時代を超えて愛されるアールデコの照明・テーブルランプ・シャンデリアをご紹介♪
目次
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アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
アンティーク照明 アール・デコのランプ・シャンデリア
アンティーク照明を探していると、一度はどうしても気になってくるのが、アールデコ調のシャンデリアやランプ(*^^*)
気になったあなたは、れっきとしたアンティーク通です‼
アールデコの特徴は、アールヌーヴォーの優美さを残しつつも
直線的で実用的なデザインですよね☝
それに、アール・ヌーヴォーの繊細さを残したデザインは、
どこか懐かしくもあり、魅力あるデザインはインテリアとして最適・・・💕
そのため、モダンなインテリアのアクセントしても取り入れやすい様式なんですよ☝✨
1910~1930年代の流行からおよそ100年の時を超えても根強い人気があるのも納得です‼
それでは、おすすめのアールデコのシャンデリア、ランプを早速ご紹介しちゃいましょう(*^^*)♪
まずは、ダウム社のシーリングランプ✨
アールデコが流行した時にドーム社の芸術監督として活躍していた、
ピエール・ダヴェス(Pierre d´Aves)のオリジナルデザインです💕
サビーノ(Sabino)滝をモチーフにしたテーブルランプ(アール・デコ)
かなり大きめのアールデコ・テーブルランプのご紹介です。
こちらのシェードは、マリウス・サビーノ(Marius Sabino)の作になります。シェードにサインが入っていますね。
ニッケル加工の台座が、”Sabino waterfall”または”cascade”(サビーノの滝)と名付けられたシェードを支えています。
このモデルのシェードは3サイズ作られていて、こちらのランプに採用されているのは、
いちばん大きなタイプになります。
ランプ全体の高さは、なんと58.5cmもあるんですよ。
幅は20.5cm、シェードの高さは28cmです。
テーブルランプとしては破格の大きさですよね!
これくらいの大きさがあればお客様が来客した時にそこそこに一瞬で目が行ってしまう
それくらいの存在感のあるランプなんです。
cascadeという名前の通り、いくつもの小さな滝が連なって、
段を落ちてくる様子を表しているように見えますよね。
流れ落ちる水を表した美しいシェードの下には、上品な形の脚と、
どっしりと支えてくれそうな大きな台座がついています。
ミューラー兄弟(Muller Freres)の幾何学文様のシャンデリア
こちらのシャンデリアは、1925~1930年頃にフランスで作られたものになります💕
ニッケルめっきのブロンズのホルダーに、型押しガラスで作られた3つの球体のシェードが配されています。
このガラスボールには、“Muller fres Luneville”とサインが入っています✑
ミューラー兄弟は、フランス・モーゼル地方出身の有名なガラス工芸一家です🏠
息子9人と娘1人を合わせて、「ミューラー兄弟」と呼ばれています。リュネヴィルでガラス工房を開き、数々の作品を生み出した兄弟です✨
そのミューラー兄弟によって作られたこのガラスボールの直径は約15cmで、“boule aux bandeaux”(細いリボンのボール)という名前で販売されました。
この、さまざまな幾何学模様が入り混じったガラスボールは、大きさが何種類か作られていて、大き目のガラスボールは、単独でペンダントライトとして販売されたものもあったようですよ (^^)
全体の高さは74cm、幅は60cmとなります。
ホルダーが、六角形や三角形など、角ばった形をモチーフにした鋭いデザインなのに対し、厚みがありぽってりとしたガラスのボールシェードは、さながら立派な果樹になったフルーツのようで、優しい印象をこちらにあたえてくれますね (^^)/🍎
次は、ジルの華やかなシャンデリアのご紹介です💕
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
ジル(Gilles)アールヌーボーの大型高級シャンデリア
1925~30年頃に作られたアールデコのシャンデリアです✨
型押しガラスで作られた3つのランプシェードと6枚のパネルを、ブロンズのホルダーが支えています。
ピエール・ジル(Pierre Gilles)は、フランス・パリのアールデコ期の照明器具デザイナーで、このシャンデリアは、ジルの典型的なネオ・クラシカルなアールデコ・スタイルになっています。
この大きなシャンデリアのシェードは、おそらく、著名なガラス照明メーカーであるホロフェーン社の Verrerie des Hanotsブランドのものと思われます。
全体の高さは100cmで、幅は約76cmになります。
6枚のパネルにはすべて、“P. Gilles”とサインが入っています。シェードにはサインはありません。
サイン入りシェードは存在していないようです 。
ピエール・ジルのブロンズ製のホルダーは、シェードを支える部分から天井の取り付け部分まで、
凝ったオリジナルデザインになっており、大変ぜいたくな仕上がりになっています❕
曲線を強調して作られており、優美で上品な印象のシャンデリアになっていますね💕
シェードとパネルには、ぶどうと葉のようなカットがほどこされており、形も丸みをおび、こちらもやわらかい印象を受けます🍇
このシャンデリアはきっと、優しくあたたかい灯りをともしてくれることでしょうね🎶
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
デュゲ(HUBENS & DEGUE)アール・デコ 幾何学文様ペンダントライト
1928~1932年頃に作られた、Francis Hubens社のペンダントシャンデリアです✨
ランプシェードは、ドュゲ(Degue)によるものです。ふちにドュゲのモデルナンバーが刻印されています。
シェードの外側にはHubensのサインが入っていますね✑
ボウルの直径は約25cm、全体の高さは49cmになります。
全体的にシンプルなつくりになっていますが、シーリング取り付け部分に凝ったオリジナルデザインがほどこされていたり、シェードとホルダーをつなぐ部分も花のようなデザインになっていたりと、アールデコらしさが感じられます (^^)/
シェードの幾何学模様は、規則正しいけれど大きめのデザインなので、おおらかな感じで、モダンな雰囲気がありますね (^^♪
この、クラシカルな雰囲気とモダンな雰囲気をあわせもつペンダントライトなら、現代的な部屋にもぴったりマッチすること請け合いです💕
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
ピエール・ジル(Pierre Gilles)テーブルランプ
パリの照明器具デザイナー、ピエール・ジル(Pierre Gilles)による、1925~1930年頃のランプです✨
ランプシェードには、ジルのサインが入っており、真鍮製の台座部分には、“PG 133.2”というサインが入っています✒
摩天楼を思わせるような形のガラスシェードは、表面もシンプルですっきりしたデザインになっていますね🎶
一方、真鍮の台座は、形、表面のオリジナルデザインともに、クラシカルで重厚な雰囲気をもち、どっしりと上の摩天楼を支えています☝
アールデコの、こういった、シンプルさと凝りに凝ったデザインの融合がとても魅力的ですね💕
大きさは、高さが26cm、幅が16.5cmです。
スタンドはブロンズ製になります。
常夜灯として、ベッドサイドに置いてはいかがでしょうか❔
次は、Petitot & Ezanのシャンデリアです。
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
こちらの商品は送料と消費税込み25万円になります。
H・プティトー社&イーザン社のオパルセントシャンデリア
1930~35年頃にフランスで作られた、アール・デコの6灯シャンデリアです💕
しっかりとしたブロンズをニッケルめっきしたホルダーは、パリに本拠を置く、アールデコ製品で有名な maison Petitot(プティトー社)製、オパルセントガラスのカップ部分6つはEzan(イーザン)社製となっています。
アントニン・プティトーがブロンズ製品メーカーを立ち上げたのは、1878年のことでした。
そして、息子のアンリが、1917年にその会社を引き継ぎました。
アンリはもとは商売人ではなかったにも関わらず、フランスじゅうのランプショップにプティトー社製の製品を売ることに成功したのだそうです‼
アール・デコ期の初期には、プティトー社では、高品質なブロンズの土台に、ミューラー兄弟やドュゲといったフランスの名だたるガラス工房製のランプシェードを使っていました。
ところが、1930年代後半になると、プティトー社は製品スタイルを変更し、モダンな外見の照明を生産することにしました❕
そうして作られた美しい照明器具の数々は、今回ご紹介したシャンデリアと同じように、ガラスメーカーであるイーザン社による、青みをおびたセミクリスタルのオパルセントシェードが採用されています☝
このシェードは、点灯時はあたたかさの感じられる琥珀色、消灯している明るい時間帯には、青みがかった乳白色の優しい色合いを楽しむことができます。
形も丸みがあり、やわらかい、あたたかい雰囲気を醸し出しています🌸
一方、それを支えるホルダーのほうは、かっちりとしたデザインで、荘厳で重厚な印象を受けます。
重々しすぎず、かといって、やわらかすぎない、バランスの取れたシャンデリアとなっていますね (^^)
6つのシェードには、“Ezan France”とサインが入っています。それぞれ直径が22cmです。全体の高さは98cmとなっています。
現在のLED電球の様な明かりではなく1900年代前半の古き良きヨーロッパの温かい柔らかない光を灯してくれますよ。
ホルダーには、プティトー社のアントニン・プティトー(Antonin Petitot)のイニシャルである “AP”マークが刻印されています。
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
ルイルチャ(LOYS LUCHA)のエナメル彩のシャンデリア
こちらの大変美しいLoÿs Lucha製のシャンデリアは、1930年頃のものと思われます✨
Loÿs Luchaは、フランスのアールデコ期の照明器具メーカーです🌸
パリ近郊のブローニュ=シュル=セーヌ(現在はブローニュ=ビヤンクール)を本拠としたこの会社は、アールデコ・スタイルのエナメル彩ガラスを得意としていました❕
これほどの高品質なエナメルガラスをつくることができたのは、このLoÿs Luchaのほかには、フランス・ナンシーを本拠とするLeune社ぐらいのものでしょう👀
ご覧のとおり、こちらのシェードには美しいエナメル彩がほどこされています。
シェードの外側は表面がなめらかになっていて、内側に浮き彫りがほどこされているのです。
内側のガラスを彫ったくぼみの部分に、様々な色のエナメルで彩色してあります。これは大変珍しい技術なんですよ❕☝
この8角形のボウルには、Loÿs Luchaのサインが入っています。全体の高さは37.5cmで、幅は43cmとなっています。
シェードのモダンでかわいらしいオリジナルデザインは、クラシカルな形のシャンデリアとはまた趣が違うので、現代のインテリアにもよく合いそうですね💕
電球は日本に売ってある電球を使用できますので安心してご購入されて下さい。
本日ご紹介した中に気になる商品は見つかりましたか❔❔
アンティーク照明やランプの中でも、アールデコ調のシャンデリアやランプには現代人の忙しい毎日の疲れをどこか癒してくれるハートフルな温かさがありますよね💕
ランプの優しい灯りが一日の疲れも包んでくれそうです(*^^*)✨
インテリアをアールデコ調に揃えなくちゃといった縛りはなく、今のインテリアに自然に溶け込むのがアールデコの照明の良いところ☝✨
ぜひインテリアの一つに取り入れて、癒される灯りと過ごす生活をしてみませんか?
当店では、本日紹介した以外にも、
数多くのアールデコのシャンデリアやランプを取り扱っております♪
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね☝✨
お待ちしております(*^^*)💕