます。💎
日本で言う豊臣秀吉って感じでしょうか。異例の出世をしたということで☝✨
アンベールの死後、シャルム城は甥のルネが相続した後、何度か転売を繰り返しグルノーブル議会の顧問で
ルイ14世の財務大臣フーケの友人のジャック・コストが所有することになります。
ジャック・コストは城の大規模修繕と内装、装飾を行い息子ジャック・ブランジャー・グアの手を
経て1776年ペランの貴族シャブリエ・ロシュの手に渡り彼が最後のシャルム城を所有する貴族となりました。
シャルム城は色んな人によって歴史を刻まれたんですね。💕
もう一人この地で欠かせない人を紹介します。🎶
たった一人で33年という長い年月をかけて建物を作った人がいます。☝✨
彼の名前はフェルディナン・シュヴァル。
彼の凄いとこは建築家でもなく建築の専門の教育を受けた訳でもなく、郵便配達人っていうところです。
経歴も異色ですが、クオリティーが高い、高すぎる‼️👀✨
趣味で作ったっていうレベルではないクオリティーではない芸術品レベルっていうところが驚き
1836年シャルム生まれのフェルディナン•シュヴァルは13歳で学校を中退しパン屋の見習いをしていましたが
長男の誕生をきっかけににシャルムにほど近いオートリーブで郵便配達夫になります。
ある日、そろばんの玉を重ねたような一風変わった石にシュヴァルはつまづきました。
その石に何か運命的なものを感じたのでしょうか
せっせと石を集めるようになりました。
配達の仕事が終わってからせっせと石集めをしました。
デザインは配達中にたくさんの絵葉書に書かれた建築物を参考にしました。☝✨
オートリーブの自宅の庭先に積み上げるという行為を続け日数にして
10000日93000時間、時間に換算すると93000時間。‼️👀
43歳から建設を始めて33年間をかけて彼が76歳の時にこの『理想宮』を建設しました。
彼の情熱に頭下がりますね。‼️👀✨
現在ではフランス政府により国の重要建造物に指定され、フランス有数の観光地になっています。✨
建築や美術評論家の間の分類では素朴派(アート・ナイーフ)、あるいはアウトサイダー・アートに分類されているそうです。✨
シュヴァルはこの理想宮を自分の墓所にしようと考えましたが周囲の猛反対にあい、渋々、理想宮に似た建物を建設しそこを自分の墓所としました。
シャルムという場所は非常に歴史的価値のある場所なんですね。(^^)💕
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不安だし〜💦う〜ん?
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