クリストフルとカルディヤックのダブルネーム♪
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
クリストフル（Christofle）通販取扱店
クリストフルショップ店長の加寿美です(*^^*)
早速ですが、珍しいものを見つけました！
クリストフルとカルディヤックのダブルネーム柄杓です♫
ルネッサンスパターンが素敵なこちらの作品！
グレーヴィーやソースを注ぐのに使われるレードルという、
お玉や柄杓のようなものですね♪
素晴らしいシルバー950グレードの高級品で、
クリストフルとカルディヤックというフランスの2大銀細工工のマークが施されています。
持ち手の端は穴の空いた三つ葉型になっており、
ケルビムの優しい微笑みを中心に、
華麗な渦巻き模様で飾り立ててあります♡
ボウル部分から90度の角度で伸びている柄の中心には、
上下対象の逆さ欄干模様が施されています。
柄からラット・テイル模様で繋がれたボウル部分は
ガード付きの両口になっており、
より注ぎ易く、
こぼれないように工夫されています。
きれいなラット・テイルですねー♪
シルバー925グレードのスターリングよりグレードの高い
シルバー950で作られており、
もちろん、その質感は素晴らしい！！！
ルネッサンス期を象徴するパターンが印象的なこのモデルは、
クリストフルの作品の中でも有名なもので、
クリストフルの最上級銀細工を作り出す
パリのオート・オルフェーブル工房にて手作りされました。
19世紀に作られたネオ・ゴシックスタイルで、
クリストフルの特徴ですね！
この柄杓には3つのマークがくっきりと掘られています。
1つ目はクリストフルのもので、
ダイアモンド刻印、
蜂を下に従えた3つ星と
オルフェーブ・クリストフルの略、OCが見受けられます。
2つ目はカルディヤックのマークで、
王冠を上に、
名誉勲章と三日月が続きます。
3つ目はクリストフルのシルバー950グレードの刻印、
三ツ星と蜂とOCの文字、
そして950の数字です。
（写真には写っていませんm(_ _)m）
クリストフルは1830年にパリで創設され、
今ではフランスを代表する銀工房であり、
シベリア鉄道やオリエント急行を含む著名な顧客を持っています。
メゾン・カルディヤックは1804年に設立され、
植物をモチーフにした素晴らしいチェイシング模様で有名になり、
ナポレオンもファンだったそうです。
1951年にクリストフルに合併吸収されたので、
この柄杓はそのすぐ後、
まだ2つのマークが使われていた時期の作品ではないかと推測されます。
全長20cmほどなので、可愛くもありますが、
荘厳と輝くルネッサンス様式のパターンが、威厳を放っていますね！
1990年に
クリストフルはルネッサンス様式のスターリング925を
復刻させ新たに打ち出したので、
そのシリーズはオーダーにより手に入れることが出来るかも！
このルネッサンス様式のパターンは、
デヴィッド・アランの著作
『Le Couvert e lu coutellerie de table Francaise du XIX siècle』
の表紙にも使われています。
うっとりするような、ルネッサンス様式美、
素敵ですよねー♫
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