ロイヤルウースターの誇るべきペインターの1人はこの人だった
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ロイヤルウースター(The Royal Worcester)専門通販取扱店
ロイヤルウースターショップ店長の加寿美です(*^^*)
ロイヤルウースターの芸術家
チャールズ・ヘンリー・ボールドウィン(1843-1913)
チャールズ・ボールドウィン(愛称チャーリー)は、
ロイヤルウースターの芸術家としてとても有名です💓
白鳥が飛んでいる姿を描いた飾り壺は彼の代表作で、
すぐに彼の作品と分かりますね(*^^*)
1859年生まれのチャールズ・ボールドウィンは、
ピアノの調律師で優れた音楽家であったヘンリー・ボールドウィンの子息
チャールズ・ボールドウィンは、
15歳の時にウースターの工場で働き始めたそうです(*^^*)
1年目は、他の若い芸術家達と一緒に、工場の雑用をこなしていたんですって♪
とても社交的だったチャールズは、ウィリアム・ホーキンスを始め、
絵付け師たちとすぐに仲良くなったそう(*^^*)
それから、仕事仲間で結成されているサイクリングクラブにも積極的で、
みんなでサイクリングをしたりレースにも出たり・・・✨
また、地域の鳥の生態に強い興味を持っていたチャールズ♪
田園地帯で別の同僚と野生の鳥をスケッチしたり✏️✨
捕まえた鳥を観察するために購入したり借りたりしていたそう(*^^*)
社交サークルの仲間には、リチャード・セブライト、ウィリアム・ホーキンス、
ジョンソン、リケッツ、グレートバッハなど、ビクトリア朝時代の
そうそうたる陶磁器作家たちが名を連ねています♪
チャールズ・ボールドウィンは、裕福なロイヤルウースターの顧客から人気が出て、
小さな鳥や風景の表現は非常に好評だったそう(*^^*)
チャーリーはすぐに自分の得意分野を見つけ出しました♪
それは、月夜のフライングスワンや他の鳥たちの絵💓
それが彼のトレードマークおよび代表作になったので、
ウースター工場で働いている間は、
他の誰も同じモチーフの作品を作るのを許されなかったとか(^^)
1900年より以前、
芸術家達は自分の作品にサインをすることを禁じられていたのですが、
チャーリーの特別な才能が認められ、かなり早い時期から、
作品に名を入れることが許されるようになったようです💓
その時のサインは、‘C Baldwyn’ とか ‘BY’など♪
チャールズ・ボールドウィンなどウースターの絵付け師たちが
人気を博したにもかかわらず、1880~90年代は厳しい時代でした💦💦
当時のイギリスは海外領土を守るべく闘っており、資金不足に陥っていたので、
人々の心はそちらに向いたのです👀!
質の高い製品を売ることは、とても困難だったのですね・・・💦
この困難な時代を乗り切るため、チャールズや他の芸術家たちは、
個人で作品を作ることによって収入を補っていたようです・・・
チャールズは、早くも1885年に、茶器セットの一部(白)を
ウースター工場から買い取り、自宅で個人販売用に飾っていたんですって(*^^*)
(リモージュ琺瑯の芸術家の)トーマス・ボット・ジュニアの会社や、
ウースター工場の芸術家らも頻繁に行っていたようです♩
こういった個人制作の装飾品には名声を広めるためにサインがされていますが、
ロイヤルウースター工場の印や日付などは刻まれていないんですね(*^^*)
チャールズ・ボールドウィンは、キャンバスやカードに水彩画も描いています!
こういった作品も、売ったり大きな作品展に出したりしていたチャールズ…。
ロイヤルアカデミーでも彼の絵画が飾られたのですよ♩
ほとんどの彼の作品は、自然を基調に鳥をモチーフにしたものです☝️✨
チャールズの初めての展示品で、かつ最も注目すべきは、
一面に咲くラシャカキグサの中の鳥の群れを描いた絵(1886年に出展)。
この作品は、チャールズがロイヤルアカデミーに提出した最初の作品で、
展示を認められたのはまれな偉業だそうですよ♪
その後、いくつか絵画を出展しています。
1897年3月15日、地元の女性、エミリー・ヒューズと結婚💓
チャールズの結婚式の花婿介添人は、ウースターの同僚の絵付け師、
ウィリアム・ホーキンスでした(*^^*)
ところがその後生まれた長女のステラは1900年、1年11ヶ月の時に髄膜炎で、
バーナードは1907年、1歳の時に亡くなっています(>_<)
1904年、チャールズは厳しい経営が続いたウースター工場をついに辞め、
フリーランスの水彩画家として独立します☝️✨
ウィーブさんという人を雇い、作品を販売してもらっていました(*^^*)
多くの偉大な芸術家の作品がそうであるように、
チャールズ・ボールドウィンのフライングスワンもたびたび模倣され、
ウースターの磁器のデザインや仕上げ行程は、
ヨーロッパだけでなくアメリカや日本にも色濃く影響を与えました✨
イミテーションの質は優れているとは言えませんが、
一見、素人目だと、本物そっくりに見えるのですよ(*^^*)
やがて、ウースター工場はこのイミテーションを懸念し、
チャールズ・ボールドウィンのデザインを正式登録しました☝️
チャーリーが工場を去った後にウースターがフライングスワンの輪郭模様の型を作り、
名もなき絵付け師たちが色を付けたことを、コレクターは覚えておかれるといいですね♩
それらの作品は、チャールズ・ボールドウィンのサインがないので、
よ〜く見ると分かりますよ👀✨
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