ティータイムにはおしゃれなティーセットでテーブルコーディネートをしよう!イギリスのアフタヌーンティーの歴史
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器取扱店
アンティークショップ店長の加寿美です(*^^*)
テーブルコーディネートをする前にまずは本場イギリスのテーブルコーディネートを
勉強しないと表面だけを取り入れたちぐはぐなテーブルコーディネートになってしまいます。
イギリスではテーブル上を綺麗に見せることによりいかに自分の階級を
上に見せるかがメインになっていました。
それは華やかに輝くシルバーを使うことでテーブルを煌びやかに演出していたのです。
そして、銀食器以外の食器やテーブルクロスとの合わせ方一つで、
銀の美しさも変わってくるのです💕
また本場英国では実にティータイムを楽しむことを主としていて、
様々な時間に合わせてテーブルコーディネートも変えています♩
まずはティータイムが一体どれだけ存在するのかを先にご紹介します✨
〇いつでもティータイム
ティータイムと言われて思いつくのは果たしてどの時間帯でしょうか?
やはり昼食を終えた後の午後の時間が多いでしょうか(*^^*)
紅茶の商品名にも『午後の』とつくくらいですから、
やはり1番多いティータイムは午後だと思いますよね。
しかし英国におけるティータイムは、朝起きてから夜寝るまで、
どのシーンにおいても需要があるほどに多いです👀!
まずは午前の部を紹介します♩
〇ティータイム:午前の部
アーリーモーニング(Early morning)ティーとは
読んで字のごとく朝より早いティータイムです(*^^*)
この朝というのは朝食の事です♩
目が覚めて、意識を覚醒させるための一杯という感じですね💕
自分だけの空間でゆったりと紅茶を頂くわけです!
『アーリーモーニングのイメージ』
ブレックファースト(Breakfast)ティーは朝食と共に頂くお茶の事です(*^^*)
英国の朝食はメニューが豊富で、様々な銀食器が活躍する時間でもあります♩
ゆで卵をいれるためのエッグスタンドは、朝の時間に使うための銀食器です。
『様々なブレックファーストのイメージ』
イレブンジス(Elevenses)は午前11時くらいに、
仕事の合間の気分転換として頂くティーブレイクです(*^^*)
リフレッシュが目的なのであまり凝ったセッティングは必要なく、
カラフルでポップなセッティングが好まれます💕
午前だけでも3回はティータイムの機会があるという、
さすが英国と思うかもしれませんが、午後もまだまだありますよ〜♩
『イレブンジスのイメージ』
〇ティータイム:午後の部
アフタヌーンティー(Afternoon tea)はもちろん欠かせません!
というかこの時間のティータイムが、英国では1番優雅で格式高い時間になっています(*^^*)
銀食器を高さも使って輝かせつつも、
重苦しくなり過ぎないように
お菓子や飾り付けの植物で軽やかな色合いを出す必要があります💕
非常に大事にされているティータイムなのです。
ハイティー(High tea)は夕方に軽食を取る時に頂くティータイムです(*^^*)
アフタヌーンティーよりも少し食事に重きを置いた時間で、
高さのある食事用のテーブルを利用します♩
アフターディナー(After dinner)ティーは
夕食後にソファのあるくつろげる空間で頂くティータイムです(*^^*)
夕食をダイニングで取り、食後はこちらへと
ティーセットを用意した部屋へと案内するのが、
おもてなし上級者のテクニックです💓
ティータイムをどの時間に取るのかで、セッティングの常識も変わってきます(^^)
しかしセッティングでは他にも季節感を出すのも重要視されています!
実際のセッティングを想定しながらご紹介します♩
〇春と夏のテーブルコーディネート
日の光を浴びて輝く銀食器とガラスの良さは春にこそ相応しいです(*^^*)
春と言われると桜の薄い桃色を連想しがちですが、スミレの紫色も外せません!
また明るい緑色を取り入れることで、春と共に芽生えた植物の息吹を感じ取ることができます💕
緑色も紫色も薄いものでまとめることで、春の浮き浮きとした軽やかさが表現できます♩
その軽やかさをより強調して引き立ててくれるのが銀食器の役目となるわけです。
夏と言えば海、それを思い起こさせる青を基調としたテーブルセッティングが夏の定番です(*^^*)
また太陽の光を表現する黄色も忘れてはなりません!
銀食器で気を付けるのは、細かい装飾のあるものです。
海や太陽の自然の形をイメージすると、混ざり気のない色合いが相応しいからです♩
なので凝った装飾がある銀食器は避けましょう。
シンプルなデザインの銀食器が、
蒼のテーブルクロスに染まる姿を見れば納得すること間違いなしです(^^)
〇秋と冬のテーブルコーディネート
秋は収穫の時期、豊穣に感謝してより深みのある色合いを多く取り入れましょう(*^^*)
秋のお菓子と言えばマロン、茶色のお菓子としてもイメージが強いですよね💕
テーブルに並べられるお菓子も季節で変わってきますので、
それに合わせて全体的に茶色を多くして、
落ち着きのある空間を作るのが秋のセッティングの基本です♩
英国では豊穣の女神セレスを称える時期でもありますので、
食べ物のありがたみを感じとりつつお茶会を楽しみましょう。
そして冬はやはり赤色でしょう。
イメージとちょっと違うと思うかもしれませんが、
クリスマスと考えれば赤色もありだと思いますよね〜♩
部屋に招き入れることも踏まえれば、寒い外からやってきたゲストを温かく迎え入れる意味でも、
赤は非常に有効です(*^^*)
クリスマスカラーの緑色を入れるのも良いと思いますが、
あまりクリスマスに意識を取られると
1月や2月のセッティングとしては相応しくなくなりますので、
そちらは赤をメインにしておくと良いでしょう♩
季節感を出すために、
銀食器と共にテーブルに並べる食べ物や花の色には気を付ける必要があります(^^)
しかし何か1つの色をテーマに考えれば、非常にセッティングがしやすく楽しくなってくることでしょう💕
〇銀食器(シルバーカトラリー)は組み合わせ 西洋から学ぶテーブルコーディネート
ティータイムの時間帯や季節によって
テーブルセッティングは多様に変化させる必要があります(^^)
様々な色のテーブルクロスや季節ごとのお菓子など
準備する物が多く感じられるかもしれませんが、
銀食器自体の種類は多くなくても良いのです♩
特にシンプルなデザインの銀食器はどの時間帯、季節においても使いやすいです💕
それは銀がテーブル上の他の色を反射するからです👀!
実際に近くに色のついたものを置いてみるとわかると思いますが、
銀食器は銀色としてテーブルの上に存在することはほぼないです(*^^*)
むしろ他の色に染まるからこそ、
銀食器は英国における食卓で広く親しまれるようになったのです。
ただ周りの色に同化するだけでなく、そこに銀としての輝きを加えて反射させるから、
普通のテーブルクロスを敷いただけでも、
より高級感が、特別感が、自分が貴族になったかのような錯覚を思い起こさせるのです(^^)♩
というわけでここからはイギリスのアフタヌーンティーの歴史と
テーブルコーディネートに取り入れたいイギリスのアンティークシルバー製品をご紹介していきます。
ヨーロッパのイギリスから発祥したアフタヌーンティーの歴史
銀食器をもっと身近に感じ、日々の生活に使用することで、
思い出深い銀食器としてテーブルで光輝かせてみることをお勧めします。
そのためにも銀食器の歴史と華やかに使用されるようになった、
アフタヌーンティーのことをを紐解いてみたいと思います。
アンティークカトラリーだけではなく様々な銀器やアンティークシルバーが
より生活に潤いを与えてくれるかもしれませんよ。
○ヨーロッパ(イギリス)をめぐる銀食器の歴史
高価な銀製品を使うことになったのは紀元前200年の古代ローマでした。
もちろんその製品を使うのは、ほんの一握りの特権階級の人々の宴会などです。
こんな時代から銀を加工する技術が確立され、食器として使われていたことも驚きですよね。
ですがローマ帝国が衰退するとともに銀食器の文化も一旦衰退してしまいます。
ですが時を経てまた華やかなルネッサンス期になると再び
イタリアやフランスでよりパワーアップした技術とデザイン力で、
カトラリーや銀製品が出回るようになっていったのです。
フランスといえば芸術的な料理が有名です。
目で見て華やか、食べれば上品。そして日本人も魅了され続けているスイーツの数々。
パティシエと呼ばれる菓子職人が作る芸術的なチョコレートやマカロン等には、それぞれ特別な銀食器が作られたほどです。
これらの技術と銀職人たちは17世紀後半、宗教政策などにより迫害を受け英国(イギリス)へと渡ることになります。
このことをきっかけに英国の華やかな文化ともミックスされて、今もアンティークシルバーとして
愛され続けるロココ様式の華麗な銀食器が次々と作られ、特権階級だけでなく
一般的な生活の中にも溶け込んでいくようになりました。
今、アンティークシルバーとして私達を魅了し続ける銀食器にもこの時代のヴィクトリアン様式と呼ばれる
華やかなデザインのものが多いですね。豪華で華やかでありながら、紅茶を飲む日々の生活にしっかりと
使うことのできる機能性も添えられ身近な存在になっていきました。
○イギリスの紅茶文化「アフタヌーンティー」が始まった理由はとってもシンプル!
イギリスといえば紅茶、アフタヌーンティーを優雅に楽しむというスタイルも有名に日本でも有名になりましたよね。
ホテルのレストランなどでも英国流のケーキやスコーンを優雅に頂くことのできるプランは多くの人が魅了されているほどです。
そのイギリスの優雅な紅茶文化を支えてきたのも銀食器であるのをご存知でしょうか。
紅茶自体はもともと中国から伝わったものです。
病気などにも効果があるとされてきた
お茶を宮廷女性たちがこぞって飲み東洋への憧れをも持つようになったのです。
そしてそのお茶を毎日飲んでいた公爵夫人アンナ・マリアによって、
アフタヌーンティーが午後のお茶会として広まったと言われています。
まさに理由はシンプル。
朝食と夕食の2度の食事が基本だったこの時代、
今で言うおやつの時間ぐらいにはお腹が空いてしまいます。
なのでこの時間に最初は一人でバターを塗ったパンとお茶を食べていたんです。
このリラックスする時間をみんなで共有して優雅に楽しもうと考えたのでしょうか。
お友達を呼びお茶会を開き始めたのがアフタヌーンティーの始まりです。
この優雅な文化はまさにこの時代の貴族や社交界にもまたたく間に広がり、その優雅さを競うべく、
ケーキやお茶、銀食器や陶磁器に至るまで贅の極みを尽くし始めます。
○魅力的な銀食器は優雅さとセンスの良さの象徴
アフタヌーンティーを開催することは優雅さの象徴です。
楽しい時間を過ごすということも大事ですが、
そこで使われる銀食器、陶器、カトラリー、お花、テーブルセッティングに至るまで
主催する人のセンスが問われる会となりました。
そのため、フランス製のアンティークカトラリーはとても複雑な装飾をされていて
マスカロン、ゴシック、植物、ジャポニズムと言った職人が手創りでしか作る事の出来ない
美しい絵柄のカトラリーがたくさんあります。
これは今の時代も変わらない部分がありますね。
おもてなしではいかに魅力的な見せ方をして
優雅なテーブルセッティングを披露するか、頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。
やはり当時の階級社会のヨーロッパには、美しい銀食器が必須アイテムだったのです。
だからこそ競い合うように洗練されたデザインの優雅な銀食器が登場していくことになります。
今、私達が目にできるアンティークシルバーの製品の数々もこのような理由から作られてきたのですね。
その種類はカトラリーだけではありません。
ケトルに始まり、ティーサービスの一式セット、茶葉を入れる専用の銀器やキャディスプーンと言われる
紅茶の茶葉をすくうためだけのスプーンまで存在します。
※スターリングシルバー製のケトル
※スターリングシルバーのキャディスプーン
※茶葉専用の蓋付きポット
日本でもお茶の世界には色々な作法があるように、紅茶の世界にも色々な作法や仕草の美しさが求められてきました。
茶葉をティーポットに入れるというシンプルな動作をより美しく見せることのできるエレガントな
スプーンさえシルバーの美しいデザインと装飾を求めたのです。
そして砂糖やケーキ、バターといった特定された食品用の銀器も贅沢ですよね。
これらもそれを使う仕草ひとつとっても上品に映るでしょう。
想像するだけもうっとりします。
○銀食器はひとつからでも魅力的
綺羅びやかな時代のアフタヌーンティで使われた銀食器や、お祝いでいただいた銀のカトラリーなどを融合させて、
今のテーブルセッティングに活かしてみるとどうでしょう。優雅で華やかなのはもちろん、陶器だけでまとめていた
テーブルコーディネートに違った存在感を生み出してくれることは間違いありません。
ティーカップに砂糖を一つ入れる、ケーキをトレイから取り出す、そんな些細なおもてなしの動作にも銀製品は優雅さを見出してくれます。
ティータイムを、おもてなしをワンランクアップさせてくれる銀食器の数々。
一つ一つ増やしていくのもコレクションの楽しみでありテーブルセッティングの演出を考えるとワクワクするほどです。
どうでしたか?
イギリスの方も日本人の作法と同様にいかにお茶を美しく飲むのか!
という追求をしていたのですね。
そんなイギリスの貴族が使っていたシルバー製品を自分のテーブルコーディネートに
取り入れるとおしゃれなテーブルに早変わりしますよね。
ここからはそんなイギリス貴族がテーブルコーディネートに使っていたであろう
シルバー製品をご紹介していきます。
イギリスの家庭の食事時にテーブルを飾る、便利グッズは数多くあります
実はテーブル上は、食事と食器だけだと、殺風景になってしまうんです
テーブル全体を飾りあげる便利グッズの一部をご紹介しますね
トーストラック
トーストラックは、銀製と陶器製のものがあります
なぜ、トーストラックが作られたんでしょうか
焼きたてのトーストを、お皿に置くと、お皿の上とトーストが湿ってしまったことありませんか
せっかく、カリっと焼いたのに、もったいない。
では、その焼きたての状態を保つにはどうしたらいいんだろう~?!そう思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
そんな悩みを解消するのが、トーストラックだったんです
焼きたてのパンを立てかければ、カリっとしたまま食べることが実現しました
トーストだけを立てかけるものの他には、バターやジャムディッシュがセットになったデザインのものもありました。
このトーストラック、焼きたてのトースト以外にも使える便利グッズなんです
それは、ポストカードや名刺ラックなど、何かを立てて、ちょっとおしゃれなインテリアの一部になりますよ~
食卓で使用するのはもちろん、自室や生活空間に取り入れる多彩さがうれしい代物です
バターディッシュ
とても高級なデザインに目を引かれるバターディッシュ
バターディッシュは、すべてシルバーで作られてる場合と、バターの受け皿の部分がガラスでできている場合があります。
バターディッシュで特にきれいなポイントは、シルバーの透かし彫りです
下の写真の上部のようなデザインです
バターの受け皿がガラスでてきている場合は、受け皿をカバーするシルバーの部分がデザイン、受け皿が淡色のスタンドグラスのように見えます。
芸術度が高い食器なんです
バターディッシュにも便利グッズポイントがありますよ~
普段使いとして、ピアスやネックレスなど、なくしたくない小物を入れても見栄えがきれいです
おしゃれなアクセサリー受けになります 食事以外にも応用が利くグッズはうれしいですよね
ソルト&ペッパー
塩入れ、胡椒入れです
写真のように、塩入れと胡椒入れに加えて、マスタード入れの3コセットのものも多くあります。
3cm~6cmの高さ、または横幅のものが多いんです
意外と小さいですよね
このセットは数名でシェアして使うのではなく、一人ひとりにセットさせるものなんです。
実は、イギリスでは、個人の好みを重視するという風習になっていて、お料理に、最後に自分が味を付け足すという文化ということを背景にして、ミニセットになっています。
日本だと、食事の場で、「味を付け足したい」と言ったら、「食事が口に合いませんでしたか?」「味付けが足りませんでしたか?」と食事を提供した側が気を負うことになることにもつながるため、あまり味を付け足すことはないので、日本人にとって、このイギリスの考え方は意外に感じるかもしれませんね
普段使いとして、日本の家庭の味のアクセント足しに、このセットも十分につかえますので、自分用の味付けのお供に、テーブルにセットするといいかもしれませんね
エッグスタンド
朝食のときに、ゆでたまごをこんなエッグスタンドに乗せて出されてサーブされてきたら、なんだか、朝から優雅な気分になりますよね
エッグスタンドは、金のメッキ、シルバーや陶器で作られていました。
エッグスタンドを見るだけでも目が潤されますが、ここからゆでたまごを取り出し、たまご用の小さいスプーンを使って、ゆでたまごを食べる、これがイギリス風のエレガントなゆでたまごの食べ方なんです
ちなみに、イギリスでは、朝食のときに、たまごを2コ食べる人が多いようです
たまご2コの目玉焼きは、まさに両目分の目玉焼き
その他、スクランブルエッグやオムレツなど、2コ使いは現代でもスタンダードなんです
ナイフレスト
ナイフレストは、ナイフ置きです。
シルバーやと陶器などで作られています(^▽^)/
現代では、ナイフだけに限らず、フォークやスプーンもおいて、家庭で使用されています
形によっては、箸置きにも使えますね~
これらのナイフレストは6コセットなど、同じデザインのものがまとまって売られていることもありますが、1コだけで売られていることもあります。
いろいろなデザインのナイフレストを1コずつ入手して、コレクションにするのもいいかもしれません
グレープシザー
グレープシザーと一言で言っても、ぶどう狩りのときに、幹からぶどうを切り離すときに使うものではありません
では、何に使うのでしょうか?
実は、枝がついたレーズンに使います
つまり、干したぶどうの枝を切るためのものなので、乾いた枝を切る専用のハサミなんです
素材はシルバーでできていることが多いです。
だから、グレープシザーの作りも細くなっています。
間違って、これを使って、生のぶどうの太い枝を切ろうとすると、はさみ部分が曲がったり、枝を切れなかったりします
そして、なぜレーズンがテーブルに登場していたのでしょうか
イギリスでは、おつまみにチーズをよく食べていました。そうすると、チーズのお供にサーブされるのが、レーズンだったんです
専用のはさみが作られるほどなので、レーズンのテーブルへの登場頻度が高かったことがわかりますよね~
現代でも、枝付きレーズンを食べるときに使ってみると、イギリスのテーブルにいるかのような気分になるかもしれません(^▽^)/
トースティングフォーク
ホットケーキの一口サイズのクランペットに、トースティングフォークを側面から突き刺して、食べるときに使います。
なぜ、突き刺す面が大きい表面でなくて、側面から突き刺すかというと、
⓵クランペットの表面は、ポツポツと穴が開いていて、表面にシロップをかけたり、バターをつけたりするから、表面を空けておく必要があること
②まるで串焼きのように、暖炉にかざして、クランペットを温めることがあるため、両面を火に当てられるようにする必要があること
これらの2つの理由があるからなんです
現代においても、このクランペットはお店でもお得な価格で販売されており、家庭で温めて、食べることが多いです。
電子レンジで温めることもあるようですが、映画のワンシーンで、このトースティングフォークを使って、暖炉でクランペットを炙るシーンが登場することもあるんですよ~
まさに家庭団らんのひとときの象徴です
日本のコタツで、緑茶を飲みながら、ミカンを食べるのと同じ場面を想像するとわかりやすいですね
クランペット以外のつまみを取るときに使用されたのは、ピックルフォークと呼ばれていて、トースティングフォークと同じ形状のものや、フォークの部分が2股のものもあり、これも種類が豊富です(⌒∇⌒)
いかがでしたか~?
ここでご紹介した食卓の便利グッズは、イギリスのテーブルを彩るアンティークものですが、そこには知恵と利便性を踏まえて、作られたものが多いことがわかります
そして、当時使われた用途に加え、現代ではどういった用途につかえるのか、これを考えて、現代に応用するのも良いですよね
ここでご紹介した現代で使える場面に加えて、自分で、実はこういうものにも使える!と工夫して、暮らしの中に取り入れると、用途のバリエーションが増えます
同じ種類の食器や便利グッズを入手しても、違う用途に使ってみよう!何に使おうかな~?!と自分で考える楽しみが生まれます
アンティーク食器や便利グッズを入手すると、当時使われていた人たちへ思いを馳せることに加え、現代でどう生かしていくか、を考える楽しみをどんどん増やしていくことができるんです
銀食器をテーブルに用意すればゲストを招きたいという欲求と共に、
テーブルセッティングを考えると言う新たな楽しい時間も一緒にやってきますよ〜!
【アンティークカップ専門ショップ 博多マイセン】
安心の交換・返品保証サービスを承ります♪
「今年こそ、アンティークカップを購入したい
でもなあぁ、通販で商品を購入するのってちょっと
不安だし〜う〜ん
イメージと違かったらどうしよう〜」
こんな不安って皆さんにもあると思うんです。
私はこんな不安がありながらも、でも通販って便利だし
辞められないんですよねぇ
私も初めてのネットショップで購入する時は
『ちゃんと届くのかなぁ』
と心配になります!
貴方のそんな気持ちとっても分かります
そんな貴方にも
安心して楽しくお買いものをしていただきたい
その想いから、当店では
安心の交換・返品保証サービスを
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