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エミール・ガレ(galle)の歴史と偽物サインを見極める3つの方法とランプの紹介

 2015/12/17 エミールガレ
この記事は約 22 分で読めます。 2,302 Views

本日もご覧いただきありがとう御座います。

 

アンティークガレ通販取扱店

アンティークショップ通販店舗店長の加寿美です

 

エミールガレショップバナー

 

 

 

 

 

本日はアールヌーボーで活躍した工芸家の中でも

特に有名なエミールガレの歴史と略歴にとあなたが一番気になる

サインの見極め方についてお話ししていきます。

 

 

 

エミールガレの肖像画

 

19世紀後半の日本がまだ鎖国から開国に向けて動き出した頃、それまで閉鎖されていた日本の文化は

一気に世界中に渡り出るようになります。

 

そして、ご存知の通り日本の芸術や文化は世界で受け入れられ、ジャポニズムというブームを

巻き起こしました。

 

それまでに左右対象にデザインされたものが美しいとされていた中日本の非対称のバランスの取れた

デザインは当時のヨーロッパのアールヌーボーにも大きな影響を与えました。

 

それらは絵画、彫刻、陶磁器、ガラス、建築など、様々なカテゴリーに影響を与えました。

 

そんな、ジャポニズムの影響を受けたフランスの有名なガラス職人の中に

エミールガレがいます。

ガレのアールヌーボー期の作品はジャポニズムの影響を受けていると言われ

風景や夕焼け、湖等の自然の風景が描かれた作品が多くあります。

 

もちろん、ガレの作品はその他にも様々なインスピレーションを受けて作られており

イスラム、中国、日本など、異国の美術品の作風も取り入れた作品が多くあります。

 

そんな、アールヌーボー期に活躍したガレの作品はどんな魅力があるのか。

また、なぜ現代でも人々に愛されているのか。

 

ということがこちらを読んで頂ければご理解頂けると思います。

 




『ガレによるスグリの花の花瓶』

写真をクリックするとガレの商品を見ることができます。

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エミール・ガレについて

エミール・ガレは「ガラスの名人」とも呼ばれ、家具職人や陶芸家としても活躍しました。

 

 

彼の友人であり、美術批評家のロジェ・マルクスは彼のことを「三拍子そろった優秀な人」とあだ名をつけました。

 

 

マルクスはエコル・ド・ナンシーの擁護者の1人で、1901年に地方産業芸術組合を設立した人でもあります。

 

 

その時代のたくさんの芸術家にインスピレーションを与えました。

 

 

ガレは植物に大いに興味を持ち、自身の作品にも自然から得たインスピレーションを取り入れています。

 

 

そのまなざしは時に科学的で、時に詩的でした。

 

 

ガレは自然を徹底的に観察して表現し、メッセージの媒体となったのです。

 

 

エコル・ド・ナンシーの象徴的人物であるガレは、才能とさまざまな顔を持つ人物であるといえます。

 

様々な才能を開花したガレの作品紹介

『エミールガレの作った蝶々の軟質陶磁器』

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『ガレが自然の芽吹きを取り入れた小皿』

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『蜻蛉文ガレ ランプ』

蜻蛉文ランプ

オレンジ色を基調とした白地に、

菖蒲とトンボを青緑色で描いています。

ランプ(照明)に照らされてそれらの姿が浮き上がってくると、

まさに夕日の光を浴びて影を落としたような色あいを映し出してくれる幻想的な作品です。

 

 

略歴

エミール・ガレの人生は、家族から受け継いだ才能と、特別な教育のたまものです。

 

ガレは1846年、フランスのナンシーで、高級陶器、ガラス器を製造する

父シャルル・ガレと母ファニーの間に生まれました。

 

 

父は元々陶磁器の画家で、世界を旅する実業家の仕事をしていました。

 

 

父シャルルはナンシーにある店に陶磁器とクリスタルの製品を卸していました。

 

1845年、その店のオーナーの娘ファニーと結婚し、のちに店を引き継ぎました。

 

店はナポレオン三世の御用達となり、ガラス製品を届けました。

 

 

1866年、シャルルはナンシーに新しいアトリエをつくりました。

 

 

この頃から父シャルルは、息子のエミール・ガレも協力するのを許すようになります。

 

ガレは子供の頃から、ガラスや陶磁器の仕事に親しむようになったのでした。

 

 

 

同時に、古代の言語や音楽、ドイツ語と文学など、伝統的なしっかりとした教育も受けました。

 

 

ナンシー帝立高等中学校(リセ)で学び、シャトーブリアンやユーゴーの文学を熱烈に愛しました。

 

 

植物採集もよく行いました。彼はロレーヌの田舎や、親しんだ庭園を散歩し、植物についての深い知識を得ました。

 

 

1865~67年、彼はドイツのワイマールに滞在、ドイツ語を完璧にし、音楽と鉱物学を学びます。

 

帰国後、彼は親の会社に入社します。

 

仏マイゼンタールでの滞在中には、ガラス技術に親しみ、自分でガラスとクリスタル製品のデザインをするようになります。

 

 

 

 

『植物の中で注目される花ではなく目立つことのない枝葉をメインに制作された作品』

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エミールガレの作品はこちら

 

 

エミールガレショップバナー

 

1867年、ガレは「アトリエ・ガレ」の芸術責任者になりました。

同時にこの時にパリ万博が開催され父親と共にパリに滞在しそれらの作業を手伝いました。

この時に鎖国から開国したばかりの日本は日本の芸術を世界に発信するべく様々な美術品を

万博に出品し日本の陶磁器、特に花瓶、器等の作品が多く出品されました。

 

その中に現在でも有名な現ノリタケ(オールドノリタケ)の作品も多くありました。

オールドノリタケはガレの作風をモチーフにデザインしたガレ風景という作品がありますが

それと同じでガレ自身もジャポニズムの影響を強く受けた作品をたくさん残しているのです。

 

 

 

1871年 ガレは父親であるシャルル・ガレと同行しイギリスを訪問します。

その際に、現在のヴィクトリア・アンド・アルバード美術館を見学し古代ガラスの魅力にとりつかれました。

この旅行の帰りに、パリ、イタリア、スイスも訪れ美術館や植物園にも足を運び植物、芸術についても視野を広げそれを自身の作品に反映するようにしていきました。

 

父シャルル・ガレは1873年、デッサンとガラスのデコレーションのためのアトリエを備えた大きな家を、ガレンヌ通りに建てます。

 

 

会社は全盛期を迎え、収益は上がり、父は息子の監督下に20人近くのデザイナーと装飾者を雇い入れます。

 

1877年、会社は「エミール・ガレ社」になります。

 

・1878年、フランスのパリ万国博覧会に独自に開発した「月光色ガラス

(酸化コバルトによる淡青色に発色させた素地)」や陶器を出品し、

 銅賞を受賞。また庭園装飾の用の陶器で銀賞を受賞。

      ※ 猫、犬、フクロウ、うさぎの陶器製の作品が有名です。

 

1880年代は、ガレの才能が花開いた時代でした。

 

友人であり芸術批評家のロジェ・マルクスがパリで彼の作品を庇護しました。

 

 

 

ガレは1884年に家具制作のアトリエを、1894年には自身のクリスタル製品のためのアトリエを立ち上げました。

 

この時期、彼はパリやナンシーのほか、たくさんの国内外の街で展示会を開催します。

 

1884年にパリで開かれた、土とガラスの展示会では、彼はフランスの先駆者として高い評価を受けます。

 

 

1889年のパリ万博には多大な貢献をしました。ガレはこの後、ナンシーの園芸協会副代表に就任、

「スタニスラス・アカデミー」の会員にもなりました。

 

 




彼の影響はナンシーの枠を超え、他の地域にも波及しました。

 

彼の作品は、パリのマルセラン・デギュペルスによって広められました。

 

 

1896年、彼はフランクフルトに倉庫を開きます。ガレの作品はそこで高い値段で売られました。

 

 

1892年に当時のカルノー大統領がナンシーを訪問した時、ナンシー市はエミール・ガレのサイン入りの特注のつぼを献上しました。

 

 

1893年の仏露同盟の際には、ロシア側にガレが制作したテーブルが贈られています。

 

多作な芸術家のガレは、芸術家や知識人らと付き合いました。

 

 

 

エドモンド・ド・ゴンクールやモーリス・バレス、森林学校に通う日本人学生のタカシマと交流を深めました。

 

 

1901年、彼は他の芸術家らと一緒に、エコル・ド・ナンシーを設立し、初代学長に就任します。

 

 

1904年、彼は白血病により58歳で亡くなります。

 

 

その後、工房は友人のヴィクトル・プルーヴェが1914年まで経営します。

 

 

ガレのアトリエは、妻のエンリエット・ガレと娘婿の管理の下、1936年まで存在しました。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでがガレの歴史と略歴についてお話しさせて頂きました。

 

それではここからは、あなたが一番気になるサインの見分け方に

ついてお話ししていきます👀

 

早速ですが、

エミールガレって凄く人気があって、たくさん偽物が存在するんですよね。

なので今日はフランスアンティークの代表である、

アンティークガレのサインの見極め方を説明していきます。

 

 

基本的な事から、難しい判別方法まで一通り記載していきますね。

 

 

エミールガレはフランスを代表する伝説の工芸家です。

 

日本でもそのガラスの美しさから、

今でもたくさんのファンがいるのは周知の事実ですね。

 

 

こちらではフランスアンティークの巨匠エミール・ガレ(Emile Gallé)の

歴代のサインについて分かりやすく図解で説明していきます。

 

 

ガレは元々ガラスを作り出す前は家具、軟質陶磁器の制作にも携わっていました。

 

 

 

そして家具、軟質陶磁器の時代の作品は、

工房でガラスを作るようになる前の時代の作品である為、

ほとんどがガレの手作りの作品です。

(1898年頃まで)

 

サインもガラスのgalleとは違い、複雑で遊び心のある

自分の手で書いた様なサインが多いのが特徴です。

 

 

エミールガレのアンティーク家具はガラス製品に比べると、

それほど評価をされていませんが、家具も非常に美しく

寄木で作られていて、一寸の狂いなく精密に仕上げられております。

 

 

フランスアンティークの部分だけ見れば、家具が人気ですが

エミールガレの作った家具は、もはや他の作品とは比べものにならないほどの

デザイン性と精密な仕上がりと言われています。

 

 

軟質陶磁器で言えば猫が有名ではないでしょうか。

 

 

軟質陶磁器もガレの動物へのこだわりを感じさせてくれる作品が多く、

猫以外にもブルドック、フクロウ、うさぎ等があります。

 

 

そして、この1898年までの商品はほとんど偽物が存在しません。

 

 

当然、猫は有名なのでたくさん偽物が出回っているのですが、

その他の作品は見たことがありません。

 

 

なぜかと言いますと

サインが複雑なのでこれを作ろうとしても簡単ではないからです。

 

 

また、エミール・ガレと言えばガラスといった固定観念があるので、

偽物を作る人はきちんとした歴史も知らない状態で偽物を作るので、

ガレが軟質陶磁器を作っていた事も知らないんですね。

 

 

例えば、1889 – 1898のサイン等はとても複雑にサインをしてあります。

なので逆に初期のガレの作品は偽物を掴む可能性がほとんどないと言えます。

 

 

1877〜1884年までのサインにdeposeのサインも入れてあります。

そもそもdeposeとはどういう意味でしょうか?

 

 

こちらのdeposeのサインなのですが

あの有名なガラスメーカーバカラ(baccarat)にもあります。

 

 

これは何の為にあるのかと言いますと、

当時のフランスではこのような有力なガラスメーカーが生まれて来たのと同時に

それにあやかって同じ様なガラス製品を作る無名のメーカーがたくさん出てきました。

 

 

そんな時に「このモデルは我が社のモデルです」と言うのを

証明する為にdeposeのサインを付けていたと言われています。

なので、今の時代で言う所の商標の部分に当てはまります。

 

 

ここからは年代別にサインを載せておりますので参考にされてください。

 



年代別に見るサイン

 

1844 – 1853
1

 

 

1854 – 1863
2

 

 

1864 – 1876
1864 - 1876 2

 

 

1877 – 1884
1877 - 1884 2

 

 

1885 – 1888
26

 

 

1889 – 1898
1889 - 1898

 

 

 

 

【ガレのサイン】

 

1890 – 1892年頃
1890 - 1892

 

 

1893年頃
32

 

 

1895年頃
41

 

 

1897 – 1900
46

 

 

1898 – 1900
47

 

 

1900年頃
1900年頃

 

 

1900年
1900

 

 

1900 – 1903
40

 

 

1901 – 1903
37

 

 

1903年
38

 

 

 

エミールガレショップバナー

 

ここからは偽物のサインと偽物の特徴を紹介します。

 

 

偽物サインの見分け方一番簡単な初級者用

 

ガレの偽物は見極めが非常に簡単なやり方があります。

下記の商品をご覧になられてください。

 

この商品はサインこそガレっぽいですが完全にミスをしています。

それは、作品の全体を見た時に上半分にサインがあることです。

 

残念ながら、ガレの作品で作品の上半分にサインがあるものは

基本的には存在しません。

 

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このサインも溢れています。

 

下記のサインをご覧になられてください。

 

こちらのサインですがかなり分かりやすいサインです。

この形を覚えておいて下さい。

 

何の変哲もな雑な簡単な偽物らしい作品です。

作品を見ても流石にガレの花瓶と言えるレベルの物ではありません。

まずガレの花瓶にこの様な何を伝えたいのか分からない作品はありません。

 

あるのは湖水風景か風景の夕暮れです。

多分、この作品はガレの知識が全くない人がガレの作品と

ドーム兄弟の作品を2、3個見て作った程度だと思われます。

 

もはやガレのアンティークの部類では無く、

最近作ったかの様な新しさを感じさせます。

 

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本物っぽいけど

こちらの花瓶も分からない方であるならば、

本物っぽく見えるかもしれませんが偽物です。

 

今回の作品は商品の全体の下半分にサインがあります。

しかし、ここで見て頂きたいのはこれは朝顔を描いているのだと思うのですが、

花自体も明確ではなく何の花を描いているのか分かりません。

 

そして、見極めのポイントになる所は葉っぱです。

葉っぱをご覧になれて下さい。

朝顔の葉っぱではありませんよね。

 

残念ながら、朝顔にこの様なザクザクに

尖った葉を見る事が出来ません。

 

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技術・技法の角度からガラスを見る

ここからはエミール・ガレの代表的な技法を紹介していきます。

上記まではサインの角度から見た真贋の見極め方をご紹介しました。

 

 

下記では、ガレが作品を作る際に用いた技法をご紹介しています。

どんな技法を使っているのかが分かれば、更に見極めが出来る様になります。

 

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ヴュラージュ

ガラスの内部に気泡を発生させる技法。

 

物理的な手法では、釘や剣山のような尖った器具で

熱い状態のガラスの肌を突いて細かい凹みをつけ、

その上に透明ガラスをかぶせ、ガラス内部に気泡を作ります。

 

 

ガレの場合は科学的な手法であったらしく、さまざまな原料の配合によって、

ガラスのなかでガスが出るような発泡剤を混入させ、

細かい雨しずくのような大小の気泡をアトランダムに生じさせた。

 

 

IMG_1331

カボション(宝石)

ガラスの表面に半球状の丸みを持った色ガラスの小さな塊を熔着すると、

宝石のカボション・カットに似た効果が生まれます。

 

金や銀箔などを挟み込むことも多く、

デザイン状のアクセントとして有効な装飾テクニック。

 

 

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被せガラス

ガラス素地に、異なる色のガラスを部分的または全体的にわたり被せかける。

 

その上からさらに別の色、またさらに別の色というふうに重ねると、

ガラス器の断面には色ガラスの積層が見られるようになる。

 

これをグラヴュールやエッチングによって深浅を加減しながら彫っていくと、

段階的な色調の変化が得られるカメオ彫りとなる。

 

 

IMG_1333

グラヴュール(削り、エングレーヴィング)

キリのように先端が尖ったものや、直径5ミリ〜10センチほどの

金属円盤の刃(グラインダー)を高速回転させ、

ガラス器の表面を研削して、文様や文字などを彫刻します。

 

大小の刃を使い分け、対象のリアルな再現から、

あえてノミの彫り跡に似た粗い刃跡を残すものまで、多様な表現が可能となりました。

 

 

IMG_1334

サリシュール(斑紋)

ガラス素地に各種の金属酸化物の粉末をまぶしつけ、斑紋を生じさせる技法。

 

ガラス素地に不純物が混じることは従来は失敗作とされていたが、

ガレはむしろこれを積極的に活用し、複雑な色調の斑紋ガラスを開発した。

 

こうした発想の転換が、ガレの作品装飾の多様な表現を可能にしたともいえる。

 

 

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スフレ(型吹き)

2つないし4つに割れる方の内面に凹刻を施し、そこにガラスを吹き込むと、

窪んだ面がガラスに転写され凸面となります。

 

この原理を応用すると比較的簡単に果実や動物などのモティーフのを

立体的な浮き彫りに仕上げることができる。

 

1920年代のガレ社でしばしば用いられた技術である。

 

 

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パチネ(古色)

透明ガラスの素地に失透現象を起こすような化合物を入れておき、

ガラスの表面を錆色のように曇らせたり、濁らせる効果を出してくれます。

 

古銅など、古い金属のような感じを出すこともできる。

ガレが1898年に特許を取得した技法なんですよ。

 

 

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ペルル・メタリック(金属箔挟み込み)

金・銀・プラチナなどの貴金属の箔をガラスの中間層に挟み込む技法。

きらびやかな効果が生まれる。

 

 

IMG_1338

マルケトリー(ガラス象嵌)

寄木細工の家具にヒントを得てガレが創案した、ガラスによる象嵌技法。

 

色ガラスの薄板を文様の形に切り、それぞれを炉のなかで融合させて、

あらかじめモティーフの大まかな形を組み上げておく。

 

それらを加熱して器体に接着し、コテでよくならし込み、

表面が平らになるまで押し込む。

 

徐冷後にグラヴュールで細部を整える。

技術的にかなり難しく、制作途中での破損が多い。

1898年に特許を取得した。

 

 

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エッチング(酸化腐食彫り、アシッド)

フッ化水素酸と硫酸の混合液でガラスを腐食させ、文様を浮かび上がらせる技法。

 

ガラスの表面を、パラフィンなどの保護膜で覆ったあとに

文様部分だけ皮膜を残して溶液に浸すと、他の部分が腐食されて文様が浮き彫りとなる。

 

これがエッチングによるカメオ彫りで、

ほかにガラス表面をつや消しのマット状にする場合にも用いられる。

アシッドとも言われています。

 

 

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エナメル彩(色絵付け、エマイユ彩)

比較的低温で溶ける色ガラスを細かく砕き、これに油や松脂を加えて練り絵具とする。

 

筆でガラス器の表面にさまざまな文様や図柄を描き、500℃前後の温度で焼きつける。

 

剥落や変色しない絵付けができます。

 

透明と不透明のものがあり、絵具を盛り上げて着彩したり、金属箔の上に

透明エナメルを重ねて塗るなど、技法も多種類ある。

 

 

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模玉ガラス

琥珀、瑪瑙、翡翠、大理石といった天然素材に似せたガラス素地をいう。

金属酸化物を調合して色むらのある発色をさせたり、

異色のガラスを練り合わせて縞目をだしたりする。

 

ガレの作品を特徴づける複雑な色調の素地はこの技法による。

 

 

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アンテルカレール(挟み込み)

ガラスの層の間に、色ガラスで作った文様を挟み込む技法。

 

被せガラスを削って文様を表出したのち、透明ガラスや異なる色ガラスをかぶせ、

さらに表層に彫刻を施す。

 

文様の重層的表現が可能となり、反射光と透明光で異なる色合いを見せる。

 

装飾に深みと奥行きのある空間を持たせることができる。

 

 

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アプリカシオン(熔着、アップリケ)

ガラスで花や昆虫などをかたどった立体的な装飾を施す手法。

 

器体のガラスがまだ熱いうちに、

あらかじめ用意しておいたガラスの塊を部分的に熔着し、

冷ました後、グラヴュールにより花や昆虫などのモティーフの細部を彫り出す。

 

 

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エモービジュー(宝石七宝)

金、銀、プラチナ箔等とガラス器に熔着し、

その上に半透明あるいは透明のエナメルをかけて低音度で焼き付ける。

 

金属箔と光を反射し、きらきらと宝石の様な輝きを出す事が出来る。

 

 

 

 

最後のまとめ

色々なお店を見ていると、知ってか知らずか偽物も普通に販売してあるお店があります。

 

 

しかし、現代の技術では当時ガレが作った様な作品を精密に作れる様に

なっているので見極めが非常に難しくなっているのも事実です。

 

 

偽物か本物か分からない時は他の本物の商品を見てみることが一番です。

 

 

1番良いのは、博物館に行って直接現物を見る事なのですが

中々近くに美術館ってありませんよね。

 

 

なのでアンティークガレの商品を見れる所は本の中にあります。

本の中のたくさんの商品を見て行く内に自然と真贋の目が養われますよ。

 

 

上で出した偽物も一目見れば簡単に見分けがつく様になりますので

いろんな商品をご覧になられて下さいね。

 

 

基本的にはページ上部に紹介しているサインと照らし合わせながら

商品を見ればほとんど間違う事はありませんよ。

 

 

もし、自分の持っているガレの花瓶で真贋に疑問があるとか

この商品の真贋が気になるといった場合はお気軽にお問い合わせ下さい。

一緒に拝見させて頂きます。

 

 

また、私のアンティークショップにもたくさんの商品を準備していますので

お時間のある際にはご覧になられて下さいね。

 

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