ゴーハム(Gorham)のアンティークシルバーポットをご紹介♪
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
本日はアメリカの有名な銀器メーカー、Gorhamを取り上げて紹介していきたいと思います!
ゴーハムはアメリカ、ロードランド州に拠点を置くメーカーです。
銀製品だけでなく、大型の銅像を作ったり金属加工には定評があります😄
米政府とのつながりも強く、国からの依頼でカトラリーを作ったり、銅像を立てたりすることもしばしば😳✨✨
ゴーハムのカトラリーは20世紀で一番人気があったとも言われています(*^_^*)
そんなゴーハムから、背の低いタイプのポットを3点、その後、縦に長いポットを3点ご紹介いたします😄
背の低いタイプ
まずはこちらの横長タイプ。
高さ:20cm
横幅:29cm
重さ:約900グラム
容量:1180ml
ゴーハムの中では「ローズウッド」と呼ばれるタイプのポットになっています。
縦に入った線形の模様が木目のように見えることから、この名前がつけられたそうです😉
大きな胴体に比べて細い足ですが、猫足になっているのでバランスを取りながら、全体の印象を損なわないデザインになっています(*^^*)
注ぎ口は鶴口と言われているものです。
つるのくちばしのように細く、そして軽い切り込みが入っているのがわかりますでしょうか(^^)?
先端に行くにつれて細くなっていることで、安定してスムーズにお飲み物をお注ぎいただけます♪
胴体にはゴテゴテとした装飾がありません。
蓋や取っ手などの付属部分に、草花をあしらった装飾が施されているのが、主張しすぎてなくて好感が持てます(^^)
ただしファイナル(つまみ)や取っ手にきちんとした耐熱加工がなされていないので、
熱伝導で熱くなってしまうかもしれません、、、
続いてはこちらのアールデコスタイルのポットです♪
20世紀のはじめに作られた、アールデコスタイルと呼ばれるポットで、ゴーハムでのフェアファックスとなっています。(アメリカの地名))
アールデコデザインは、それまでのアールヌーボー(自然美豊かな装飾芸術)とは異なり、機能的かつ合理的なデザインになっています(*^^*)
アールヌーボーがヨーロッパ中心だったのに対し、ニューヨークを中心に世界へと広がったアメリカ発の文化なんですよ😉
高さ:18cm
横幅:26cm
重さ:640グラム
容量:1300ml
サイズ、重さの割には大容量になっていますね。
「無駄な装飾は外して、実用的にする。」
これがアールデコデザインの真骨頂です!
八角形の内部は丸型中心のポットが多い中、かなり斬新なものだったと思います😌
新しいデザインにも果敢に取り組んでくことで、厳しい競争世界を勝ちぬいて有名ブランドになったのでしょう😳✨✨
第一部最後はこちらのシンプルな一品。
ゴーハム・プリマスベイというシリーズのティーポットです。
プリマスはイギリス初の北米植民地で、アメリカ人にとっては非常に大切な土地です😊
自分たちのオリジナル的地名を冠するこのポットは、ゴーハムの中でも特に生産された小型ポットです(^_-)
約400グラムの重さで、830mlの容量を誇ります😳
取り回し、実用性ともに抜群ですが、デザイン性が寂しいところでもありますね、、、
アメリカ発のポットは貴族や上流階級向けのものではなく、大衆向けのものも多かったので、あえてシンプルなものが好まれたのかもしれません😊
イカリのマークはゴーハムの印です♪
こういった刻印のたぐいはどのメーカーでも異なっていて、署名のような役割がありました。
似ている刻印を作って押したり、販売したりするのは法令違反で、処罰対象になることもあったそうです😓
いつの時代でも、オリジナリティが大切のは変わりませんね😌
背の高いタイプ
ここからは背の高い、縦長のポットを紹介していきます♪
1904年という20世紀初頭に作られた、スターリングシルバーのポットです♪
27cmの高さで、1Lの容量があります😄
下半身のエンボス装飾のインパクトが大きいですね👀
縦長と横長のポット一番の違いは、大きさもそうですが、卓上でのインパクトだと思います。
ポットや調度品はもともと各家庭の経済力を誇示するためのものだったので、装飾がたくさん施された大きいポットが好まれたんです✨✨
なので、実は横長のポットが主流に使われだしたのは王侯貴族の権力が低下してきてからなんですよね😳
もちろん、一般の家庭で大きいポットが使われることもありました。
しかし、大きいと邪魔になってしまうこともあったので、小さい横長のほうが合っていたんですね(*^_^*)
このポットは20世紀のモダンなデザインの要素も含みながら、伝統的なポットのデザインも踏襲していて、さすが世界のゴーハムだけあるなって感じです(^^)
蓋にある、まるまるとした装飾は現代彫刻でもよく見られるデザインなんですよ♪
続いて、少し珍しいアールヌーボーのポットをご紹介しましょう♪
先程も書きましたが、アメリカでは実用的・合理的なデザインが好まれました。
そのため、アールデコデザインが生まれたんでしたね♪
ですが、このポットはヨーロッパ発の優美なアールヌーボー。
19世紀末に作られた作品ですが、なかなか珍しい物のようです😳✨✨
大きさは案外小ぶりで、高さ17cmの重さが370グラムとなっています。
表面にブツブツとまるい痕がついていますね😉
これ、なんと手で叩いた痕なんです😳
ハンマーで一枚の銀盤をコツコツと叩いてこの形に整形しているんですよ♪
金属は叩くと伸びて、その分薄く、体面積あたり軽くなるので、大きさの割に軽い作りになっているんです(^O^)/
職人さんの丁寧な仕事には、毎回惚れ惚れしてしまいます(*^_^*)
びっしりとアールヌーボーのボタニカルデザインが施されていますね✿❀✿
打痕が模様のようにもなっているので、少ない面積にこういった飾りがあると全体に調和が生まれます(^_-)
注ぎ口が少し平坦になっているので、量の調節には慣れが必要ですが、なかなか珍しい一品でした😉
最後に、クイーンアンスタイルと呼ばれるポットをご紹介いたします♪
これまたモダンなデザインのポットです♪
1900年代初頭に作られました(^_-)
クイーンアンスタイルとは、エンボスの入ったふっくらとしたポットor今回のような縦長のシンプルなポットが特徴です💕💕
クイーンアンは18世紀のイギリスの女王で、彼女の在位中にはスペイン継承戦争という大きな戦争が起きたことで有名です。
インパクトの強い方だったので、彼女の名を冠したものはたくさんあるんですよ♪
(例えば・・・海賊黒ひげの海賊船は「アン女王の復讐号」なんていう名前がついてたりします😳)
シンプルなデザインに共感が持てますね(*^_^*)
大きさは21cm × 20cmとなっています。
重さは480グラム、容量は710ml。
ちょうどいい大きさと容量ですね(^^)
こういう大きさは、お客様がいらっしゃった時など、大切なティータイムにお使いください😄
お客様におもてなしの心を見せることができますし、何より珍しいですから、お話にも花が咲いて楽しいティータイムを過ごすことができるはずですよ(^O^)/
92.5%の高純度の銀を使用しているホールマークも入っています。
また、足が付いていることで熱を逃しづらく、安定感も生まれるので長時間食卓においておけます♪
いかがでしたでしょうか(*^^*)?
本日はゴーハムというメーカーのご紹介とともに、縦長と横長のポットをご紹介させていただきました♪
やはり、ブランド品はただ高いだけではなく、それなりの価値がありますね💕💕
これから、アンティークブランドに興味を持っていただけたら幸いです(*^_^*)
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