ヴィクトリアンティーセットをご紹介♪〜アンティークシルバーポットとティーカップと美味しい紅茶の入れ方
イギリスと日本で流行したヴィクトリアン様式をご紹介
本日はイギリスのヴィクトリア朝に注目して、ポットとカップのティーセットを紹介していきます♪
優雅な時代の美しい銀器・陶器をお楽しみください(*^_^*)
ヴィクトリアン小型のコーヒーポット
丸っこくて可愛らしいフォルム。
ROBERT GARRARDというメーカーで1865年に作られました。
純銀製で、ロンドンのホールマークが押されています!
高さ:18.8cm
横幅:18.8cm
重さ:600グラム
コンパクトで、使いやすいサイズになっていますので、とっても実用的な一品ですよ♪
このポットは洋梨形と呼ばれるもので、ラ・フランスのように下に行くにつれてふっくらとしています♪
デザインはこの時代より少し前に流行したクイーンアンを踏襲しており、エンボス(浮き彫り縦線加工)の流れるような装飾が食卓に調和をもたらしてくれます😄
取っ手とつまみは硬質粘土を利用しており、耐熱性に優れています(^^)
飾っておくだけでなく、少人数で御茶会をするときなどに、
ご使用なさると、良い話題の種になることもまちがいなしです✨✨
◎小型ヴィクトリアンティーポット
こちらもROBERT GARRARDの作品で、1845年のモデルです♪
・高さ:16.1cm
・横幅:20.9cm
・重さ:534グラム
先程はコーヒーポットでしたが、こちらはティーポットです。
コーヒーポットは縦長で、ティーポットは横長ですが、
どうしてティーポットがこういう形をしているかわかりますか?
紅茶をおいしくいただくためには、茶葉をジャンピングさせる必要があります。
ジャンピングとは、茶葉がポットの中で上下に動きまわることで、
これがしっかり起こると、抽出がしっかりされて美味しい紅茶が出来上がるのです♪
ティーポットの横長の形は、ポット内でジャンピングを起こしやすくする機能があるんです!
背の低い方がお湯が回りやすいってイメージしやすいですよね(*^_^*)
1845年というと、アイルランドを中心にヨーロッパで飢饉が起きた年ですが、そんな大変な時期にもかかわらず、非常に丁寧な作りが見受けられる作品です!職人魂を感じますね😳✨✨
ヴィクトリアン大型コーヒーポット
こちらはEd Lothianというメーカーのコーヒーポットで、1858年に完成した作品です♪
・高さ:27cm
・横幅:26cm
・重さ:810グラム
コーヒーポットというと、こういう背の高いものが一般的ですよね♪
食卓での存在感が抜群なコーヒーポットですが、
ただただ目立つために大きくなってるわけではないんです(^^)
コーヒーは、昔はポットにそのまま粉を入れて、
そこにお湯を注いで上澄みを飲んでいました。(あまり美味しそうではありませんが、、、)
そういうわけで、粉を底に沈殿させるためにポットが深く作られていたんです😄
このポットはアールヌーボーの系統を組んだデザインをしているので、
貝殻をモチーフに使った流れるような形をしています♪
こういうシンプルな作りは、時代を選ばないのでどんな食卓にもマッチするはずです!
◎珍しいデザインのティーポット
Shaw and Fischerという技術者が作った珍しいデザインのティーポットです♪
彼はあまり知られていませんが、イギリスの工業中心地であるシェフィールドで認められた技術者で、その腕は眼を見張るものがあります👀
・高さ:14cm
・横幅:29cm
ニッケルに銀めっきをした素材で作られていて、使われた銀は純度92.5%以上のスターリングシルバーで、強度もとても優秀です♪
足元がとっても可愛らしいデザインをしていますね!
これは、古代ローマやギリシャ建築に見られるアクロテリオンと呼ばれる、渦を巻いたような装飾に着想を得て作ったものだと思われます😄
古代の伝統デザインを装飾に利用することは良くありますが、このポットのように、足や注ぎ口を重点的に装飾しているものは珍しいです♪
注ぎ口が少し曲がってしまっていますが、実際に使うのにはなんの問題もありません♪
取っ手が木で作られていますが、ダークブラウンの素材が少しくすんだ銀とマッチしていて、アンティークの良さがにじみ出ていますね😄
ビクトリア調 スターリングシルバーのティーセット
1899年、バーミンガムのJoseph Gloster Ltdの品質保証刻印が入っています♪
アンティークのビクトリア調スターリングシルバー製のティーセットで、
ティーポット、クリーム入れと砂糖壺、ティースプーンが
オリジナルのディスプレーケースに入っています!
縦溝が入って卵型の、伝統的なクイーン・アン スタイルで、
ティーポットは横20cm、奥行き8cmで高さが12cmです。
砂糖壺は持ち手を入れて14cm、クリーム入れは持ち手から注ぎ口まで11cm。
3本のティースプーンは、1923年Mappin and Webb製で
ねずみのしっぽのような細長い柄が入っています♫
ビクトリア調 スターリングシルバーのバチェラーティーセット
1895年、バーミンガムのDeakin & Francisの品質保証刻印が入っており、
均整の取れたビクトリア調アンティークのバチェラーティーセットです(*^^*)
八角形のシンプルなスタイルで、木の持ち手とつまみがついています。
ティーポットの高さは12.5cmで持ち手から注ぎ口まで17cm、
砂糖壺は高さ8cmで左右12cm、クリーム入れは高さ7.5cmで左右9cmです。
重さは3つ合わせて15.3トロイオンス(476g)です♫
ジョージ5世スタイル スターリングシルバー製 3ピースのティーセット
1933年、ロンドンのJay Richard Attenborough & Co Ltdの品質保証刻印入りです♫
格調高いスターリングシルバー製のティーポット、
クリーム入れ、砂糖壺の3ピースのティーセットです。
ベークライト樹脂の持ち手とつまみがついたアールデコスタイル(*^^*)
ティーポットは高さ15cmで持ち手から注ぎ口まで25cm、
クリーム入れは高さ8cmで持ち手から注ぎ口まで12cm、
砂糖壺は高さ6.5cmで左右14cmです。
3ピースセットで合わせて31トロイオンス(964g)です♫
ジョージ5世スタイル スターリングシルバー製 3ピースのティーセット
1911年、ロンドンのT. Bradbury & Sonsの品質保証刻印入り♪
美しいアンティークのスターリングシルバー製ティーポット、
砂糖壺、クリーム入れのティーセットです。
八角形のシンプルなスタイルが特徴です。
ティーポットは高さ18cmで、持ち手から注ぎ口まで27.5cm、
砂糖壺は高さ9.5cmで左右19cm、クリーム入れは高さ12cmで左右11.5cm。
3ピースセットで合わせて39トロイオンス(1213g)です♫
ジョージ5世スタイル スターリングシルバー製 3ピースのティーセット
1925年シェフィールドのRoberts & Belkの品質保証刻印入り♫
美しいスターリングシルバー製のティーセットで、形は八角形。
刻印飾り入りの持ち手やロープ模様、パイナップル型のつまみが特徴です♪
ティーポットは高さ14cmで持ち手から注ぎ口まで26cm、
砂糖壺は高さ7.5cmで持ち手から持ち手まで15cm、
クリーム入れは高さ7.5cmで持ち手から注ぎ口まで13.5cm。
重さは合わせて33.3トロイオンス(1036g)です(*^^*)
ヴィクトリアンカップ
◎コールポート 花柄が小窓に描かれたカップ&ソーサー
こちらはコールポートのカップ&ソーサーで、19世紀末に作られました♪
コールポートは当時世界最高峰の技術をもったイギリス屈指の陶磁器メーカーで、たくさんの上質なカップを生産しました✨✨
現在はウェッジウッドに統合されたため、コールポートの名前での生産は行われていませんが、市場では根強い人気を持ったメーカーの一つですよ😄
高さ6cm、幅10cmの一般的なカップですが、これでもかというほど描かれた花の絵付け装飾が、うっとりするような美しさを放っています😳✨✨
(キャビネットに描かれそうな柄であったため、フローラル・キャビネットと呼ばれています🌺)
金と青の相性もよく、インテリアとして飾るようにはもってこいのアンティーク食器です!
(もちろん実際に使うこともできますよ♪)
ティーカップのソーサーは幅広なのが特徴的ですが、当時は熱い紅茶を冷ますために、ソーサーに移して飲んだこともあったそうです😳✨✨
◎コールポート 天使(エンジェル)が描かれたカップ&ソーサー
こちらもコールポートのカップ&ソーサーです♪
高さ7.5cm、幅11.5cmのやや高めのティーカップです😄
コールポートは青の染料をうまく使ったことでも有名で、美しい色合いが当時のままの形で残されています✨✨
描かれている天使は、美術用語でケルビムとよばれています。
本来は天使の一人の名前を指していますが、定型化されて翼の生えたかわいらしい子供の姿を表すようになりました♪
愛らしい天使たちと一緒に、素敵なティータイムを楽しむには最適のアンティーク食器です♪
もちろん観賞用に、お部屋に飾っても新しい風を迎い入れてくれるはずです✨✨
私だったら洋風のお部屋で、ケーキのような少し贅沢なお茶菓子で、午後の優雅なひとときを演出するのに使いたいですね(*^_^*)
ウェッジウッド 花束が描かれたカップ&ソーサー
こちらのカップ&ソーサーは、かの有名なウェッジウッドが19世紀後半に手がけた作品です(^^)
高さ6cm、幅8.9cmの一般的なおてごろサイズのティーカップです✨✨
円形が多いカップですが、こちらのカップは角ばった形をしているのが特徴的です♪
ソーサーも同じような作りで、クイーンアンスタイルを踏襲したデザインになっているのが特徴的です♪
カップの内側にも花の絵付けが入れられています😄
紅茶はコーヒーとは異なり色が薄いので、内側にある絵付けでも楽しむことができます(^_-)
紅茶の香りと味だけでなく、見た目も楽しめますね💕💕
ウェッジウッド ジャスパーウェアのカップ&ソーサー
こちらもウェッジウッドのカップですが、見たことがある人も多いのではないでしょうか?✨✨
こちらのカップはジャスパーウェアというウェッジウッド特有の素材で作られている陶磁器です♪
ジャスパーウェアは胎土に着色した素材で、表面には別の色でレリーフ装飾が施され、堅牢で実用性と装飾性が両立している、ウェッジウッドを代表する主力商品なんです(*^^*)
美しいブルー系等の色使いが目を引きますね!
追加されている装飾に、聖書のモチーフが使われているということも、ジャスパーウェアの特徴です(^_-)
伝統ある世界的に有名なカップで御茶会を催したら、お客様にも喜ばれることまちがいなしです(*^^*)
本日のご紹介はここまでになります!
ヴィクトリア時代の美しいデザインに、少しでも興味を持っていただけたら幸いです😄
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