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フランスの高級シルバーテーブルウェア クリストフル(Christofle)のティエリー・オリエンスのインタビュー

 2017/06/01 クリストフル
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カミカ
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クリストフルってどんな会社!?ティエリー・オリエンスが明かすクリストフル

芸術的作品であり、高貴な歴史を持つ豪華なブランド、

クリストフルに匹敵するほどのブランドはそう多くはないだろう。

美しいシルバーを基調とした製品を

200年以上にわたり作り続けている同ブランドは、

今や世界をまたにかけ「品質」と

「上品さ」のシンボル的存在となっている。

時代と共に発展し続けているが、

決して伝統的な価値は失われてはいない、

今日のクリストフルは今までにないほどに人気のブランドとなっている。

 

クリストフルの最高経営責任者であり、

会長でもあるティエリー・オリエンスは

何故彼等が自身のゲームのトップに君臨し続けるのかを、こう語る、、、。

 

19世紀中頃に設立されたクリストフルはどのようにしてその豊かな歴史は続けられ、今日のブランドを形成しているのですか?

クリストフルは19世紀始まりに

中流・上流階級が世を席巻した後に設立されました。

当時、これからは「住宅」が

より一層、重要視されて

行くのであろうと予想されていました。

 

そしてその始まりの時から私達はそのビジョン持ち続けているのです。

クリストフルはデザイナー達や、アーティスト達との様々な

コラボレーションにより形作られています。

そして毎回、ブランドの真の価値と歴史を理解している

誰かと新しいコラボレーションを行うことによって、

物作りの過程をより一層成功させているのです。

どのようにしてクリストフルは革新的でありながら、そしてファッションの域を超越しながらも伝統的な価値を保持しているのですか?

私達は特にファッションを重要視していないのですが、

クリストフルの社員がファッションショーや、アート美術館、

様々なエキシビションに精通するように配慮しています。

私達自身が時代の中心であり続けるようにすること、

それこそがインスピレーションを獲得するのに、

必要不可欠なことなのです。

 

そして、これこそが私達が外のデザイナー達

(自社のデザイナーも同様に)と共に仕事を行う理由です。

何故ならば、それこそが最新で、

なおかつ現代的なトレンドであり続ける為、

そして今日のカルチャーを知る為に一番最適な方法だからなのです。

 

私が思うに、誰もが皆、知らないうちにファッションに影響を受けています。

私達が製品を見る時、その製品が季節さえも超越できるものかどうかを、

明らかにする必要があるのです。

 

私達はファッションという枠には収まらないのかもしれません。

けれども耐久性のあるデザインで、

私達はそのことを誇りに思っています。

 

何故ならば、それは私達が最小限のカーボンフットプリントを

持っていることを意味するからです。

私達はいまだに、市場に新鮮さをもたらすように

努力をしていますが、同時に顧客が購入する商品が

20年経ってもまだ出回っていることを望んでいます。

工場はノルマンディーにある

ヤインビルという街にありますが、

フランスの工業を支えるということは

あなたにとって重要なのですか?

特に愛国心があるから、と言うわけではなく、

たまたまノルマンディーにとても優れた職人達が居た、それだけです。

彼等は長い間勤めており、

完璧なまでに高い技術を保ってくれています。

私達は地理的に工場が近いということを

もっと気楽に考えていますが、

だからと言って他の場所では生産出来ないと言っているわけではありません。

 

例えば幾つかのフレームは私達が

全ての技術を持っているわけでは無いので、

ブラジルや、イタリアなどの他の国の技術も取り入れています。

 

もちろん、私達はフランスで生産できることに喜びを

感じていますが、本来の目的である「最高の技術」を

手に入れる為には、場所は問題では無いと思うのです。

 クリストフルの成功の秘訣とは何でしょう?

他社製品と比べ、クリストフルが持つ特別な品質の違いとは何でしょうか?

 

私達は他社の存在をあまり意識していません。

似たような他社の技術や表現に対してお互いに尊敬はしていますが、

直接的にどの相手もライバル視はしていません。

 

私達はクリストフルの2013年にどんな期待ができるでしょうか?

この年の新しいラインにはどのような

インスピレーションが隠されているのでしょうか?

 

今年、インスピレーションを与えてくれる

多くの新しいデザイナー達を獲得しており、

特に新しい二つのラインに力を入れています。

幾つかの製品は一度限りのものもありますが、

基本的には一貫性のあるものをデザイナー達と

関係を築きながら制作していきたいと思っています。

 

 

クリストフルはマルセル・ワンダースから

ペギー・ウィン・キンといった様々な著名な

アーティストやデザイナーとコラボレーションしていますが、

共同者としてデザイナーを選ぶにあたり、どのような過程があるのでしょうか?

 

過程とはつまり、起こる全てのことに

可能な限り好奇心を持っているということです。

 

様々な場所を探して、もし興味深いアプローチをする

デザイナーを見つけたなら、彼等と一緒に働くことを検討する。

時として、私達自ら彼等にコンタクトしたり、

彼等が私達にコンタクトしてくる場合もあります。

 

仕事上の関係性っていうのは、恋愛の話みたいなものなんです。

イチャつきから始まり、互いを理解しようとする。

そうしてようやく一緒に働くことまで結びつく。

でもそれは本当に、本当に時間がかかることなんです。

 一つのデザインが実現するまでに、

どのくらいの時間がかかるのでしょうか?

例えば、アイデアの始まりから、

一つのクリストフル製品として完成するまでに?

 

特に決まった期間は無いんです。

誰かが素晴らしいデザインを持ち込んで、

一週間以内には製品が作成されるということもあります。

 

また、ある時は、素晴らしいアイデアはある、

けれど生産するということを考えた時に、

現実的では無い場合、とりあえず話し合いから始めるんです。

大抵の場合、1、2年は製品を作り上げるのにかかりますね。

 

時々、私達が持ち合わせていない技術に移行するときは、

それ以上の時間がかかることもあります。

 

今年、どのような新しいトレンドの波が

この豪華な業界に来ると予想されますか?

トレンドの発展において、不況の影響はあると思いますか?

 

デザインに影響を受けているか、

どうかということについては、「はい」と「いいえ」、

どちらも言えると思います。

 

全ての顧客は深い知識を持っており、

良いデザインが施された製品を欲しがるのだと思います。

最近の顧客は手に届きやすいブランドを要求しますが、

それは本当に矛盾しているんですよね。

 

なぜならば、値段が顧客の販売意欲に影響するということに、

注目する一方で、

多くの顧客は特注品を求めてやってくるという事実にも

注目しなければいけませんから。

 

値段ではなく、「一点もの」を求めてやってくる人々を。

だから、この二つのトレンドのバランスが

取れるように心がけています。

 

 

「豪華の定義」というものが、

クリストフルの設立により変わったと思いますか?

もしそうなら、どのように変わったと思いますか?

 

言葉に表すのは難しいですね。

とても複雑なのですが、

まず第一に豪華と定義するように誘導されますから。

一つの定義があるとは思わないんです。

 

ただ、あまりに気取って定義付けしようとすればするほど、

興味が薄れてしまうという傾向はあると思います。

 

クリストフルが重要な変化を起こしたと思いませんが、

今や「豪華」というのはより大きな市場、

分類として認識されていると思います。

 

製品自体のことを述べるなら、

これからも素晴らしい製品の実現を期待できるでしょうし、

申し分のない職人技によって再現された創造性豊かな製品から、

ある種の魔法のようなものを発見できると思います。

 

「豪華」そのものは、あまり変わっていないと思いますが、

「豪華な製品」というものは未だに一定の価値を体現していると思います。

 

あなたの仕事において、一番良い点、悪い点とは何ですか?

 

そうですね、、、一番良い点は、

私達が本当に甘やかされている、ということでしょうか。

デザイナー達と共に働くというのはとても興奮しますし、

美しい製品を作る、世界中を旅する、

そして素晴らしい街々を訪れる、

そういったことができるということに本当に感謝しています。

 

業界の中でも真の価値を持つ会社で働けるというのは

とてもスリルなことですし、仕事をするというよりは、

使命を果たしている気になるんです。

私の使命は「ブランドが生き続けれるようにすること」なんです。

 

悪い点というのは特には思いつかないですね。

もしあなたがクリストフルの会長ではなかったら、

どうなっていたと思いますか?

 

そうですね、、、たくさんの可能性があると思います。

私はスキューバーダイビングのインストラクターになるには

少し年齢がいきすぎていますが、もしなっていたら、

楽しくやっていたと思います。

 

私は他の会社で同じような仕事をしているかもしれませんね。

豊富な歴史を持つような会社で。絶えず歴史を守って、

ブランドを活性化させる、そういうことに私は惹かれてしまうんですよ。

 

私達のようなブランドは常に自身で改革し続けなければいけない、

そしてその勢いの一部としていれるということが、真の喜びなんです。

 

もしあなたが誰か、生死を問わずクリストフルの

商品デザイナーを選ぶことが出来たなら、誰を選びますか?

アニッシュ・カプーアだね。

何故なら彼はデザインの視覚の不確実な部分も

正確にピンポイントで見つけるから。

 

あとがき

ティエリーのクリストフルに対する熱狂と情熱は、伝染的だ。

彼はブランド自身、そしてブランドが支持するものを信じている。

 

こういったことが、他社を寄せ付けない会社を確立しているのかもしれない。

そして、これこそがクリストフルがただの

豪華なブランドというだけでなく、

品質と信頼というブランドイメージを持っている証拠だ。

 

彼らの創造物の中にはお金では価値の付けられない本質的な価値がある。

クリストフルとは「ただの美しいデザイン」以上のものだ。

彼らは次世代の未来の為に投資し、歴史の一部となることを望んでいる。

 

 


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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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