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フランスのガラス工芸家 ルグラの素晴らしき作品1

 2017/05/12 ルグラ
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ルグラ カメオ&エナメル 水草文様の花瓶

ルグラによって美しく絵付けされ、エナメル装飾された花瓶です。

瓶の形をした花瓶で、底は楕円形、縁はわずかにフレア型になっています。

ガラスの土台はネープルスイエローでしっかりと厚みがあります。

水に揺れる赤みがかった水草と美しい緑葉がエナメル加工で装飾されています。

カメオレリーフはエナメルで絵付けされています。

底はエナメルで桃色に赤みがかっています。

 

サイズは25.4×12.7×10.16センチで、状態は非常に良好です。

欠けているところはありませんが、底に一つ傷があります。

内側にいくつか割れがありますが(底部分を含めて)、

ガラスの厚く、底がおそらく2.54センチあることから考えて、

問題はなく、製作時からのものと思われます。

 

ルグラ カメオ アートガラス リーフモチーフの花瓶

ルグラ カメオ アートガラス リーフモチーフの花瓶

素晴らしい茶色のガラス花瓶で、19世紀後期から20世紀初めにルグラに

よって製作されました。

琥珀色で不透明な下地に、緑葉のデザインが施されています。

この効果は、ルグラが使用したアシッドカットバックのカメオ技術によるものです。

 

オーギュスト・J・F・ルグラはフランスのサンドニで50年以上働いていました。

彼は19世紀後半から20世紀初めまで、このようなアシッドカットのカメオ製品を

製作しました。

この厚みのある茶色のガラス作品は、ダークグリーンと琥珀色の素晴らしい装飾が特徴です。

底には、少なくとも4色が見て取とれます。

花瓶の口の内側には、製作時にできた小さな気泡がありますが、

写真で見てのとおり、作品の美しさと価値を損なうものではありません。

小さな欠点があるとしても、素晴らしい状態です。

この小さい花瓶の大きさは、8.255センチ×11.43センチです。

側面にルグラのサインがあります。

 

ルグラ アシッドカット エナメル フランス製カメオガラス花瓶

ルグラ アシッドカット エナメル フランス製カメオガラス花瓶

フランス、サンドニのルグラのカメオガラス花瓶は、球根のような形をしていて、

首が細く、縁はフレア状で、アシッドカットとエナメルによって装飾されており、

桃色と無色の下地、つや消しされたアイスチップの上に、ブルゴーニュレッドの

葉が描かれています。

おおよその大きさは、高さが21.84センチ、直径が10.16センチです。

側面にカメオで「ルグラ」とサインがあります。

損傷や修復はありません。1920年頃の作品です。

 

ルグラ 紫藤の装飾のフランス製カメオアートガラス花瓶

ルグラ 紫藤の装飾のフランス製カメオアートガラス花瓶

このルグラのカメオガラス花瓶の高さは11.11センチ、直径は約8.89センチです。

側面が押されて、四角い形になっています。

オパールのような白い下地に、緑葉と紫藤が濃くアシッドカットで描かれています。

装飾の過程で、いくつか気泡が入っています。

そのほかは、傷や割れ目、修復はなく、良好な状態です。

1920年頃の作品です。

 

ルグラ 幾何学模様のアールデコ花瓶

ルグラ デコ 花瓶

ルグラのデコ花瓶です。

エッチングとエナメルで装飾されたまだら模様のガラスです。

高さは 20.32センチで、幅は10.16センチです。

アールデコ様式で、1920年から1940年の作品です。

欠けや割れはありません。

 

1900年頃 ルグラモンジョワ カメオガラス花瓶

1900年頃 ルグラモンジョワ カメオガラス花瓶

1800年代後半から1900年代初期のモンジョワのラインで、

フランス・パリ・ルグラの美しいカメオガラスの花瓶です。

花瓶はひょうたんの形をしています。

野薔薇が金色で施された不透明なモールドテクスチャーガラスで

できており、縁は金色で彩られています。

底には、側面に「Mont Joye」、下に「L & C」と描かれた

髭の生えた司教のトルソーを示す反転した盾が、

金色でスタンプされています。

~寸法~

直径は12.5センチ、高さは19センチです。

重量は875グラムです。

~状態~

縁の金色部分に摩損が見られ、底に大きい欠けと小さい欠けが

ありますが、全体的には非常に良好な状態です。

 

フランス製 ルグラ ルビナヴェルデ アートグラス 8インチ 花瓶 手製のエナメル装飾 緑から赤 1885~1890

フランス製 ルグラ ルビナヴェルデ アートグラス

フランス製のアートガラス花瓶で、ガラスがグリーンからルビーレッドまたは

深いクランベリー色に変化するルビナ ヴェルデです。

当時ルビナ ヴェルデを製作していたフランス人工芸家の一人であるルグラの作品で、

ルグラは厚みがある手製のエナメル装飾で知られています。

作製時期は19世紀で1885年から1890年頃です。

 

高さは20.32センチ、幅は11.43センチです。花瓶は垂直の形です。

縁は平らに磨かれ、両側にわずかに傾斜しています。

写真のとおり、縁の内側に小さな欠け目があり、

また、触れると、針を刺したような欠け目がいくつかあるのが分かります。

金の装飾はほとんどすり減っています。

装飾は厚く盛り上がったエナメルで、茎の長いピンクの野薔薇です。

茎にはとげが描かれています。

グリーンの葉があり、ブルーやピンクの葉もあります。

グリーンの葉は左にあり、黄色のエナメルで全体的に囲われています。

完全な葉ではないものがあり、意図して完全ではないのか分かりませんが、

エナメルの跡がないことから、部分的な葉を初めから描こうとしたのだと思います。

ブルーとピンクの葉と下側のピンクの薔薇の間に、レースまた蜘蛛の巣のような

デザインがあります。

傾斜している縁から、このガラスがボヘミアンのようにも思えますが、

厚みのあるエナメル加工の手製の装飾はルグラによるものです。

ガラスにはいくつか気泡があります。

ポンティルは丸く、窪んでいて、スムーズに磨かれています。

ポンティルの上には手書きで数字の3が描かれています。

ポンティルの片側には手書きで数字の15が描かれています。

19世紀のルビナヴェルデの吹きガラスはほとんどなく見つけるのが難しいです。

このガラスは、1880年代初めに、ウェストヴァージニア州、ホイーリングの

Hobbs, Brockunier & Companyによって独自に発明され、

数年以内に、いくつかのボヘミア、フランス、イギリスのガラスメーカーによって、

製作されるようになりました。

Hobbsは主にボウル等を生産していましたが、海の向こう側では、

この花瓶のように装飾的でハイエンドなものもありました。

19世紀から20世紀の他の変わったアートグラスについても、

私のショップをご覧ください。

 

ルグラ 菊の花 クランベリー 金装飾 花瓶

モーゼル ルグラ 12インチ クランベリー 金装飾 花瓶

ルグラの30.48センチのクランベリー、エナメル加工、金色の花瓶です。

損傷や修復はなく、素晴らしく元のままの状態です。

繊細な金の装飾による美しい葉模様さえも損なわれていません。

特別なアートガラスはあなたのコレクションの見せ所となるでしょう。

 

 

 

ルグラ フランス エナメル 金装飾 ターコイズブルー花瓶 1890年代

ルグラ フランス エナメル 金装飾 ターコイズブルー 背が高い花瓶 1890年代

ルグラの大きいターコイズ色のガラス花瓶で、

厚くエナメル加工され、美しい金色で装飾されています。

花が装飾され、腕部分がコーティングされています。

1890年代のルグラ、モンジョイサンドニ工場の典型的な作品です。

背が高く美しいモデルで、素晴らしい状態でとてもカラフルです。

高さ:25cm

直径:14cm

 

 

ルグラ アシッドカット フランス製 カメオグラス 美しい景色の花瓶

ルグラ アシッドカット フランス製 カメオグラス 美しい景色の花瓶

ルグラの4層のフランス製カメオガラスの美しい景色の花瓶は、

運河に沿った山の木がアシッドカットで装飾されています。

口が細い円柱状で足のあるクリアガラスの花瓶が、不透明な白色、シャルトルーズ色、

フォレストグリーン色の層で上塗りされています。

カメオでルグラとサインされています。

1910年代頃の作品です。

高さは約21.59センチ、直径は最大で8.89センチです。

損傷や修復はありません。

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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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