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あなたは知ってる?デミタスカップ(エスプレッソ)・ティーカップ・コーヒーカップの違い!

 2016/04/07 アンティークカップ
この記事は約 7 分で読めます。 7,612 Views

本日もご覧いただきありがとう御座います♫♫

 

マイセン(meissen)専門取扱店

マイセンショップ店長の加寿美です(*^^*)

 

 

朝起きたとき、仕事の合間、ゆったりとしたくつろぎの時間には、

コーヒーや紅茶をいただきながらほっと一息つきたくなりますよね(^^)💓

 

今日、街中に数多くあるコーヒーショップでは、

気軽にテイクアウトできるように紙カップの使用が多いですが・・・

 

きちんとしたコーヒーカップやティーカップを使用してみると、

おいしさの違いを実感することができますよ✨

 

 

カップにはさまざまな種類があり、コーヒーにはコーヒーカップ、

エスプレッソにはデミタスカップ、紅茶にはティーカップと、

用途によって使い分けることができます☝️✨

 

ということで・・・

今日は、コーヒーカップとティーカップの違いをご紹介します(*^^*)

 

コーヒーカップ

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swan cup

 

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コーヒーカップは、陶器、磁器およびガラス製のものが多く、

ほかにも銅製やホーローなどもあります♩

 

17世紀半ば頃、ヨーロッパでは中国および日本から白い磁器を輸入していました(^^)

 

しかし、18世紀初頭になると、ヨーロッパのマイセンに最初の磁器工場が建設され、

ヨーロッパ独自のコーヒーカップ製造が発展していきました💓

 

当初、輸入していたカップには取っ手が付いておらず、

ヨーロッパ人は熱い飲み物に慣れていないため、コーヒーをソーサーに移して飲んでいたんですって👀!

 

その後、カップに取っ手が付けられ、ソーサーで飲む習慣もなくなりました♩

 

コーヒーカップの形状は、ティーカップよりも厚みがあり、

口の開きが小さくなっています☝️✨

 

高さがあり、上下の幅の違いが少ない筒型や、

底に向けて徐々に絞られた型など様々な型がありますね(*^^*)



 

コーヒー豆の種類や挽き方にもよりますが、

コーヒーの抽出時の温度は低めであり、カップに注ぐと飲みごろになります💕

 

そのため、コーヒーが冷めにくいように保温性を保ち、

香りが立つような形状になっているんですよ〜♩

 

また、コーヒーカップの装飾は、ソーサーと一式で表現されたものであり、

時代の様式と共に風景画、花模様、偉人の肖像画、

シルエット肖像というように様々な変化を遂げていきました(^^)

 

ティーカップ

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s-l1600-28

 

swan teacup meissen2

 

ティーカップは主に紅茶やハーブティーを楽しむためのカップです💓

コーヒーカップと同様に、ヨーロッパでは17世紀、

東洋からブルー&ホワイトのティーボウルが輸入されました♩

 

ティーカップも当初は取っ手がついておらず、熱い紅茶を冷ますため、

ソーサーに移して飲む習慣があったそうです👀!

 

18世紀に入ると、国産の磁器産業が発展し、色絵のティーボウルが作られます☝️✨

 

その後、取っ手が付けられてソーサーで飲む習慣もなくなり、

様々なティーカップのデザインが生まれていきました(^^)

 

紅茶はコーヒーと違って高温のお湯で抽出するため、

冷めやすいように口が広く薄手の形状となっています☝️

低めで浅く、軽い作りになっています♩

 

また、紅茶の色や香りを楽しめるように、

ティーカップの内側は茶葉の色をきれいに表せる白いものが多く見られますね💕

外側はカップ&ソーサー共に様々な装飾が施されています(^^)



 

紅茶には多くの種類があり、茶葉によって色も異なります☝️

そのため、選ぶ茶葉によって好みの装飾のティーカップを選択して紅茶を楽しみます(*^^*)

 

英国でアフタヌーンティーが流行した時代に、

アフタヌーンティーを開催する部屋のインテリアとティー食器の組み合わせが意識されました✨

 

招待客が感心する食器をセレクトするため、流行のデザインを取り寄せたり、

家紋を入れたティーカップなどの食器を特注したりすることもあったといわれています👀💓

 

デミタスカップ

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デミタスカップは、コーヒーカップの半分ほどの大きさで、

エスプレッソコーヒーを飲む場合に使用される小さなカップです👌💓

 

フランス語でdemi「デミ」は半分、tasse「タス」はカップを意味します☝️

 

エスプレッソコーヒーは、深煎りで極細挽きにしたコーヒー豆を専用マシンで

発生させた蒸気圧でお湯を瞬時に通して抽出したもので、

通常のコーヒーに比べて量が少ないため、

デミタスカップのような小さな専用カップが使用されます(*^^*)

 

日本では、エスプレッソをショットで飲む習慣があまりないため、

デミタスカップが使用される機会は少ないですよね♩

 

デミタスカップは、一般的に白色の陶器や磁器でできており、

取っ手が小さく、指で軽くつまむように持って使用されます☝️✨

 

コーヒーカップのミニチュア版のようで、お洒落なデザインや装飾されたものが多く、

インテリアとしてコレクションされることもあります(*^^*)

 

以上のように、カップには用途によって形状に違いがあります♩

 

コーヒーカップとティーカップの大きな違いは、間口の広さと厚みです💓

また、コーヒーカップとデミタスカップの違いは大きさです✨

 

ティーカップの口は外側に広がるように大きく、薄くて軽い形状となっており、

コーヒーカップは口が狭く、厚手でどっしりとした形状になっています☝️✨

 

コーヒーや紅茶のおいしさを最大限に引き出せるように、

カップそれぞれの形状が考えられているのです(^^)

 

普段の生活では、コーヒーも紅茶もマグカップに入れて飲むことが多く、

コーヒーカップとティーカップを使い分けてお茶を楽しむ機会は少ないかもしれません・・・💦

 

しかし、それぞれに合ったカップを使い分けてコーヒーや紅茶を淹れると、

より一層おいしいお茶の時間を楽しめるのではないでしょうか(*^^*)❓




 

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妹尾 満隆

妹尾 満隆

合同会社SENOO商事の代表をしております妹尾満隆と申します。

ウェブという情報を発信してる人が見えてない中で、いろんな間違った情報がネット上にあるのを度々見かけます。

特にアンティークにおいては

・間違った情報
・信ぴょう性のない情報
・そもそも情報がない

などたくさんの課題がありました。

そこで私は、これまでのお客様との取引の実績、知識、経験、情報を元に正しい情報をウェブを通して発信していくことを会社の方針と掲げました。

ただ物を売る会社ではなく、これまでブラックボックスとされてきてた商品の真贋の見分け方を発信するというのが大切なことではないかと思ったからです。

なぜならアンティーク品の場合は情報量の不足から、買い手側が圧倒的に不利な立場にあったからです。

このアンティークの世界をもっとクリーンで、信頼のおける分野に成長させていく事が私の使命だと思っております。

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