様々な場面や用途に使って頂きたい！アンティークシルバースプーンのご紹介
本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫
アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
本日はアンティークシルバースプーンの商品を8点ご紹介いたします♥
1 アンティークシルバーのペアのソルトスプーン
サイズは、全長6cm×幅2cm×深さ2cmとやや小さめになります。
ホールマークもスプーンの裏にしっかりと刻まれております。
製造年は1880年、検証年は1884年です。
柄の螺旋のデザインが、とてもおしゃれです♥
塩用のスプーンというと不思議に思われるかもしれません。
現代ではテーブルのお塩といえば、小型の小瓶などに入れることが多いですが、古くは食事会などの主催者が、ソルトスプーンで参加者に取り分けていました。
まず、塩は空気中の水分を吸収して塊となる性質があります。
この塩の塊を専用の、ソルトセラー(オープンソルト、マスターソルト)という容器に乗せて、ナイフなどで細かく分けた後に、ソルトスプーンで食事の上に添えていました。
現代よりもお塩は貴重な調味料だったということも理由にあるようです。
およそ1930年代に入るまでこの方式が続いていたのです。
ソルトセラーも素敵なアンティーク品が多いです♥
パーティーなど特別な日に、ソルトセラーとソルトスプーンで優雅な食卓を演出してみるのもおすすめです。
ホールマーク
メーカー : Walter & John Barnard (WBJのマーク)
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1884年
2 洗礼用アンティークシルバーのプレート＆
スプーン＆フォークのボックスセット
とても豪華なデザインですね。
ガッドルーンという丸ひだの彫刻で縁が装飾されています。
Thomas Bradburyというメーカーのお品で、HARRODSというロンドンの有名なお店で売られていたものになります。
当時のそのままのセットの形式で、ケース内の赤い布部分にもHARRODSの印がそのままございます。
キリスト教国のイギリスでは、幼児洗礼の1つとして、スプーン
を使って食事をするという習慣があります。
“Be born with a silver spoon in one’s mouth”という有名な英語のことわざ、直訳では”シルバースプーンを口にくわえて生まれる”ですが、裕福な家に生まれるという意味ですね。
この洗礼で裕福なお家では、高価なシルバースプーンが使われた
ことから由来しているみたいです。
サイズ: プレート18.3 cm スプーン15.3 cm フォーク 15.3 cm
重さ:合計296.2g
ホールマーク
メーカー : Thomas Bradbury
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1910年
品質:スターリングシルバー
3 英国王エドワード8世時代の
ブリタニアシルバーのサービングスプーン6本セット
料理を取り分けるためのサービングスプーンになりますので、サイズは長さ 22 cm×幅4 cm×深さ1cmと少し大きめです。
“Old English pattern”というデザインで、柄の端が後ろに反っているスプーンの型になります。
羽のような装飾がまわりに施されています。
柄の端には、グリフィンのような動物のついた紋章がございます。
保存状態もとても良く、美しくてシンプルなデザインですので、長くお使いいただけるお品かと思います♥
また、ブリタニア(BRITANNIA)スタンダードシルバーという、銀純度95.84％の品質保証のマークがもございます。
これは英国王ウィリアム3世時代、1697年の英国議会法により、純度92.5％のスターリングシルバーを超える品質の基準として定められたもので、高品質を保障するマークです。
ホールマーク
メーカー : Goldsmiths & Silversmiths Co.
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1908年
品質:ブリタニアシルバー
4 英国王エドワード8世時代の
シルバー製シフタースプーン
オウム貝のようなユニークな形のふるい用のシフタースプーンです。
貝の側面に穴があるのをご覧いただけるかと思います。
調味料のふるい用などにいかがでしょうか？
サイズは全体は長さ15cm、貝は5.5cm×6cmございます。
重さは34gになります。
貝には特許品を示すパテントナンバーもございます。
保存状態はとても良く、ダメージなどもございません。
ホールマーク
メーカー : George Bowen & Sons
アセイオフィス :バーミンガム
検証年: 1908年
5 英国ヴィクトリア女王時代の
シルバー製デザートスプーン6本セット
フィドルパタンというデザインのスプーンです。
フィドルパタンは、柄の形がフィドルというヴァイオリンの1種である弓奏弦楽器の形に似ていることに由来しています。
シルバーカトラリーにもよく見られる優雅なデザインです。
また、グリフィンか鳥のような動物のデザインが入った、スタイリッシュな紋章もございます。
この時代のフラットウェアとしては保存状態が良く、セットとして揃っていますので希少価値の高いお品です。
サイズは、長さ17.5 cmで、ボウル部分は3.75 cmになります。
ホールマーク
メーカー : Henry Holland
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1873年
製造年:1870年
6 TIFFANY & CO. アールヌーボー調
シルバーコーヒースプーン6本セット
英国エドワード王時代のTIFFANY & CO.のデミタッセのコーヒースプーンになります。
オリジナルケースに入っています。
ボウル部分はゴールドカラー、柄の持ち手の部分には、ベリー類と蔦のアールヌーボー調
のデザイン入りでとてもおしゃれです。ボックスにはニューヨークとパリのTIFFANY & CO.の所在地が刻印されています。
ボックスは木製で、ダークカラーの裏地にストライプ模様のカバーで、とてもスタイリッシュですね。
スプーンの裏に印が入っています。
スプーンのサイズは、長さ11.5cm×幅2cm×深さ1cmで、総重量は147gになります。
保存状態もとても良く、表面にかすかなすれがある以外にはダメージもございません。
ボックスの蓋は一度修理されています。
7 19世紀のデザートスプーン6本セット
“Old English pattern”という、柄の端が後ろに反っているスプーンの型は、多くが失われてしまったため、セットで現存している本品は希少価値が高いものになります。
英国ジョージ王の後期～ウィリアム4世時代にかけてのお品です。
モノグラムや紋章はなく、デザートスプーンもしくはスープスプーンとしてもご利用いただけます。
同じデザインとサイズの2本×3パタンの合計6本セットになります。
保存状態がとても良く、ダメージなどもございません。
スプーンのサイズは、長さ18cm×幅4cm×深さ1cmです。
ホールマーク
メーカー : William Eaton/Thomas Smily
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1824/34年
品質:スターリングシルバー
8 英国王ジョージ3世時代の
シルバーデザートスプーン6本セット
シンプルで美しいデザインのスプーンのセットです。
柄の部分に渦巻きデザインのイニシャルが入っています。
使用感は少なくダメージもございません。
良品質のシルバー製です。
総量は210g、スプーンの各サイズは長さ17cm×高さ1になります。
ホールマーク
メーカー : Hester Bateman
アセイオフィス :ロンドン
検証年: 1776年
本日はいかがでしたでしょうか？
ソルトスプーン、シフタースプーン、洗礼用のスプーンなど少し珍しいタイプもございましたね。
アンティークのシルバースプーンには、場面や用途に合わせて種類が豊富にあり、素敵なお品が沢山あるのも魅力です♥♥
お気に入りのお品がございましたら、ぜひあなたの生活にも取り入れていただければと思います。
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