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【現代マイセンのカップ&ソーサー】大輪の花咲く優雅なティータイムを楽しむ

 2016/10/24 マイセン
この記事は約 9 分で読めます。 3,420 Views

本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫

 

アンティーク食器専門通販取扱店

博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)

 

今日は、ドイツ陶器の名窯マイセンのカップ&ソーサーのご紹介です💓

 

マイセンは海外のアンティーク食器好きの方にはたまりませんよね。

 

なぜって❓❓

 

それは、ヨーロッパの白磁の歴史はマイセンと共にあるからです☝✨

 

そうです❗️今から約300年前、マイセンこそがヨーロッパで初めて白磁を製作した窯なのです。

ですから、ヨーロッパにおける陶磁器を語る時に、マイセン無くしては語れません❗️

 

私、加寿美もマイセンの純白の滑らかな触り心地の大ファンでございます(*^^*)

今日は現代マイセンの中から美しい絵柄のピンクダリアとイエローアイリスの2パターンを

張り切ってご紹介しちゃいます~🎶

 

その前に、現代マイセンについて少しご説明しましょう☝️✨

 

現代マイセン5人組について

1960年代、マイセンに関わるアーティストたちの中から「これぞ!」と志を持つアーティストが、

「芸術の発展を目指すグループ」が結成しました☝️✨

 

ドイツ・マイセン近郊にある、かつてのスポンサーアウグスト強王の狩猟の城でもあった

モーリッツブルグの中に、マイセンの本窯とは別にアトリエを作り、活動を開始。

 

「芸術の発展を目指すグループ」って一体何するグループなの❓

 

そのままのテーマをグループ名にしているので何となくは想像できますが、

イメージもぼんやりとしてしまい、一体なんのグループなのか誰でもそう思いますよね。

 

つまりは、「これまでのマイセンの伝統技術を後世に伝えるだけでなく、

自分達から新しいマイセンの創造性を作りだそう❗️」という主旨のもと結成された、

マイセンの中の新しいムーブメントだったようです☝️

 

そこには才能豊かなトップアーティストが集まり、これまでのマイセンの歴史と技術を踏まえつつ、

新しいマイセン磁器の製作に取り掛かります。

 

このグループには、今でも現代マイセンを語るのに欠かせない5人のアーティストが集結しました✨

今では「現代マイセン5人組」との異名をとる程の稀代の才能を誇るアーティストが揃ったわけです。

 

1人目は、この芸術の発展を目指すグループのリーダーでもある、ハインツ・ヴェルナー☝️

鬼才の絵付師で現代マイセンはヴェルナーなくしては現代マイセンはなかったと言われるほどで、

今でも高い人気を誇るアラビアン・ナイトやサマーナイトなどの名作の生みの親とも言われる人です✨

 

そして2人目は、マイセンフォームの名作「グロッサー・アウスシュニット(オーキッド)」を作った、

ルードヴィヒ・ツェプナーです☝️

 

「マイセンフォルムの巨匠」とも呼ばれており、1730後半~1740年代前半に活躍した、

マイセンフォルムの基礎を築いたケンドラー以来の天才とも称されています☝️✨

 

今でもマイセンの名品として人気の高いアラビアンナイトやサマーナイトは、

ヴェルナーによる絵付けとグローサー・アウスシュニットのフォルムによって生まれたと

生まれた名作とも言われているんです☝️✨

 

その他にも、磁器という素材の限界を超えて人の表情や感覚を生き生きと表現した、

現代マイセン造成塑像の巨星、ペーター・シュトラング。

 

マイセンの伝統を守りながらも全く新しい花の絵付けをマイセンに残した、

フォルクマール・ブレッチュナイダー。

 

そして、最後は1966年にグループに参画したルディ。シュトレ。

時代に即したリトグラフの技法をによる絵付けの技法を生み出し、名作を数々残しています。

 

以上の5人が 「現代マイセン5人組」と言われるトップアーティスト達✨

この中で一人欠けても、今のマイセンはなかったとも言えるでしょう。

特にヴェルナーとツェプナーは、現代マイセンを確立したアーティストの中心人物だったと言えます❗️

 

それでは、本日マイセン カップ&ソーサーのご紹介です~(^^)🎶

 

マイセンカップ&ソーサー: ピンクダリア(真紅の菊)

小ぶりの花びらフォルムのカップにインパクトのあるダリア❗️

花びら一つ一つ手書きをされていて、色の濃淡も絶妙✨

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カップの径は約6.5cmと小振りのカップには

ミルクティーやチャイティーだけでなく、コーヒーを入れても良さそう😀💕

 

カップ容量は150cc と決して多くはありません。

おそろいのダリアシリーズのティポットがあれば、一緒にテーブルにセットしておくのがおすすめです☝️✨

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どの角度から見でも、絵付けされた花茎が配置されているのは、

さすがマイセンの業といったところ💖

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マイセンの細かいデザイン構成が嬉しいですね~😀💕

もちろん、全て手書きの絵付けです✨

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マイセンのカップは使うだけでなく、鑑賞するだけでも満足な立派な芸術品なのです❗️

 

グロッサー・アウスシュニットとはオーキッド、つまり蘭の花を意味するフォルムのこと☝️✨

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確かに、どの角度からも蘭の花ビラの美しいラインが縁のカップフォルムとして目を引きますね💖

 

カップを持つときは、小さ目の持ち手は、指をひっかけずに3本の指で挟むように持つと、

とってもエレガントな持ち方になりますよ☝️

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指に触れた時の滑らかな磁器の感触は、一度手にした人だけが知る感覚なのです💕

 

かつてはカップの底には、マイセンのシュヴェルトナーと呼ばれる絵付師だけが

描くことが許されていた、双剣マーク✨

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1700年代までさかのぼる歴史を持つマイセンの風格とも言えますね❗️

 

こちらは、ソーサーです🎶

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カップが小振りなので、ソーサーも直径14cmと小さめとなっています。

 

小さなティーテーブルやローテーブルるの時は

自分の手に乗せることもできるサイズは使い心地が◎なのです(*^^*)💕

 

こちらはデザートプレート。

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これぞ、真紅のダリアです❤️

裏底には、しっかりマイセンの双剣マークが入っていますね(^^)

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このように、デザートプレート、ソーサー、カップと重ねると

全ての縁がグロッサー・アウスシュニットに揃うようになっていて、

ひとつの大輪の花のようなフォルムになるのです☝✨

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考えられてますよね~⭐️

ティータイムのテーブルも一気に華やかになります😀💕

 

マイセンカップ&ソーサー: イエローアイリス

こちらもグロッサー・アウスシュニットのフォルムのカップ&ソーサーとなってます🎶

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アイリスの花を瑞々しく絵付けした、華やかななカップ❗️

 

ソーサーのアイリスの葉とカップの葉が繋がるように、しなやかな曲線が美しいですよね✨

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どの角度から見ても、カップのお花は咲いているように見えます💖

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カップの側面や裏面には トンボ?が描かれていて、

このカップだけでアイリスの咲く景色が広がるようです(*^^*)

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水面の繊細な描き方、アイリスの花びらの細かなタッチ、

どれをとってもため息が出てしまうほど美しい絵付けですね(*^^*)💕

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飲み口の直径は6.5cmとやや小さめ☝

上品に傾けて、ティータイムを楽しみたいもの🎶

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先に紹介したダリア(真紅の菊)といい、このイエローアイリス(水仙)といい、

どこか日本的な要素が濃く彩られているので、日本人のいう「わび、さび」の情緒が

感じ取れる絵付けとなっているんですね☝️✨

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いかがですか❓

どこからか水辺で風がそよいで、アイリスがゆらゆらと揺れているような錯覚になりますよね✨

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上から見ても、ソーサーの縁のフォルムは美しい花弁のようです✨

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こちらもしっかり双剣マークが描かれていますね。

元々はマイセンの絶大なスポンサーだったアウグスト強王の紋章だったそうですよ☝

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1875年にドイツ国内外で商標登録されてマイセンの商標となりましたが、

今でも絵付師によって一つ一つ手書きをされているそう☝✨

 

2つと同じマークはないので、マイセンの「オンリーワン」となるわけですね✨

 

この双剣マークは時代と共に微妙に変わっているため、

製作年代を判断するためにも使われることがあるそうですよ☝

 

双剣マーク一つも奥が深いものですね(*^^*)💕

 

いかがでしたか❓

 

マイセンのカップの絵柄の数はとても多いので、

今日は日本人にもどこか懐かしくグッとくるダリアとイエローアイリスをご紹介しました⭐️

 

マイセンのカップ&ソーサは絵柄でそろえるだけでなく、

カップのフォルムで揃えて、さまざまな絵柄を増やす揃え方もあります。

 

楽しみ方の幅が広がりますね❗️

 

マイセンのカップ&ソーサーについてのお問い合わせがあれば

何なりと当店へお問い合わせください。

 

皆様からのお問い合わせをお待ちしております(*^^*)💕

 

 

【アンティーク食器専門ショップ  博多マイセン】

安心の交換・返品保証サービスを承ります♪

 

「今年こそ、アンティーク食器を購入したい!

 

でもなあぁ、通販で商品を購入するのってちょっと

 

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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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