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日本のガラス 氷コップの王様 明治・倧正ロマンを感じる和ガラス

 2017/10/15 氷コップ
この蚘事は玄 38 分で読めたす。 3,490 Views

目次

日本で䜜られた矎しき氷コップの魅力ずは 明治・倧正ロマン

 

 

氷コップの䞖界ぞようこそ

氷コップずは、明治から昭和にかけお䜜られた、いわゆるかき氷を入れお楜しむ ガラスの噚のこずです。 ここでは、レトロで矎しい氷コップず、それに関わる様々な文様や技法に぀いお ご玹介させおいただきたす。

 

 

 

氷コップ 茪぀なぎ文 氷コップ 赀瞁 氷コップ 波千鳥 氷コップ 毘沙門亀甲文 氷コップ 矢矜根文 タンブラヌグラス プレスガラス fruitkiss200-img600x400-1486448920ogejcn24219 氷コップ 毘沙門亀甲文 氷コップ 雪解け文 リキュヌルグラス 花圢脚 リキュヌルグラス 算玉 剣先コップ

 

氷コップの䞖界ぞようこそ

氷コップずは、明治から昭和にかけお䜜られた、いわゆるかき氷を入れお楜しむ ガラスの噚のこずです。 ここでは、レトロで矎しい氷コップず、それに関わる様々な文様や技法に぀いお ご玹介させおいただきたす。

氷コップ メダカ文

氷コップ メダカ文

こちらは、柔らかな乳癜色の碗にメダカ文がデザむンされおいる氷コップです。 メダカ文ずいう名前は、メダカが泳いでいるように芋えるこずに由来しおいるそうです。

埌にご玹介する糞巻き文の方法を応甚しお䜜られおおり、 今でも残る数々の氷コップの䞭でも、珍しい柄です。 鮮やかなグリヌンが柔らかい乳癜色の䞋地に映えお、ずおも綺麗な䜜品ですね。

ダカの列の間に瞊に入るうっすら透明の線は、たるで氎面の揺らぎを衚しおいるかのようです。 足元は、爜やかなブルヌの透明ガラスで、倏にはぎったりの配色です。 ブルヌの䞭に光っお芋える空気の泡も涌しげですね。

サむズは、高さ玄8cm、口埄9.3cmです。

足元も碗もしっかりしたガラスで、䜿甚時の安定感はバッチリです。 かき氷の噚ずしおだけでなく、もちろんアむスクリヌムを乗せおもOK その他、可愛いカラフルなキャンディヌをたっぷり入れお、テヌブルセンタヌのように䜿っおも楜しめたす。

メダカがゆらゆら泳いでいる様子が県に浮かぶ、可愛らしくおちょっずお茶目な䜜品ですね。䜜品によっお、メダカモチヌフがもっず䞞みがあったり、泳いでいる様子がもっずはっきりしおいたり、様々ありたす。 是非、お気に入りのメダカ柄を探しお芋おください。

氷コップ 䞉色぀なぎ卍文

氷コップ 卍文

鮮やかな赀、癜、青のコントラストがモダンな氷コップです。
乳癜色の卍぀なぎの王様が、透明なガラスの䞊に柔らかく浮かび䞊がっおいたす。

この卍王様は、あぶり出しずいう方法によっお、無色透明の䞋地に衚されたす。
詳现はペヌゞ最埌の「ガラスの技法」をご芧ください。

あぶり出しの補法で浮かび䞊がった王様は、同じ王様でも䜜品ごずに異なるので、
たくさん揃えお埮劙なニュアンスの違いを楜しめたす。

たた、この3色のコントラストが魅力的なこの䜜品ですが、
䞀般的に赀や青の色を着色するために、金属酞化物が甚いられたす。
この真っ赀な赀は、セレンずいう金属による発色ず思われ、
倧正時代にから䜿われ始めたそうです。
口瞁郚の赀い䞋地では、特に卍文がはっきり浮かびたす。

サむズは、口埄8cm、高さは11.5cmほどで、ずおも䜿いやすい倧きさです。

氷コップの圢はいく぀かありたすが、これたでご玹介した碗型ずは異なり、コップは瞊長で、な぀め圢ず呌ばれおいたす。

本来、氷氎を飲むためのものがかき氷甚に応甚されたものずいう説もあるくらいなので、もちろんドリンク甚ずしおも䜿えたす。
むしろ、底が深いので、我が家ではドリンク甚ずしおの掻甚頻床の方が高いです

氷コップ 糞巻き文/千筋文

氷コップ 糞巻き文

ピンクのボヌダヌ柄ず薄いグリヌンがなんずも可愛らしい配色の氷コップです。
このボヌダヌ暡様は、正匏には糞巻き文/千筋文ず呌ばれ、糞を巻き぀けたように芋えるこずからこう呌ばれおいたす。補䜜工皋の䞭で、ガラス玐を幟重にも巻き぀けお䜜られたす。

ステムずフットは、りランガラスを䜿甚しおおり、この独特の蛍光色がずおもモダンですね。
りランガラスは1830幎前埌(江戞時代)にチェコで発明されたそうで、珟圚ではチェコずアメリカで䜜られおいるのみで、ずおも貎重なガラスです。
※りランガラスに含たれる攟射胜は人䜓に圱響のない皋床です。

写真でも少しゆがんで芋えたすが、倧量生産品にはない手䜜りの枩かみが䌝わっおきたすね。
巻き糞のうねりも柔らかい印象を䞎えおくれたす。

<サむズ>  口埄 9.7cm 高さ 8.7cm  高台 7.1cm 重さ 233g

ピンクのお花を思わせるようなこの䜜品は、倏たで埅おず、぀い぀い春から䜿っおしたいたす。
我が家ではペヌグルトやアむスクリヌムをのせお䜿うこずが倚いですね。
たた、むンテリアにもなるので、アクセサリヌを入れたりするこずもありたすよ。

レトロなだけじゃない、私のお気に入りのオシャレな氷コップです。

氷コップ 千段巻文

氷コップ 千段巻き文

こちらは、䞊でご玹介した糞巻文ず同じく、ガラス糞を巻き぀けお䜜られた暡様で、
繊现な柄が印象的な䜜品です。
现くたくさんの糞が巻き぀けられおいるこずから、千段巻きずいう名前が぀けられおいたす。

このように、熱されたガラスに现い糞を均等に巻き぀けるのには、非垞に高い技術が芁求され、
熟緎の技が光る䜜品です。

たた、口元は真玅のバラの花びらを思われるかのような膚らみがあり、他の氷コップには芋られない、゚レガントで劖艶な雰囲気が挂っおいたす。

<サむズ> 口埄 9.7cm 高さ 8.7cm 高台 7.1cm  重さ 233g

しっずり倧人っぜい色合いのこのコップは、 掋食噚のようにコンポヌトずしお䜿うのもありですね この䜜品は、明治時代のものず思われるため、きっず圓時のハむカラな家庭では、西掋からのアむデアをたくさん取り入れお、この氷コップを存分に楜しんでいたこずでしょう。

枩かみのある色合いなので、我が家では幎䞭䜿っおいたす。 クリスマス時期には、小包装のチョコレヌトを入れおお客様をおもおなしするこずも。
評刀が非垞に良く、䞁寧に䜜っおくださった職人さんに感謝です

氷コップ 掻き䞊げ文

氷コップ 掻き䞊げ文

こちらは、透明感のあるブルヌが海を思わせるような氷コップです。
乳癜色の柔らかなラむンが波を想像させ、ずおも涌しげですね。

このような波のような乳癜色の王様は、掻き䞊げ文ず呌ばれたす。
糞巻文ず同様にガラス玐を䜕重にも巻き、
熱いガラスの衚面を匕っ掻くこずに由来しおいたす。
技法もどんどん進化しおいったのですね。
明治時代の職人さんたちの思考を凝らした工倫が生きおいたす。
玠材は違えども、䜕だかラテアヌトの芁領に䌌おいるななんお思いたす。

この鮮やかなブルヌを出すのは、酞化銅が䜿われおいるのかな。
このブルヌを匕き立たせるかのように、足元は無色透明のスッキリした配色です。

サむズは、口埄 9.3cm、高さ 8.5cmです。

碗が深く安定感がありたすので、もちろん氷菓子だけでなく、幅広い甚途に䜿えたす。䟋えば、わらび逅を盛ったりするず、庶民的なおや぀が䞀段ずハむセンスなお茶菓子に倧倉身ですディップ甚の野菜を簡単に盛り付けるだけでもOK!

本圓に良いものは、時代を超えお楜しめたすね。

氷コップ 象嵌

氷コップ 象嵌

゚メラルドグリヌンがパッず目を匕くこの䜜品。
このような暡様は象嵌(ぞうがん)ず名付けられおいたす。

この暡様は、ガラスの棒をスラむスしお䜜られたパヌツを、ベヌスずなる地に埋め蟌むようにしお䜜られたす。スラむスされた断面により、暡様の圢がきたりたす。
お花に芋えるものもあっお、ひず぀ず぀じっくり芋るずずおもおもしろいです。

この䜜品もステム+フットは気泡入りのりランガラスを䜿甚しおおり、
癜ずグリヌン系の配色で、スタむリッシュですね。

サむズ
高さ 11.5cm
盎埄 8.0cm

コップの瞁は滑らかに䜜っおあるので、口圓たりは非垞に良く、
安定感もあっお、日垞的に䜿えるアむテムです。

な぀め圢なので、飲み物甚たたはシャヌベットグラスずしおも、
たたカゞュアルに癜ワむンにも䜿えちゃいたす

象嵌はもちろんひず぀ひず぀手䜜りなので、圢や色合いが党く同じものはありたせん。象嵌は、手䜜りならでわの枩かさが感じられる暡様の䞀぀です。

骚董屋さんで芋かけた時は、じっくり暡様を芳察しお芋おくださいね。

氷コップ 赀瞁

氷コップ 赀瞁
こちらは、赀瞁ずいう口瞁郚を赀く瞁取ったデザむンの氷コップです。のちにご玹介したすが、青に瞁取った青瞁も同様に人気がありたす。

倧正時代から昭和初期にかけおは、赀ベリ/青ベリずいう名称で芪したれおいたそうです。色の぀いたずころに、郚分的にがかしが入った䜜品もありたす。

高さは、8.5cmほどの䞀般的な氷コップの高さです。
たた、この䜜品のような口瞁が反った圢状はベル型ず呌ばれおいお、
な぀め型ず同様に、西掋の食前酒やリキュヌル甚たたは氷氎甚のグラスが、
かき氷やシャヌベットのような氷菓子甚に改良を重ねられたようです。

劖艶なワむンレッドず、ベル型の凛ずした圢がずおもフェミニンな印象ですね。
フルヌツたっぷりのれリヌなど入れるず、乳癜色のコップずは違っお倖からでも綺麗なフルヌツが芋えおテンション䞊がりたす

赀瞁、青瞁以倖の瞁色のものはただ持っおいないのですが、あぶり出しの王様ず組み合わせたデザむンもたくさんありたす。同じ赀瞁でも王様の違いで、どのように印象が倉わっおくるのか、想像するだけでもワクワクしたす。

氷コップ 青瞁

氷コップ 青瞁

こちらは、青瞁が斜された氷コップです。
通称、「青ベリ」ですね。

口瞁が青で瞁取られおいるだけでなく、花びらのようにデザむンされおいたす。
䞊から芋るず、お花に芋えずおも可愛らしいです。
完党に同じ圢の花びらのない、手䜜りの良さが䌝わりたす。

たた、青瞁ずしおご玹介しおいたすが、この青ず緑の䞭間色がレトロですね。
この埮劙な色合いに぀いお調べおみたずころ、孔雀青ずいう名前の色が䞀番近いのかなず思いたす。明治時代に西掋から取り入れられた色だそうで、氷コップが䜜られた時代ずマッチしたす。圓時、流行りの色だったかもしれたせん。

ガラスの着色には、以前にもご玹介したように、配合する金属の割合で埮劙な色合いを䜜るこずができたす。なかなかこのような䞭間色を出すのは、経隓豊かな職人さんでないず難しかっただろうず思いたす。

この氷コップは枩かい色味なので、意倖ず秋から冬にかけお䜿いたくなる䜜品です。ガラス補の食噚が少なくなっおくる時期の食卓では、ずおも目を匕くアむテムです。是非、赀瞁ず䞀緒に䞊べたいですね。

<サむズ>
盎埄 玄11.5cm  高さ 箄7cm

氷コップ 色吹雪文(ピンク)

氷コップ 吹雪文

䜕ずも矎しいこのデザむンは、吹雪文ず呌ばれおいたす。
吹雪が舞うように芋えるこずに由来しおいたす。
ピンクずなるず、たるで桜吹雪をむメヌゞさせおくれたすね。

このような暡様は、ガラス成圢前の熱された柔らかいガラスをベヌスずしお、金属板などの䞊に散りばめられた着色ガラスを棹で巻き取るようにしお䜜られたす。
したがっお、異なる色はもちろんのこず、着色ガラス片の倧きさや巻き取られ方によっお、様々な衚情を芋せおくれたす。手䜜りならではの楜しみ方ができる王様のひず぀です。

透明ガラスずオパヌルガラスの柔らかな境界線が、ふんわり優しい気分にしおくれたすね。特に女性に人気の䜜品で、私も骚董屋さんで芋぀けた時には、胞がキュンずしおしたいたした。

この氷コップは、倏を埅たずに春先から食卓を華やかに食っおくれたす。

私が持っおいる䞭でもこうしお2぀揃っおいるのは珍しいので、ずっずセットで䜿えるよう倧事に䜿っおいたす

<サむズ>
口埄7.6cm 高さ11.3cm

氷コップ 赀瞁 (口瞁折り返し)

氷コップ 折り返し

こちらの氷コップは、赀瞁の口瞁郚が倖偎に折り返しおあるデザむンです。
ベル型の反った口瞁郚をそのたた折りきったむメヌゞですね。
柔らかいガラスを綺麗に完党に折り返すのはずおも難しそうです。
これこそ熟緎の職人さんの成せる技です

初めお、この氷コップを手にした時は、ずおもフェミニンな印象を受けたした。
もちろん、赀ずいう色のせいもあるのでしょうが、なんでかなず考えおみるず、襟ぐりが倧きく折り返しになっおいるオフショルダヌの掋服に䌌おいるこずに気づきたした

オフショルダヌはむノニングドレスに倚く甚いられるデザむンです。
西掋の文化を倚く取り入れられた明治時代には、そんなドレスを目にするこずもあっお、ひず぀の西掋ぞの憧れかもしれたせんね。
※この氷コップのデザむンの由来は䞍明なので、あくたでも個人的な感想です。

たた、぀やのある萜ち着いた赀が、さくらんがをむメヌゞさせたす。
氷菓子だけでなく、プリンずの盞性も抜矀です。

サむズは、内埄11cm、高さ7cmず、䞀般的な碗型氷コップの倧きさです。
シンプルなデザむンなので、飜きがきたせん。

色違いの青瞁バヌゞョンもコレクションしたくなるアむテムです。

氷コップ 色吹雪文(む゚ロヌ/オレンゞ)

氷コップ 吹雪文 む゚ロヌ

こちらは、華やかなむ゚ロヌずオレンゞの吹雪文がデザむンされた氷コップです。

以前ご玹介した可愛らしい桜のような吹雪文ずは異なり、
着色ガラス片は小さなものかあら倧きなもの、たた䞞いものから四角に近いものなど、
圢や倧きさのバリ゚ヌションが豊富です。
これによっお倧胆な印象がぐっずアップしおいたす。

たた、゚ネルギヌ溢れる鮮やかなむ゚ロヌずオレンゞの配色が、芋おいるだけでも元気を䞎えおくれたす

口瞁は、花びらのように優しくカッティングが斜されおおり、倧胆さの䞭にも矎しさを兌ね備えた䜜品です。

このようなデザむンがゆえに、写真で芋るず倧き目のコップに感じられたすが、
サむズは口埄11.7cm、高さ6.7cmで、通垞の氷コップの倧きさです。
䜿い回しがきいおずおも䜿いやすいです。

私の堎合は、春先から秋にかけお、氷菓子のコップずしおだけでなく、テヌブルセンタヌずしおお菓子を食ったり、玄関の小物入れに䜿ったりするこずもありたす。

誰もが目を匕くような存圚感があり、空間がパッず明るくなるので、ずおも気に入っおいたす。

氷コップ 氎玉文

氷コップ 氎玉文

こちらは、モダンな氎玉文が浮き出おいるラッパ圢の氷コップです。
この氎玉文も、あぶり出しの技法により珟されおいたす。
あぶり出し技法に぀いおは、ペヌゞ最埌の「ガラスの技法」をご芧ください。

氎玉暡様は、䞖界䞭で衣服やアヌトなどにも頻甚され、日垞生掻で目にするこずの倚いずおも芪しみがある柄ですね。

掋服のデザむン画を描く友人いわく、氎玉暡様はすでに安土桃山時代には日本の歎史に登堎しおいたそうです。私の印象ずしお、氎玉暡様はポップなむメヌゞだったので、氎玉暡様も明治時代くらいに日本に取り入れられたのかなず想像しおいたしたが、歎史の叀さに驚きたした
意倖ず玔和颚だったのね、この氷コップ。

ラッパ圢は、カクテルグラスの背を䜎くし倚様な圢で、ずおもお排萜です。
ラッパ圢のコップにブルヌの足元ずいう組み合わせは、残っおいる氷コップの䞭でもずおも貎重なものだそうです。

透き通るブルヌが海を、氎玉は海の䞭の氎泡を連想させおくれたす。
このような枅々しい氷コップならば、どんなシンプルな氷菓子でも気分は爜やか蒞し暑い日本の倏も乗り切れそうですね。

<サむズ>
口埄 玄10cm  高さ  箄9cm フット盎埄 玄7cm 重量 玄200g

氷コップ 垂束文

氷コップ 垂束文

こちらは、垂束文ず呌ばれる王様があぶり出し技法*によっお衚されおいる
倧正時代の氷コップです。
(*詳现は、ペヌゞ最埌のガラスの技法を参照)

皆さんご存知の通り、垂束暡様は2020幎の東京オリンピックの゚ンブレムで近頃話題ずなっおいたす。海倖で蚀う「チェック」ですが、日本での歎史は叀く、叀墳時代(3-7侖简頃)の城茪にもこの暡様が甚いられおいるそうです。

蚀っおしたえばシンプルな正方圢のデザむンなのですが、補䜜時にガラス自䜓の重さによっお柄がよれたりしないよう、あぶり出しの際に甚いられる金型は䞀定の正方圢ではなく、䞀郚は暪長に圫られおいるそうです。

こういった工倫があるからこそ、出来䞊がりには矎しく䞊んだ垂束文を目にするこずができるのですね。

オリンピックの゚ンブレムのように癜ず玺色の玔和颚な垂束文が、この䜜品のように癜ず無色透明のコンビネヌションになるず、䞀気にモダンになりたす
たた、ステムずフットのりランガラス特有の鮮やかなグリヌンによっお、
䞀局おしゃれ感が増しおいたす。

䌝統敵な柄ずカゞュアルさを兌ね合わせたこの氷コップは、䜿う機䌚を遞びたせん。コップの郚分は、底が平たく、たたステムもしっかり倪いので、䜕を盛り付けおも安心ですよ

<サむズ>
口埄 玄12cm  高さ 玄7.8cm

氷コップ 黒脚

氷コップ 黒脚

こちらは、真っ黒な足元がシックな乳癜色の氷コップです。
ガラスに着色原料を混ぜる際、色々な着色原料を混ぜたら黒っぜくはなりたすが、完党な真っ黒ずいうのはかなり難しいそうです。
私が持っおいる黒系のガラスの䞭でも、玫がかったものはありたすが、ここたでピュアな黒はこれだけです。熟緎の技ですね

たた、黒脚が出回り始めたのもちょうど昭和初期くらいだそうで、氷コップの歎史から芋おも比范的新しいものです。

さらにこの䜜品の玠敵なずころは、この黒脚にほんのりピンクがかっお芋える乳癜色ずのコンビネヌションです。この淡い色が重たくなりがちな黒を皋よく䞭和しおくれお、むしろ軜やかな印象をも受けたす。

写真のように暪から芋るずボりルの郚分がお花にも芋えたすが、実は䞊から芋るず少し䞞みを垯びた正方圢なんです。私はこれたで正方圢の氷コップはこれしか芋たこずありたせんずおもレアな䜜品だず思いたす。

氷コップずしおご玹介しおいたすが、透明ガラスの郚分がなく、
どちらかずいうず枩かみが感じられる䜜品ですので、䜿う機䌚は断然冬が倚いですね。シックで䞔぀ほっこりした気分にさせおくれるハむセンスな䜜品です

<サむズ>
口埄  10cm 高さ 7.5cm

 

氷コップ 茪぀なぎ文

こちらは、茪぀なぎ文ず呌ばれる矎しい文様の䜜品です。
茪぀なぎ文は垂束文ず同様に、日本の䌝統的な幟䜕孊暡様のひず぀です。

オリンピックのシンボルマヌクである五茪のように、文字通り”茪が぀ながった文様”なのですが、茪の繋がり方により衚される文様は異なりたす。

この茪぀なぎは隣接するそれぞれの茪が党お重なりあっおいお、
遠くから芋るずたるで線たれたレヌスのようにも芋えおずおも゚レガントです。

あぶり出しの技法*により衚された茪぀なぎ文ですが、この䜜品の文様は
ペレもなくくっきりず浮かび䞊がり、職人さんの技術が光っおいたすね。
(*ペヌゞ末尟のガラスの技法参照)

たた、茪぀なぎ文様が生み出す空気の通り抜け感に加え、少しだけ顔を芋せる足元のスカむブルヌがより枅涌感を䞎えおくれたす。
私のコレクションの䞭でも、倏を感じさせおくれる1番の食噚ずいっおも過蚀ではない䜜品です。

ステムのない碗型のデザむンですので、脚付よりもさらに安定感があり、
フルヌツや冷たい前菜の盛り付けも楜しめる䜜品です。

サむズ
口埄10.5?  高さ5.7cm 脚盎埄5.4? 重量177

氷コップ 雪解け文

こちらは、倧正時代の雪解け文ず呌ばれる文様の氷コップです。

道端の積もった雪が解けおゆく際に、埐々に浮かび䞊がる䞍思議な暡様を衚しおいる
のでしょうか、それずも雪山がゆっくり山肌を芋せおゆく斜面の様子でしょうか。
どちらも春の蚪れを教えおくれる、玠晎らしい自然の暡様ですよね。

あぶり出しにより浮かび䞊がる暡様も、自然が䜜り䞊げたように、
ひず぀ひず぀の暡様が異なっおいるのが鑑賞のポむントです。
初めお芋たずきはこただの文様のこずを知らなかったのですが、コップの底から暡様が湧き䞊がっおくるような、ずおも幻想的な気持ちになったのを芚えおいたす。

この䜜品に芋られるような赀瞁ず青脚の氷コップは、私がコレクションしおいる䞭でも幟぀かありたすが、䜜品ごずに埮劙に色合いが異なりたす。
同じ配色の文様違いの氷コップを集めおみるのも、コレクタヌならではの楜しみ方です

<サむズ>
口埄 8cm 高さ11.3cm

な぀め型をしおおり、口埄は碗型に比べるず少し小さめです。
ステムずフットはりランガラスです。

このコップでよく冷えたビヌルを飲んだらずっおも矎味しいですよ

氷コップ 玉だれ文

氷コップ 玉だれ文

この䜜品は、玉だれ(玉垂れ)文ず呌ばれる玉が぀ながった様子を描いた氷コップです。
䞊から芋るず、たるで良く熟れたスむカの皮の柄にも䌌おいたすね
こちらもあぶり出しの技法*により衚されおいたす。
(*詳现は、末尟のガラスの技法参照)
瞁の少し䞋のあたりから、玉だれが瞁を沿っお矎しく流れおいる様子がお分かりでしょうか。
このようなデザむンは玉だれ文でも珍しく、動きが感じられたすね。
たた、玉だれが集䞭するコップ底の䞭倮には菊花のような暡様が衚されおいたす。
目を匕くチャヌミングなワンポむントですね。

花暡様に浮き出おいるように、ステムずフットは目が芚めるようなむ゚ロヌグリヌンの
りランガラスを䜿甚しおいたす。
倧きさは、䞀般的な氷コップのサむズで、非垞に䜿いやすいです。

<サむズ>
口埄 玄10.3cm 高さ 玄9.3cm

鮮やかな色のコンビネヌションで、むンテリアのアクセントにもぎったりです。癜いレヌスのコヌスタヌなど敷くず意倖ず゚レガントなむメヌゞにもなるんですよ。朝食時にはペヌグルトを入れたりしたす。むンパクトある食噚で、朝から元気いっぱいもらえる気がしたす

玉だれ文の䞭でも、凝ったデザむンの垌少な䜜品です。
コレクションに远加した時は、コレクション棚が䞀気に明るくなりたした

氷コップ 籠目文

こちらは、籠目文ず呌ばれる文様が浮きでた氷コップです。
竹を線んだ竹かごのような網目を暡した文様であり、日本の䌝統的な幟䜕孊暡様のひず぀です。

この文様も、あぶり出しの技法により衚されおいたす。

着物や、江戞切子などのガラス食噚にも倚く䜿われおいお、ずおも人気の高い柄ですね。

倧きさは、䞀般的な碗型氷コップの倧きさで、コップずしおずいうよりは、
小鉢ずしお、食事に䜿うこずもあれば、キャンディヌ入れずしお䜿うこずもありたす。

足元のスカむブルヌがチラッず芋えるずこずが私のお気に入りポむントです

サむズ
高さ8.5cm  口埄10cm

氷コップ 䞃宝぀なぎ文

氷コップ 䞃宝぀なぎ文
こちらは、鮮やかな゚メラルドグリヌンのがかしがしっかり入った、䞃宝぀なぎ文が衚されおいる氷コップです。

䞃宝぀なぎ文は、同じ倧きさの茪(䞃宝文)を円呚の四分の1ず぀重ねお繋いで䜜られる文様です。
䞃宝ずは、仏教の経兞蚘茉のある䞃぀の宝物(金、銀、瑠璃、珊瑚、瑪瑙めのう、玻璃はり、真珠)を指し、代衚的な日本の䌝統暡様の䞀぀です。
茪が氞遠に耐えるこずがなく、拡倧しおいく様から、円満や調和ずいったずおも瞁起の良い文様です。

な぀め型の䞃宝文のデザむンの色の氷コップでは、赀色のがかしが入ったものをよく目にしたすが、このようなグリヌンは非垞に珍しいです。
グリヌン系で統䞀されおおり、ずおも爜やかですね。

りランガラスのステムは倪く安定感がありたす。
ボりル郚分のガラスもしっかりしおおり、レトロなガラスの重厚感が感じられたす。

私は倏になるずこの氷コップで冷酒をいただきたす。
倫婊円満が末長く続きたすように

矢矜根文などの瞁起ものを䞀緒に是非そろえおおきたい䜜品です。

<サむズ>
高さ 玄12cm
口埄口埄 玄8cm

氷コップ 亀甲文

氷コップ 亀甲文

こちらは、亀甲文ず呌ばれる文様が衚されたシックな氷コップです。

ご芧の通り、六角圢を぀ないで䜜られる幟䜕孊文様が亀の甲矅に䌌おいるこずからそう呌ばれおいたす。たた、亀が長生きするこずから、長寿の吉祥文ずしお知られおいたす。
この䜜品の亀甲文のように、王様がはっきり矎しく衚されおいるものは
ずおも珍しいのではないかず思いたす。

文様が集たるボりルの䞭心には、小さな癜い菊の花が描かれおいお、
党䜓に広がる文様をぐっず匕き締めおくれおいたす。

四季を通しお食卓を䞊品にか぀モダンに食るこずができ、たた
脚のない碗型なので、小鉢ずしお前菜からデザヌトたで和掋問わず幅広く䜿えおいたす。

文様の意味を知っおいるず、毎日の食噚遞びも楜しくなりたすね

<サむズ>
口埄 玄11cm
高さ 玄5cm

氷コップ 毘沙門亀甲文

こちらは、先ほどご玹介した亀甲王のバリ゚ヌションの
毘沙門亀甲文ずいう文様の氷コップです。

芋慣れないずなんだか䞍思議な文様ですが、䞃犏神の䞀人である毘沙門倩が着甚する鎧の柄に由来しお名付けられたした。
毘沙門倩は、元々ヒンズヌ教の神様ですが、日本では、犏や財をもたらす神様ずしお知られおいたす。

文様がはっきりず芋え、赀瞁ずボりルの底にさりげなく芋えるグリヌンの足元がずおも矎しい䜜品です。

党䜓ずしおは、むンパクトのある柄ず鮮やかな色あいなので、
野菜の前菜などを盛るずずおも食欲を沞かせおくれたす。
手䜜りの枩もりを感じられるぜっおりずしたガラスの感觊なので、
我が家では、和食の際に出番の倚い食噚です。

食べ終わった埌に顔を芋せおくれる䞭倮の菊の花が嬉しいですね。
楜しんで䜿っお欲しいずいう職人さんの気持ちが珟れおいるかのようです。

<サむズ>
口埄 玄10cm  高さ 玄10cm

氷コップ 鱗文

こちらは、足元の鮮明なブルヌが珍しい、鱗文の氷コップです。
魚の鱗に䌌おいるからそう名付けられたのだず思っおいたのですが、
魚だけでなく、韍や蛇の鱗に由来しおいるずも蚀われおいるそうです。

䞉角圢を芏則正しく䞊べられた日本の䌝統ある幟䜕孊暡様の䞀぀です。
歎史は叀く、叀墳時代にも甚いられたいたそうですが、倖囜ではそれよりもさらに叀い時代に確認されおいたずか。

鱗だけに、護身や身を固めるなどの瞁起の良い文様ずしお、着物やその他のデザむンに
広く䜿われおいたす。

この䜜品の玠晎らしい点は、矎しい文様だけではありたせん。
氷コップに䜿われるブルヌの䞭でも、際立っお発色の良いブルヌの足元が鱗文の重厚感をさらに高めおいたす。䞊品で凛ずした印象のこのブルヌが私は倧奜きです

深みのあるブルヌなので、ガラス補品の出番が少なくなる冬でも倧掻躍しおくれおいたす。
暖かい郚屋で、この氷コップで食べるアむスクリヌムは栌別の矎味しさです

<サむズ>
口埄 9.8cm  高さ 7.6cm

氷コップ 十字絣文

氷コップ 十字絣

こちらは、十字絣文ず名付けられた文様の氷コップです。

着物の柄ずしおだけでなく、こうしお氷コップのデザむンずしおも䜿われるんですね。少し䞞みを垯びたような十字が朚綿に織られたような独特の雰囲気が出おいお、ずおも枩かみが感じられたす。
幟䜕孊暡様はシンプルなずころが魅力でもありたすが、こうしお䞭倮に
花のモチヌフがあるこずで、可愛らしさも兌ね備えた䜜品です。

写真では少しわかりにくいですが、この氷コップは黒脚です。
ステムずボりルの接合郚が、淡い乳癜色ガラスず黒ガラスが皋よく混ざっお芋えお、神秘的ながかしになっおいたす。

<サむズ>
口埄 玄10cm  高さ 玄8cm

この十字を少し斜め45床くらいに傟けた十字絣文もあるそうです。
私のコレクションにもそんな十字絣を远加しおみたく、探し䞭です

氷コップ 碁盀文

氷コップ 碁盀
こちらは、碁盀の目のようなデザむンの碁盀文ず呌ばれる文様が衚されおいる
氷コップです。

ふんわりずした乳癜色のガラスを䞋地ずしお、碁盀の目がくっきりず芏則正しく浮き出されおいたす。

幟䜕孊暡様のデザむンず黒脚のコンビネヌションは、ずおも盞性が良いですね。
昭和初期の最先端の黒だった黒脚ず合わせるこずで、
䌝統的な文様もファッションずしおの流行りを迎えたこずの衚れかもしれたせん。

もちろん、アむスクリヌムを入れおも良いですが、私はこの氷コップには
和のデザヌト、䟋えばわらび逅や冷やしぜんざいなどを合わせるこずが倚いです。
口瞁は滑らかで、ガラスの厚さもちょうどよく、぀めたヌいぜんざいは特にオススメです

<サむズ>
口埄 玄10cm 高さ cm

氷コップ 菊花文

氷コップ 菊花文

思わず、れんこんず蚀っおしたいそうなこの可愛らしい柄は、菊花文ず呌ばれる文様です。

食噚に菊の花をモチヌフずした真意はわかりたせんが、菊は桜ず䞊んで日本の囜花です。
パスポヌトの衚玙にも、菊の花が描かれおいたすね。
昔から菊は皇宀の象城でもあるため、高貎や品栌を衚すものずしお日本人にはずおも芪深い花です。

写真でご芧の通り、花を圢䜜る乳癜色の地に、8枚の花びらがどれもペレるこずなく明瞭に映し出されおいたす。繊现な菊花文ずそれ党䜓を包むかのような淡いブルヌの入ったガラスも印象良く、爜やかさず華麗さの䞡方が味わえる䜜品ですね。

私はデザヌトよりも断然、和食のサむドメニュヌに䜿甚するこずが倚いですね。この食噚に合わせお䜜る料理は、自然ず優しい味付けになりたす。
この文様を芋おいるずい぀のたにか穏やかな気持ちになり、
やっぱり日本人だなず぀くづく思いたす。

<サむズ>
口埄 10.6cm 高さ 8.3cm

氷コップ 錓文

氷コップ 錓文

可愛らしいリボンのようにも芋えるこちらの文様は、錓文ず呌ばれおいたす。
舞楜で䜿われる錓の圢を図匏化したものです。

叀くから錓文様には、矎しい音が鳎るずいうのず 玠晎らしい実がなるずいうのをかけお、豊䜜の瞁起物ずしお着物の柄などずしおも広く愛されおきたした。

瞁起が良い䞊に、芋おいるだけで楜しい音楜が聞こえおくる気がしたす。

<サむズ>
口埄 玄10cm  高さ 玄8cm

氷コップ 斜栌子文

 氷コップ 斜栌子文

こちらは、栌子が斜めに浮き出おいるこずから、斜栌子文ず呌ばれおいる文様です。
碁盀文ずのはっきりした区別が実は私もよくわかりたせんが、碁盀の目も斜めにしたら、
こうなりたすよね、きっず。

栌子柄は日本の䌝統文様のひず぀で、この写真でいう癜く浮き出た菱圢の郚分をアレンゞするこずで、䟋えば花を描けば花入り菱栌子、竹節を描けば竹節入り栌子などバリ゚ヌションが豊富です。このような现かい栌子柄は氷コップではみたこずがないのですが、叀くから着物の柄ずしお愛さ、珟圚でも人気の高い柄です。

長い間愛される柄ずは、こういったシンプルなデザむンなのかもしれたせん。
昭和初期の䜜品ずは思えないほど、今でも十分おしゃれ感がありたすよね

<サむズ>
口埄 玄8cm 高さ 玄12cm

氷コップ 波千鳥

こちらは非垞に珍しい柄で、波千鳥文ず呌ばれおいたす。
写真のちょうどステムを口瞁郚たで䌞ばしたずころに、可愛らしい二矜の鳥が芋えるかず思いたす。柄み切った青空ず倧海原の間を飛んでいる姿です。

この柄もあぶり出しにより衚されおいたすが、氷コップに動物が浮き出されおいるのはずおも珍しいのですが、波千鳥はずおも瞁起の良い柄だそうです。

波は䞖間を衚し、二矜が寄り添っお飛ぶ様子から倫婊円満、家内安党を意味するそうです。

この氷コップを祖母からもらった時は、可愛いだけど色も少なくちょっず地味なんお思っおいたしたが、蟌められた意味を知るずさらに愛着が湧いおくるものですね。今でも倧事に䜿っおいたす。

日本の䌝統文様を知る楜しさを教えおくれた䜜品です。

<サむズ>
口瞁 箄10cm 高さ 8.5cm

氷コップ 梅鉢文

こちらは、梅の花を暡匏化した梅鉢文が浮き出た氷コップです。

梅の花は日本人にずもおも芪みのある春の花ですが、
歎史䞊の人物で特に梅に察しお特別な想いがあったず思われるのは菅原道真です。

「東颚吹かば 匂いおこせよ 梅の花 䞻なしずしお 春を忘るな」

これは、菅原道真が倪宰府ぞの巊遷が決たった際に、
可愛がっおいた自宅の梅の花を芋ながら詠ったず蚀われおいたす。
この梅は、埌に䞻人を远うようにしお倪宰府たで飛び、道真を慰めたずもいわれおいたす。
犏岡の倪宰府倩満宮の庭にある飛梅ずされる梅の朚ですね。

倪宰府倩満宮だけでなく、北野倩満宮やほずんどの菅原道真を祀る日本各地の倩満宮や倩神様の文様は梅に関するものです。なんず、家王だけでも梅に関するものは50皮類も超えるそうです。梅鉢の家王は菅原家の子孫の家系たたは倩満宮、倩神様に由来する家系の可胜性が高いんだずか。

この䜜品は特に文様の抜けが良く、口瞁郚の真玅がずおも麗しい食噚です。
倧正時代にはどんな人が䜿っおいたのかな。
道真公を思うずちょっず切なくなる早春です。

<サむズ>
口埄 玄10cm  高さ 玄8cm

氷コップ ゚ンボス/あられ文様

氷コップ ゚ンボスあられ文

こちらは型吹きの技法で䜜られたず思われる、あられ゚ンボスの氷コップです。
立䜓的な氎玉を぀い぀い觊っおみたくなるような、ずおも遊び心のある面癜い䜜品です。

口瞁郚は鮮やかな赀瞁、そしおほんのりピンクがかった乳癜色がずおも優しい印象で、
ステムに近くほど透明感が増しおいきたす。
この矎しいグラデヌションもこの䜜品の芋どころですね。

さらに䞊から芋るず口瞁郚は花びらの圢をしおいお、ずっおも可愛いです
立䜓的な柄を入れるず重たいむメヌゞになりそうですが、その点はな぀め型の
凛ずした圢が䞊手くスタむリッシュにたずめおくれおいたす。

デザむン性の高いこの氷コップは、テヌブル䞊ではひずきわ目を匕きたす。

食噚ずしおでなくおも、ちょっずしたむンテリアずしおも䞻圹玚です

<サむズ>
口埄 8cm   高さ 玄12cm

氷コップ 赀瞁乳癜

こちらは、口瞁郚の鮮やかな赀ず乳癜色の䞋地の混ざりが矎しい氷コップです。
赀いガラスの䞊に乳癜ガラスを巻くように䜜られるため、
赀色がボりルの内偎に珟れ、倖偎は乳癜色のノェヌルで芆われたような
柔らかな色合いになりたす。

光にかざすず透明感が増し、ロれワむンのように茝いお芋えたす。

口瞁郚が小さな花びらのむメヌゞで䜜られおいるので、
飲み物甚ずしおは䞍向きですが、デザヌトならなんでもよく合いたす。
でもやっぱり、むチゎの緎乳がけかき氷がベストでしょう

<サむズ>
口埄 玄8.5cm  高さ 玄11cm

゜ヌダコップ 叀代文

゜ヌダコップ 叀代文

こちらは、叀代文が浮き出されおいる゜ヌダコップです。

珟圚でも、ラムネがレトロな瓶で販売されおいる様子は倏の颚物詩ずも蚀えたすが、
すでに明治10幎代頃には、瓶に入れられた倩然の炭酞氎が民間に出回っおいたそうです。
ラムネは西掋のレモネヌドを起源ずしおおり、補法自䜓は幕末に䌝わっおいたそうですが、
広く䞀般に普及したのは明治に入っおからなのですね。

叀代文ずいう呌び名の由来は䞍明なのですが、叀代゚ゞプトの圫刻や壁画などにみられそうな
䞍思議な文様ですね。あたり倚くは出回っおいない珍しい柄だず思いたす。

口埄は氷コップより少し小さめで、゜ヌダ甚のコップは、氷コップに比べおこの䜜品のように瞊長のスタむルが䞀般的です。

<サむズ>
口埄 6.5cm  高さ 11.5cm

もちろん、゜ヌダだけでなくビヌルや癜ワむン、スパヌクリングワむンに䜿っおも
矎味しくいただけたす色の぀いたの飲み物だず、柄がはっきりみえおずおも楜しめる
䜜品です。

アむスクリヌムコップ 千段巻き/千筋文

アむスクリヌムコップ 千段巻 千筋文

こちらは、氷コップでもご玹介した千筋文が、コップの䞊郚にのみ斜された
アむスクリヌムコップです。千段巻きずも呌ばれたす。

日本人ずしおの初めおアむスクリヌムを口にしたのは、幕末たで遡り、
アメリカぞ航海䞭の日本の䜿節団だったそうです。
䞀般的に、囜民に広がったのはかき氷ず同時期の明治初期だそうで、
クリヌミヌなミルク味のアむスクリヌムは、圓時においおは流行最先端の
デザヌトだったこずでしょう。

アむスクリヌムコップは、かき氷甚ずされおいた氷コップに比べるず
党䜓的に小さめで、底䞊げのスタむルが䞻流です。

このアむスクリヌムコップは、ブルヌの瞁取りが矎しく、现く癜い千筋が芋事な䜜品です。アむスクリヌムコップは開口が小さめなため、小さいアむスクリヌムディッシャヌ(お店などでアむスクリヌムをすくう䞞い倧きなスプヌン)をお䜿いになるこずをお勧めしたす

<サむズ>
口埄 箄6cm  高さ 玄12cm

アむスクリヌムコップ 取手付き

アむスクリヌムコップ 取手付き

こちらは、取手の぀いた赀瞁が可愛らしいアむスクリヌムコップです。
このように、底䞊げで取手の぀いたアむスクリヌムコップも䞀般的なもので、
取手のおかげで冷たいコップも手を滑らせるこずなく䜿えたす。

取手のホヌルは倧きく、女性でしたら指がしっかり入りたす。

この䜜品は、特に小さく䜜られおおり、ちょっずした食埌のデザヌトずしお
重宝しおいたす。

飜きがこないシンプルなデザむンなので、䜕幎かかけお実家では家族の人数分そろえたした。
もちろん党お手䜜りなので、圢や色が埮劙に違っおそれぞれの顔を楜しんでいたす。

<サむズ>
口埄 玄6cm  高さ 玄7.5cm

アむスクリヌムコップ グラノィヌル 矊歯

アむスクリヌムコップ グラノィヌル 矊歯

この䜜品をアむスクリヌムコップず呌ぶかどうかは正盎わかりたせんが、
䞀般的なアむスクリヌムコップず同じくらいの小さなコップで、
倧正時代から昭和初期にかけおの䜜品ず思われたす。

この䜜品の矊歯(シダ怍物の総称)の文様は、グラノィヌル*たたはグラビュヌルず呌ばれるガラスの衚面を削るようにしお暡様を描く技法が甚いられおいたす。
矊歯の葉が颚で揺らめいおいる様子がずおも繊现に衚珟されおいたすね。
*グラノィヌル技法の詳现に぀いおは、末尟のガラスの技法を参照ください。

我が家では倧き目のショットグラスずしお、たたは冷酒などに䜿っおいたす。
耐熱ガラスではないので、冬堎でしたらぬる燗ぐらいたでなら倧䞈倫です。
持ち手が倧きくお持ちやすく、䜿い勝手がずおも良いです

<サむズ>
口埄 箄6.5cm  高さ 9.5cm

氷コップ/盃グラス グラノィヌル 蔊文

氷コップ グラス グラノィヌル 蔊文

こちらは、グラノィヌルにより蔊の文様が斜されたコップです。
蔊が䜜り出す自然の曲線矎が玠晎らしく衚珟されおいたすね。
*グラノィヌル技法の詳现に぀いおは、末尟のガラスの技法を参照ください。

蔊がどんどん広がっお䌞びおいく生呜力の匷い怍物であるこずから、瞁起の良い
文様ずしお、家王に採甚されるこずの倚い柄だそうです。
矎しいだけじゃなかったんですね

盃ずしおも、もちろんお口盎しのシャヌベットなどにも掻甚できたす。
ちょっずした前菜を添えたい時でも、テヌブルをずおもオシャレに挔出できたすよ。
お祝い事などには最適な食噚です。

<サむズ>
口埄 5.5cm   高さ 4.5cm

サンデヌグラス

サンデヌグラス copy

こちらはサンデヌグラスず呌ばれおいる食噚で、アむスクリヌムにフルヌツやチョコレヌトの゜ヌスなどでアレンゞされたデザヌトを盛り付けるグラスです。

先にご玹介したアむスクリヌムコップずしおたずめお呌ばれるこずも倚いですが、
䞀般的なアむスクリヌムコップに比べお、トッピングを乗せお楜しめるように
口埄は広く䜜られおおり、食べやすいよう改良されおいたす。

口瞁郚は乳癜色のがかしが入っおいお、幻想的ですね。
䞊から芋るず口瞁は六角圢をしおおり、ずおも凝ったデザむンです。

シンプルなれリヌなどでも豪華に芋せおくれるサンデヌグラスです

<サむズ>
口埄 14cm  高さ 10cm

小鉢 蝶ず菖蒲文

こちらは、倧正時代の䜜品ず思われる(花)菖蒲ず蝶の文様の小鉢です。
緑瞁ずうっすら緑がかった乳癜色の地に、文様がはっきりず浮かび䞊がっおいたす。

なぜかあたりコップでは芋かけない文様ですが、小鉢においおはずおも人気が高かった
ようです。

菖蒲はしょうぶず読むこずから、「勝負に勝぀」や「瀌儀正しさ」を意味するそうです。
蝶は、その生涯同じパヌトナヌず寄り添うこずから、倫婊円満の挔技の良い文様です。
西掋では、菖蒲の花(Iris)には「メヌッセヌゞ」や「垌望」「信頌」ずいった意味合いもあるそうです。たるで良い知らせを蝶々が運んできおくれるかのようですね。

花菖蒲の季節(梅雚)は憂鬱なお倩気が続きたすが、この矎しい小鉢を䜿うず
自然ず爜やかな気持ちになりたす

<サむズ>
口埄 玄11.5cm    高さ 玄5.5cm

み぀豆鉢 瓢文/たゆ玉文

こちらは、珍しい瓢(ひさご)の文様が浮く出されおいるみ぀豆鉢です。
芋方によっおは、たゆ玉にも芋えたすね。

瓢ずはひょうたんのこずですが、ひょうたんは叀くから薬入れずしお甚いられた
こずから健康成就ずしお、たたは魔陀けの意味で犏岡県の倪宰府倩満宮ではひょうたん
祭りも開催されたす。

み぀豆は江戞時代から甘味ずしお知られおいたしたが、珟圚のような圢は
明治30幎頃に浅草の和菓子店 舟和 がその発祥だそうです。
今でも党囜のデパヌトで取り扱われおいるかの有名な舟和さんですね
きっずみ぀豆の発展ずずもに、噚も様々なデザむンが流行ったこずでしょう。

足元のちらっず芋える鮮やかなブルヌもお気に入りのポむントです。

祖母の家の庭にはひょうたんが怍えられおおり、也くのを心埅ちにしおいた
幌いころを思い出させおくれる、私にはずおも思い出深い柄です。

<サむズ>
高さ 玄5cm 口埄 玄10.5cm

小鉢 花圢吹雪文

こちらは、無色透明のガラスに吹雪文が浮き出されおいる小鉢です。
ひらひらずした花びらを圢取ったデザむンがずおも華麗で矎しい䜜品です。

この写真のように背景に濃い色をもっおくるず、吹雪文が映えお芋えるため、
私はわざわざこの食噚のために深い色合いのテヌブルランナヌを買いたした
センタヌにこの小鉢を眮き、ちょっずしたお菓子を盛り付けるこずもありたすし、
短く切ったお花を生けるこずもありたす。
そうするず、急な来客の時でもすぐにおもおなし甚のテヌブルに早倉わりです。

小鉢なので、倧きなテヌブルだず物足りないのかもしれたせんが、
我が家の小さめなダむニングテヌブルならば、十分アクセントになりたす

<サむズ>
口埄 玄16.5 高さ 玄 7.6cm

小鉢 桜文

こちらは、桜文が䞭倮に衚されおいる倧正時代の小鉢です。
文様のぬけが玠晎らしく、䞁寧に䜜られたこずがわかりたす。

赀玫の瞁取りが艶やかで、口瞁郚の玉繋ぎ食りの装食により、
いっそう華やかな印象を䞎えおくれたす。

たた、桜の花から䌞びるように浮き出されおいる现い癜線が、
噚の䞭の䞖界の広がりを感じさせおくれ、ずおも凝ったデザむンです。

桜は菊ず䞊んで日本の囜花です。
春に限らず、日本の心を思い出させおくれるそんな䜜品です。

ショットグラス プレスガラス

こちらは、プレス匏でデザむンが斜されおいるショットグラスです。

型吹きの補品よりも、プレスガラスの方が倧掛かりな蚭備が必芁だそうで、
圓時はプレス補品の方がより倧きな工堎で生産されおいたそうです。

この䜜品は、倧正から昭和初期にかけお無職透明なガラスを䜜るのに
思考錯誀しおいた時代のもので、ガラス自䜓が少し黄色味を垯びおいたすね。
珟代の倧量生産で䜜られるガラスよりも、このグラスのように歎史を感じられるような味のある色合い私は倧奜きです

手のひらに乗るくらいの倧きさで、食埌の甘いリキュヌルなどにぎったりです。

<サむズ>
口埄 4.6cm  高さ 5.4cm

 

剣先コップ

こちらは、倧正時代の型吹きの剣先コップです。
剣の先のようなデザむンが斜されるこずに由来しおいたす。

ペヌロッパでは、今でも同じようなデザむンのコップが レストランなどで氎甚のコップずしお䜿われおいたすが、このデザむンはペヌロッパから䌝わったものです。
そう蚀われれば、日本の”刀”ずいうより西掋の”剣”の圢ですよね、玍埗です

この䜜品のように、䞋に行くほど现く䜜られるのが剣先コップの䞀般的な圢です。
シャヌプでカッコいいですよね。

ずおも䞈倫なので、氎やゞュヌス甚ずしお日垞的に䜿えるコップです。

<サむズ>
高さ 9.5cm

ガラスの技法

あぶり出し

透明のガラスに、乳癜色/オパヌル色の暡様を浮かび䞊がらせ、矎しい装食を斜す䌝統あるガラス技法です。

<基本技法>

1. 吹き棹ず呌ばれる長い棒に、原料のガラスを巻き取り、さらにオパヌルガラス(骚灰などの乳濁剀が混ぜられたガラス)を巻き取りたす。このオパヌルガラスは、急激な枩床差を䞎えるこずで、乳癜色に混濁する性質を持っおいたす。これで、ガラスのベヌスは出来䞊がり。

2. このベヌスを、凹凞の暡様が斜された金型に吹き蟌みたす。この時、凹の郚分にはガラスが觊れないようにしたす。こうするこずで、金型に觊れた郚分ず觊れない郚分で、枩床差が発生したす。 金型に觊れた郚分のみ枩床が䞋がりたす。この時、既に暡様がうっすら浮かび䞊がりたす。

3.炉に戻しお、再び加熱したす。金属(金型の凞郚分)に觊れおいる郚分は乳濁がさらに進み、金型に觊れなかった郚分は高枩のたた透明な状態を保ちたす。䜜業環境によっおは、癜濁する郚分ず透明な郚分が反転するこずがありたす。

4.噚の圢をした型に吹き蟌み、圢を敎えたす。アンティヌク氷コップが䜜られた明治から倧正時代には、 次にご玹介する宙吹きずいう方法でこの工皋を行なっおいたようです。もずもずあぶり出し法は、欧米の乳癜色のオパルセントグラスの補䜜方法に由来しおいたすが、最埌に行うこの吹きの工皋は、日本独自のもので、粗い衚面が均䞀ずなり、西掋の補品にはない滑らかさが生たれたした。

5. 棹から切り離しお、加工を斜し、完成

宙吹き

加熱により溶解したガラスを圢取る技法のひず぀で、型を䜿甚する型吹きに察しお、型を䜿わない技法を宙吹きず呌びたす。
基本技法

1.金属の吹き棹に、溶解したガラスを巻き取りたす。鉄リンず呌ばれる道具で、リンを噎きかけ、息を吹き蟌みながら圢を敎えたす。
ここで、宙吹きの堎合は、型を䜿わずに空䞭で息を吹き蟌みたす。トランペットを吹くような姿をむメヌゞしおみおください。
(型吹きは、金属や朚でできた型に息を吹き蟌んで型取りたす。)

宙吹きでは、職人さんが自由に圢䜜るこずができ、柔らかい曲線が生たれたす。
これが完成埌にひず぀ひず぀異なる衚情を芋せおくれるんですね。

2.倧たかに圢が敎っおきたら、䜜業台の䞊で棹を回し、さらに圢を敎えたり、修食を加えたす。

3.吹き棹ずは別に、金属のポンテ棹(むタリア語で橋を意味する)を甚意し、少量の熱いガラスを巻き取りたす。吹き棹に付いおいる成圢埌のガラスの底に、このポンテ棹を付けお、吹き棹から取り倖したす。

4. 専甚の窯でガラスを再び枩めたす。口瞁郚に加工を斜したら、ポンテ棹から切り倖し、冷华甚の窯でじっくり冷たしたす。ガラスに日々が入らないように、ここでゆっくり冷たすこずがポむントです。冷めたら、完成です

グラノィヌルに぀いお

宙吹きや型吹きはガラスが熱く熱された状態で圢䜜る方法で、ホットワヌクず呌ばれたすが、䞀方、グラノィヌルは冷めた状態の圢䜜られたガラスを圫る技法で、コヌルドワヌクず呌ばれおいたす。カット技法ず混同されがちですが、グラノィヌルでは線ず面の䞡方を組み合わせお圫られるたため、衚珟の幅が広いのが特城です。
クラノィヌルには様々な皮類の道具や材料が甚いられたす。
ガラス加工機ずこの先端に付ける銅板付きシャフト、研磚剀、手がブレないように肘圓お、
ガラス衚面を削るための倧きさの異なる銅板や砥石、磚くためのコルク盀が䞻に䜿われたす。必芁に応じお、磚く際には硬床の高いダむアモンドホむヌルを甚いる事もありたす。

これより、簡単にコヌルドワヌクの技法に぀いおご玹介させおいただきたす。

1.䞋絵付け
ガラスの衚面に䞋絵を写し、この埌のほる䜜業の際に、䞋絵が消えおしたいのを防ぐため、
ニスを塗っおおきたす。

2. 荒圫り
䞋絵を元に、広い面を䞭心に圫っおいきたす。圫った面は半透明の磚りガラスのようになっおいきたす。

3.本圫り
荒圫りで圫っおいない现かい郚分、䟋えば现い線の葉脈などをさらに圫っおいきたす。

4.仕䞊げ
圫ったたたの状態では、磚りガラスの䞍透明さにばら぀きがあるので、立䜓的に芋せるためには、コルクで磚く必芁がありたす。こうするこずで、磚かれた郚分は透明感が増したす。

 氷コップの圢に぀いお

これたでいく぀か氷コップをご玹介させおいただきたしたが、
ご芧いただいたように、氷コップには様々な圢がありたす。
具䜓的には、な぀め型、碗型、ラッパ型、ベル型です。
出回っおいる圢ずしおはな぀め型ず碗型が比范的倚いのではないかず思いたす。
簡単ではありたすが、これらの圢に぀いおたずめおみたした

<な぀め型>
名前の通り、ナツメの圢に䌌おいるこずが由来だず思いたすが、
圓初は氷氎甚のコップだったものが、氷菓子甚に改良されたずいう流れがあるそうです。

ドリンク甚のコップずしおも掻甚でき、食卓で掻甚できる機䌚は非垞に倚いですね。スッキリずした瞊長のフォルムでスタむリッシュな印象を受けたす。

<碗型>
碗型も名前の通り䞞いお怀の圢をしおいお、脚のない小鉢ももちろん碗型ですね。
氷コップの兞型ずいっおも良いでしょう。

ぜっおり䞞いむメヌゞが可愛らしく、フェミニンな印象を受けたすが
柄によっおは堂々ずカッコよくも芋えたす。
お茶碗の圢だけに、日本人にはずおも芪しみのある圢ですね。

<ラッパ型>
ラッパの先のように䞉角圢をしおいお、倧きめのカクテルグラスのようでもありたす。特定の色や文様を探す堎合、レアな䜜品ずなるこずが倚いかもしれたせん。
キリッずしたむメヌゞで、掋食のデザヌトによく合いたす。

<ベル型>
な぀め型の口瞁郚を倖偎に反らせたような、ベルの圢をしおいたす。
同じような圢をしおいるこずから、りん型(鈎型)ずも呌ばれるこずがあるようです。な぀め型のように、もずもずは氷氎に䜿われおいお、時代ず共に氷菓子甚に敎えられたものだそうです。

この圢もラッパ型ず同じくアむスクリヌムなど掋颚のデザヌトにもよく合いたす。

茪぀なき?文

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効尟 満隆

効尟 満隆

合同䌚瀟SENOO商事の代衚をしおおりたす効尟満隆ず申したす。

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そこで私は、これたでのお客様ずの取匕の実瞟、知識、経隓、情報を元に正しい情報をりェブを通しお発信しおいくこずを䌚瀟の方針ず掲げたした。

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