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アンティーク食器専門通販取扱店
博多アンティーク店長の加寿美です(*^^*)
Baccarat Argentina(バカラアルジャンティーナ)
を聞いたことはありますか~?
Argentina(アルジャンティーナ)はフランス語で、
情熱の国、南米のアルゼンチン共和国のことです
バカラアルジャンティーナは、1910年~1990年頃に作られたと言われていますが、
特に多くの作品がつくられたのは1920年~1960年の間と言われています
このバカラアルジャンティーナには、ラテンアメリカのような明るい、
陽気な植物が描かれ、エッジング加工が施されています。
バカラらしい気品を兼ね備えている一方で、ほかのバカラのグラスに比べて、
より珍しくポップで、ウキウキするような印象を与えるものなんですよ~
デザインとして、幾何学的で、植物や星、動物などが描かれていることが多いです★☆
デザインのテイストとして、「アール・デコ」風であり、アラベスクの印象を受けるとも言われています
職人によっては、ペルシャなど国をイメージして作ったと言われる人もいますよ~
エスニックな要素も入れられているんですね
光が当たるテーブルにおくと、バカラアルジェンティーナに施されたデザインが影となって、
テーブルに映るんですそんな隠しワザも用意されているんですね~!
そんなところに飲み物を注ぐと、またその影も変化しますので、これも見ているだけで楽しめちゃいます。
そんな演出も兼ね備えているんですね(^▽^)/
バカラの繊細で、艶があり、水晶のようにクリアな素材を生かして、
キラキラと輝いているのはバカラ共通であると言えるでしょう~
形は、全体的に適度な丸みがあって、日常でも使いたくなるような形状です
この作品は、品数が非常に少なくて、人気で、特に女性うけがいいんですよ~
デザインがポップだから、ジュースを注いでも、赤ワイン、カクテル、
ひいては日本酒や焼酎を注いで、飲み物とグラスの見た目を楽しむこともできるんです!
夏には、氷を入れて、麦茶も注いで使ってみたい印象があります
ひとつのバカラアルジャンティーナで、幾重にも楽しめて、お得です(^▽^)/
次の写真のバカラアルジェンティーナのブロ(取っ手つきのジャグ)を見ると、
中南米にあるカップと同じような陽気さ、楽しさ、愛らしさがありますよね~
素材が厚めなので、フルーツを入れたサングリアや、氷を入れたお茶入れとしても使えるんです
このブロは、高さは18cmで、底が14cmと、見た目に比べて、意外と容量が多い印象ですね~
次の写真は、デキャンタのフタです。
この球体の部分がとっても素敵です(^^♪
丸みがあって可愛らしいですよね~ 角度を変えると、違うデザインが見れるところが興味深いですし、
どこから見てもきれいなのが、さすがバカラです!
ただのデキャンタのフタとして、デザイン無しのものとせず、
ここも光を受けて変化するパーツであるとの認識から、作品の隅々まで、
そのデザイン構成が考えられているんだということがわかりますよね!
この球体を見ているだけで、ほれぼれと見てしまい、時間がすぎそうです( ´艸`)
このように、バカラアルジャンティーナには、ラテンの雰囲気を兼ね備えている、
というのはわかりましたよね では、なぜ、フランス発祥のバカラに、アルゼンチンの影響があるんでしょうか~ 大航海時代を経て、16世紀から、アルゼンチンはスペインの植民地支配下にありました。
その後、スペイン本国の混乱による植民地支配が衰えてきたこと、
植民地統制に不満を持っていた植民地生まれのスペイン人が独立へ向けた動きが活発になっていきました。
この当時、江戸時代後期で、開国もしていない時代のことです。
そうした最中、1810年の5月革命、1816年のアルゼンチンの独立宣言を経て、
1862年にアルゼンチン共和国が設立されるという歴史があります。
その中で、国家推進、欧米化がすすめられ、ヨーロッパから移民がなだれ込むがごとく、
アルゼンチン共和国に流入したんです 南半球に位置するアルゼンチン共和国ですが、気候がヨーロッパに似ており、
ヨーロッパ人にとっても住みやすい新天地でした それまでは田舎町だったブエノスアイレスも、一気に、
大都市となり、人種のるつぼと化します このとき、街の様子を模したのが、パリだったのです凱旋門を 中心に放射線状に道が伸びている、あの光景です 今でも、ブエノスアイレスは、「BA」との略称のもと、「南米のパリ」
とも言われて、観光客が絶えず訪れる人気スポットですよね~ 街の様子も非常にきれいで、パリを歩いている錯覚に陥ることもありつつ、
タンゴのようなラテンな情熱要素がうま~く組み込まれているんです
このように、アルゼンチン共和国、特に、現在の首都であるブエノスアイレスには、
街づくり、文化の面で多大な影響を及ぼしていたことがわかりますよね~
そうすると、アルゼンチンの人もパリに出向いて、街づくりや文化の研究に
フランスを訪れていたことが容易に想像できるんです そう、ここに、バカラへのアルゼンチンの風習繁栄の糸口があったことがわかります★
植民地支配から脱した後のアルゼンチンの国づくりの一環としての
人的往来の中に、文化も相互に往来、影響しあっていたんです。
このなかで、必然に、アルゼンチンのデザインや、人の陽気さなんかに興味を持って、
そのすばらしさに気づけば、必然に、バカラの作品にも、アルゼンチンシリーズが生まれてきたわけです
大西洋を挟んでの、文化の融合が、バカラアルジャンティーナのシリーズとなっていることがわかりますね!
アルゼンチンのデザインや人の陽気さを、いかに高級で気品あふれるバカラに
取り入れるか、これが最も難しいポイントです。
バカラの透明感、時にはシャープなエッジング、艶やかさ・エレガントさ、
高級感を含んだラテンっぽさを生み出すって、聞いただけで複雑ですよね!
これを完成させるバカラの職人の腕は、よく言われるとおり、さすがに国宝級の人たちです いろいろなものの融合って、うまく調和されていないと、がちゃがちゃした印象の作品に出来上がってしまい、
結局、何を表現して、手に取る人に何を感じてほしいか、わからないようなものになってしまうからです。
バカラアルジャンティーナの作品は、他国や他文化をバカラにカスタマイズできているものと言えますよね いかがでしたか~?
大西洋を越えて融合させて作られた作品、これがバカラアルジャンティーナということが
お分かりいただけたでしょうか☆★
作られていた期間も短いことと、作品数も限られるので、バカラが好きな方、
希少価値が高いものが好きな方は、この作品を見つけたら、即座に入手するのがオススメです!
特にネットで購入する場合は、お客さんが商品を見つけてから購入する
スピードがとっても早いからです 希少価値が高いですが、グラスの素材が厚めで普段使いもできますので、
必ず、使用用途はあります。
見つけたら早めにゲット!これがおすすめの一品です★
そして、入手したら、飽きないように、グラスの中に入れる飲み物などを変えてみましょうね★
そうすると、バリエーションも増えて、いつも使っていても、その時々で姿や印象が変わって、
変化を楽しむことができるからなんです ザ・バカラから少し抜け出した、新しいテイストのバカラアルジャンティーナ、手に取って楽しんでみませんか~ —————————
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